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この人を見よ!歴史をつくった人びと伝 4 手塚治虫(amazon)


 ある日、図書館にある検索の端末に何気なく「スタンリー・キューブリック」と入力したところ、この書籍がヒットしました。キューブリックと手塚治虫といえば例の手紙のエピソードだろうな、と思って確認のために本棚を探したのですが目的の本がみつかりません。仕方がないので係の方に案内をお願いし、案内されて驚きました。なんと「児童書」のコーナーにあったのです。手に取って読んでみると、なるほど児童書なのですが、手塚治虫の数あるエピソード(「伝説」ともいいますが。汗)の中でこれが選ばれるとは、となかなか感慨深いものがありました。

 この本を読んだお子さんがキューブリックのことを知り、やがて「映画沼」にハマっていく・・・という事例がどこまで現実味があるかは全く想像できませんが、Twitterで「お父さんの持ってたDVDで『2001年宇宙の旅』を観た」とか、「家にあった『時計じかけのオレンジ』を観ようとすると親に止められた」などといったツイートをたまに見かけることがあります。「キューブリック作品はこうして継承されていくんだなあ」と感慨にしたってよいものやら悩むのですが、そのアーティストや作品との出会いが人生のどの時期の、どういう形であっても、「出会うものには遅かれ早かれ出会ってしまうもの」だと思っています。まあ、出会ってしまったのなら仕方がありません。潔く諦めていただいて(何を?笑)、その後の人生を「正しく狂わせて」いただけたらな、と老婆心ながら思っております。