※『A.I.』のジゴロ・ジョーのシークエンス。

1体84万円に「数千件の予約注文」。AI研究者から擁護論も

 米ニュージャージー州に拠点を置く新興企業トゥルーコンパニオンが、"世界初のセックスロボット"と銘打つ女性型セックスドール「Roxxxy」(ロキシー)の年内発売を目指している。また、ラブドールを販売しているカリフォルニア州のアビス・クリエーションズも、自社製品に装着可能な、人工知能(AI)を搭載する頭部を開発中だ。

〈中略〉

 よく知られるように、セックスロボットのアイデア自体はSF作品でたびたび使われていて、映画ではスタンリー・キューブリック原案、スティーヴン・スピルバーグ監督の『A.I.』でジュード・ロウがセックスロボット役を演じていたし、英国で今年1月に公開された『エクス・マキナ』(日本公開は未定)にも、高度なAIヒューマノイドが担うセックスロボット的側面にかかわる描写がある。一方で、ラブドールが人間のパートナーとして描かれた映画も、ライアン・ゴズリング主演の『ラースと、その彼女』、是枝裕和監督の『空気人形』などが思い浮かぶ。

〈以下略〉

(全文はリンク先で:ニューズウィーク日本版/2015年9月18日




 随分と刺激的な見出しが躍っていますが、キューブリックは『A.I.』で「愛」という概念を「あまりにも抽象的で曖昧なため、機械には理解できないもの」として描いています。主人公のデイヴィッドに母性愛を、ジゴロ・ジョーに性愛を象徴させたのはそのためですが、スピルバーグがあまりにもベタに(笑)ラストシーンを描写してしまったために、キューブリックの言う「マジック」が全て台無しになってしまっていまいました。もしキューブリックが監督していれば、もっと露骨な性描写を入れてジゴロ・ジョーの役割を大きくし、ラストシーンにあのわけのわからないCG機械人間など登場させなかったでしょう。

 ところでこういった性処理ロボットというのはSFなどで古くからあるテーマですが、かなり現実味を帯びてきたようですね。まあ不気味の谷を越えない限り産業としては難しい気がしますが。日本ではいっそのこと萌えに走った方が実用化が早いような気がします(笑。数年後のアキバには萌えロボット風俗店が乱立してるかもしれませんね。


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