『霊幻道士』懐かしいですね。旧作は1985年の公開で、一大アジアホラーブームを巻き起こしました。台湾映画かと思っていたのはTVシリーズで、映画は香港制作なんですね。初めて知りました。その『霊幻道士』、『呪怨』シリーズの清水崇監督がプロデュースしダークホラーとして復活させたのが2013年制作の『キョンシー』(殭屍/Rigor Mortis)で、その中に『シャイニング』の双子の少女(悪霊だそうです)らしきキャラが登場するそうです。
元の『霊幻道士』はホラーコメディで当時の子供たちに大人気だったわけですが、一切の笑いを封印し、ダークホラーに生まれ変わりました。ストーリーは「霊幻道士役のアクションスターとして名を馳せたチン・シュウホウは、今は落ちぶれて妻子からも見放され、死に場所を求めて幽霊が現れるという団地に辿り着く。そこの2442号室に入り首を吊った瞬間、チンに双子姉妹の悪霊が取り憑き、それに気づいた道士ヤウに間一髪で救われる・・・(引用:wikipedia/キョンシー)」というもので、霊幻道士役のチン・シュウホウ(本人)が登場するなど、旧作のオマージュが散りばめられています。
予告編は下記の通り。作品としての評価は賛否両論あるようですが、旧作のコメディ路線は一切ないみたいですので、それを割り切っての鑑賞がオススメですね。