「君たちか?」

「ええ、ちょっとした緊急事態です。我々はプログラマーで、パラレルワールドから来たのですが、ソフトウェアを探しています」「我々の世界のインフラはいつ崩壊してもおかしくありません。しかし、この建物で35のプラットフォームを1つにする強力なプログラムを見つけました」

「聞いてください、パスなしでは誰も入れません」

「だけど我々は本当にプログラマーだから・・・」

「パスを入手してください!」




 ざっとこんな会話をしているみたいです。明らかに色が違うだけの宇宙服を着て、真っ白なIBM(ビッグ・ブルー)のビルを訪問したプログラマーを名乗る人物。IBMとしては意地でも「宇宙服を着た部外者」が「コンピューター室に入る」ことを阻止したいようです。まるでシネスコのようなワイド画面にも意味がありそうですが、何か「トラウマ」でもあるんでしょうか?(笑。

 このCMがいつ制作されたものか詳細は不明ですが、クラークは生前、公開から年月を経て、IBMが『2001年…』に協力したことを自慢しているらしいことを知り、「(噂を)否定するのを辞めた」と語っています。「HALはIBMのアルファベット一文字ずらし」という説の真偽については以前この記事で検証した通りですが、当のIBMが「トラウマ」になっているのだとしたら・・・やっぱり「本当」かもしれませんね。