時計じかけのオレンジ

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ヒロアカ

 また新たにアニメキャラがルドヴィコ療法の被験者にさせられました(笑。『僕のヒーローアカデミア』のA組B組対抗試合で芦戸三奈は峰田実に助けられたのですが、そのどさくさに紛れて「エロ行為」をされてしまったので、その罰として与えたのがルドヴィコ療法だった、というオチです。実はこのシーンは原作漫画217話「新しい力とオール・フォー・ワン」に登場しています。つまり「原作準拠」。作者の堀越耕平氏のちょっとした「お遊び」なんでしょうね。

 その他、過去にアニメ作品に登場したルドヴィコ療法はこちら。該当話はこちらで見逃し配信されていますので、興味のある方はぜひどうぞ。
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 アメリカの『オレたちひょうきん族』(実際は逆ですが。汗)と言われる『サタデー・ナイト・ライブ』の第6シーズン第2話(1980年11月22日OA)、アレックス役のマルコム・マクダウェルのゲスト回で、マルコムが『時計じかけのオレンジ』のセルフパロディを披露し、その動画が公式でアップされていたのでご紹介。

 最後の、口の左側をあげる表情はマルコムならではで、さすが「ご本人」といったところですが、実はこの第6シーズンは評判が悪く、しかもこの2話はその中でもさらに評判が悪いそうです。1975年に始まったこの長寿番組も5年が経ち、当初のプロデューサーが燃え尽き症候群に陥り、プロデューサーもキャストも一新してスタートしたものの、以前の「パワー」を失っていたんでしょう。そんなこととは無関係にキャスティングされたはずのマルコムですが、1980年にわざわざアメリカに渡って『時計…』のパロディを披露するということは、以前この記事でご紹介した、『時計…』ビデオ化のプロモーションの意味があったのではないかと推察しています。

 マルコムはこの番組で、ジョン・レノンに扮してインタビューを受けるというコントがあったのですが、この回がOAされた直後の12月8日にあんな悲劇がまっていようとは、マルコムもこのコントの脚本を書いた放送作家も思いもしなかったでしょう。マルコムのジョンは以下の通り全く似ていません。ヨーコに至ってはまあ・・・アメリカ世間一般的にはこう思われていたんでしょうね(笑。


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 どんなパロディかは動画を観ていただければ一目瞭然として、どうして『念入り』と題された個人PVの予告編が『時計じかけのオレンジ』の予告編のパロディなのか?ということなんですが、まあ予想として本編の『念入り』のストーリーが、矢久保さんが彼氏(?)の部屋に「サプライズ訪問」し、そのまま●Pになだれ込む・・・なんてことはないでしょうね、さすがに(笑。まあ、元ネタを知っていると、そんなヤマシイ想像もしてしまうのですが、ご本人はアイドルオタクだそうで、『時計じかけのオレンジ』はご存知ないと思いますし、もし視聴済みだとしても、そうとは言えないでしょう。単純に監督さんの趣味なんでしょうね。

 矢久保美緒さんは、乃木坂46の4期生のメンバーということなのですが、乃木坂46のサブグループ(って呼べばいいの?)という理解でいいんでしょうか?人気投票などを見ると、決して人気メンバーというわけではないようですが、可愛いと思いますし、これからの活躍を期待したいです・・・と、生田絵梨花さんと齋藤飛鳥さんしか顔と名前が一致しない管理人が言ったところで説得力ないですね(汗。
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DSC01479 - Trinity Road - Swandon Way
アレックスたちが浮浪者を襲った通路「TRINITY ROAD SWANDON WAY」

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「TRINITY ROAD SWANDON WAY」の内側。(以上2点 photo by www.ispeaksoquietly.net

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映画での登場シーン。

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撮影時のスチール。奥左側の入口らしき構造物と上り坂の道、右側に向かう道が一致。

 『時計じかけのオレンジ』でアレックスたちドルーグが浮浪者を襲った通路は、ロンドン西部のテムズ川にかかるウォンズワース橋の南側、ラウンドアバウト下にある4つの通路のうち、一番南側の通路が撮影場所になります。その4つの通路にはそれぞれ

西に伸びる通路:「WANDSWORTH BRIDGE ROAD SWANDON WAY」
北に伸びる通路:「WANDSWORTH BRIDGE ROAD YORK ROAD」
東に伸びる通路:「TRINITY ROAD YORK ROAD」
南に伸びる通路:「TRINITY ROAD SWANDON WAY」

と名前がありますので南側、つまり「TRINITY ROAD SWANDON WAY」が撮影場所になります。

 この場所を「聖地巡礼」でご訪問されたK様によると

実際に現地に行ってみると、同じような形状の通路があり、どれがどれなのか正確に把握できないまま撮影しました。

とのことで、かなり戸惑われたそうです。

 私もその事実をGoogle Mapで把握はしていたのですが、私自身は現地へ赴いたことはなく、しかも海外のファンも間違った通路で記念撮影しているなど、特定には慎重にも慎重を期しました。その結果、映画の登場シーンとK様の写真、Google Map、ネット情報などを総合して南側通路、すなわち「TRINITY ROAD SWANDON WAY」と特定させていただきました。

 もし今後、当地に聖地巡礼に赴くファンがいらっしゃいましらたら、せっかくの訪問なのに間違った通路で記念撮影しないよう、くれぐれもご注意を。

▼この記事の執筆に当たり、以下の記事を参考にいたしました。
Google Street View
MOVIE-LOCATION.com : A Clockwork Orange

初出:2014年5月2日
加筆・修正:2021年5月24日
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 『時計…』の劇場での乱闘シーンなど、暴力シーンに使われた、ジョアキーノ・ロッシーニのペンによるオペラのオープニング曲『泥棒かささぎ〈序曲〉』。このオペラ『泥棒かささぎ』のストーリーは以下のようなものです。

 村のお屋敷の召使いのニネッタは、家の主人の息子ジャンネットとは結婚を誓い合った仲。しかし二人の仲を快く思っていない女主人は、ニネッタになにかとつらくあたります。今日も銀の食器が足らなくなっているのに気づいてニネッタのせいだと咎めます。かつてニネッタに横恋慕したものの、袖にされてしまった腹黒い代官は、これを聞いて又とないチャンスだと、ニネッタを逮捕してしまいます。当時の法律では、召使いが泥棒をした場合には死刑にできるのです。代官は「死刑になりたくなければ、わしと一夜を共にするがよい。」ともちかけますが、ニネッタは断固はねつけます。

 かわいそうなニネッタ!とうとう裁判で死刑を宣告されてしまいます。と、その時、びっくりするような知らせがもたらされました。食器盗みの真犯人が分かったというのです。いったい誰だったと思います?台所から銀のスプーンやフォークをくわえては、巣まで運んでいっていたのは、お屋敷のまわりに住み着いていたいたずら好きなかささぎだったのです。疑いがとけたニネッタは、改心した女主人にも祝福され、晴れてジャンネットと結婚することができましたとさ。めでたしめでたし。

(引用元:ジュラシック・ページ/どろぼうかささぎ


 まるでチュンチュンと、かささぎ(暴漢)がそこらじゅうを飛び回っているような軽快な曲ですが、キューブリックがこの曲を選んだ意図を想像すると、やはり「暴力シーンをコミカルに見せることによって厳しいレイティングを避けようとした」と考えざるを得ません。これは『時計…』全般に言えるのですが、全編で使用された様々なクラシックやポップス(『第九』『雨に唄えば』はその典型)がこの作品を一種のコミカルな「歌劇」のように彩っていて、それらが映像の色彩のカラフルさと相まって一種独特な、サイケデリックな高揚感がある世界観を構築しているのがわかります。

 実は原作小説はこれとは真逆で、薄汚れて陰鬱としたモノクロームの荒廃したロンドンが舞台になっています。ですので、それに準じた陰鬱で激しい選曲をするとより過激さが強調されてしまい、レイティングを厳しくされてしまう可能性があったのです。「X指定」(ポルノ映画と同義)ではなく「R指定」を狙っていた(詳細はこちら)キューブリックは、「シリアスさを笑いで回避する」という、過去にも使った(『博士の異常な愛情』はその典型)同じ手段を用いて、『時計…』での厳しいレイティングを避けようとしたのだと思います。ですが、その「笑い」があまりにも効果的すぎて、暴力を肯定的に見せてしまうという副産物を生み出してしまいました。もちろんキューブリックはある程度それは承知の上だったとは思いますが、今回ばかりはキューブリックの想像をはるかに超え、「暴力賛美」との激しい非難の集中砲火を浴びることになってしまったのです(ちなみにキューブリックは「この映画が暴力賛美と捉えられているのが理解できないでいる」と語っている)。

 ところで、キューブリックが『時計…』のサントラをエンニオ・モリコーネに依頼しようとしていて、『殺人捜査』とそっくりな曲を望むほど気に入っていた(ソースはこちら)という話があるのですが、その曲は以下になります。



 この曲、なんとなく『泥棒かささぎ』と似ているような・・・。もしそうなら、キューブリックはやはり暴力シーンにコミカルな劇伴を使うことにより、シリアスさを回避しようとしていたんだと思います(もちろんよく言われる「音楽の皮肉な使い方」効果も)。

情報提供:シネマホリックさま
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