2021年08月

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 なんともまあそのまんまなネーミングのバンドが存在するんですね。記事によると「メロコア」と紹介されていますが、個人的にはデスメタルだと思うんですが・・・。どうも最近の音楽シーンのカテゴリー分けにはちょっとついていけなさを感じます。

 まあ音楽性はともかく、思い切ったネーミングの割にはとっても寂しい登録者数と再生数。一年前にリリースされたこの曲に至っては3ケタって・・・。



 ところでデスメタルバンドと言えば、キューブリックの孫サム・キューブリック=フィニー(キューブリックの次女アンヤの息子)が所属していた「SHIELDS(シールズ)」が解散したそうです。2018年にギタリストのジョージ・クリスティーが自殺してしまい、活動を停止していたのですが、結局解散とういことに。サム君はこれからどうするんでしょう?現在キューブリックの家族でスポークスマン的な活動しているのは長女のカタリーナですが、妻のクリスティアーヌはもう高齢ですし、カタリーナももう70歳手前。割り切ってキューブリックのスポークスマンに就任してもいいと思うんですけどね。顔も似てますし。
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2001
画像引用:IMDb - 2001: A Space Odyssey

 映画で観るべきは、俳優たちの顔ぶれやストーリーだけではありません。映画の中にも芸術的瞬間があるのです。そんな美しい映像をつくり上げてきた、最高の撮影監督たちの作品をご紹介します。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:エスクァイア 日本版/2021年8月25日




 「撮影監督」というくくりでエスクァイア誌が映画をピックアップしていたのでご紹介。全60作品内、キューブリック作品では『2001年宇宙の旅』(ジェフリー・アンスワース)、『時計じかけのオレンジ』(ジョン・オルコット)、『シャイニング』(ジョン・オルコット)が選ばれていますが、『バリー・リンドン』(ジョン・オルコット)が選ばれていないのはちょっと不満。『時計…』か『シャイニング』どちらかを外してもいいから入れるべきだと個人的には思います。

 他の作品はリンク先をどうぞ。まあ、エスクァイア本誌のセレクトですので、娯楽性より芸術性が重視された映画が多くセレクトされている印象ですね。
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skull-f**k

I will gouge out your eyeballs and skull-f**k you!

目玉えぐって頭ガイ骨マ●コしてやる!


 数あるハートマン軍曹語録の中で、最上級で汚い言葉がこの「頭ガイ骨マ●コ」だと思うのですが、たいていの人の反応は「なんだよ頭ガイ骨マ●コってwww」という軽いものだと思います。でもこれ、どういう意味(状態)かご存知の方は、かなりのマニアかそういう方面に詳しい人だと思います。かくいう管理人もだいぶ後になって知りました。内容が内容だけにこのブログで意味を書くのは憚られますので、Web辞書の「Weblio」に頼りたいと思います。覚悟して以下のリンクをクリックしてください(女性はやめておいた方が賢明です)。

skull-f**kとは(Weblioより)

 ・・・というわけです。海兵隊は男ばかりの組織(当時)ですので、ここでは「目玉えぐって肛門に突っ込んでやるぞ!」という意味だと思いますが、実はこのプレイ、そちらの方面ではわりと有名なプレイだそうで、そういったニーズに合わせたAVもリリースされているそうです(真偽は不明)。検索すればそのプレイの画像を見ることができますが・・・まあブラクラレベルにグロなので想像するだけに留めておいた方がよろしいかと。同人界隈は詳しくはないですが、リョナ系でありそうな気はします。見たくはないですが。

 さて、知ってしまった以上、このシーンで笑うと「えっ?この人意味知ってるの?」ということになってしまうのでお気をつけください。意味を知らず、語感だけで笑うと誤解の元にもなりかねません。「キューブリックファンなら絶対知っておくべき知識」とまでは言いませんが、知っておいて損はないと思います(確かに笑えますからね。笑)。また、キューブリックに「言葉の汚さが出ていない」と戸田奈津子氏が翻訳を降ろされた件ですが、この部分についてだけは戸田氏に同情します。さすがに・・・ねえ・・・これを女性に訳させるのはちょっと酷ですよね。

2021年8月25日追記:wikiによると「頭部にある穴(特に口腔以外の眼窩などの穴)に男●器を挿入すること」という意味も書かれているので、軍曹が言っているのはこちらの意味かもしれないですね。いずれにしても「非常に強い侮蔑の表現」であることはまちがいないですので、日常生活では使わないようにしましょう(使うことないですけど。笑)。
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zombiesaga04-44

 ・・・ええと、美少女+ゾンビ+ご当地アイドル+佐賀県という理解でよろしんでしょうか??まあゾンビだけにデスメタルなんだなーと思っていたら普通にアイドルポップスだったりしているので、特にこだわりはないんで・・・しょう?

 この第4話は温泉+観光回なんですが、旅館で、廊下で、一点透視で、幽霊・・・いやゾンビってことはやっぱり元ネタはアレなんでしょうね。双子じゃないのがつくづく残念ですが、実はリリイちゃん、××娘なんだそうです。

 この『ゾンビランドサガ』、二期が作られるほど人気だそうです。ちなみに4話のタイトル 『ウォーミング・デッド』は『ウォーキング・デッド』のもじりですね。ちょっとクセのあるアニメですが、ストーリーや設定などかなり練り上げられているので、考察好きな方はハマるかも。機会があれば是非どうぞ。
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2068161
ツインテのナスターシャ・キンスキー。本編シーンか宣材写真なのかは不明。萌える人は萌えるか…も?

〈前略〉

 『ロリータ』の製作が終了して間もなく、キューブリックとハリスは、全寮制女子校の中にある売春宿を描いたロザリンド・アースキンのコミカルな小説『パッション・フラワー・ホテル』の映画化を企画した。この小説は、後にジョン・バリーの音楽で舞台ミュージカルになり、さらに後にナスターシャ・キンスキー主演で映画化された。

「当時、映画を公開するために必要なプロダクション・コードに縛られていたので、性的表現のある映画を撮ろうと真剣に話し合ったんです」とジェームズ・B・ハリスは振り返る。「念のために言っておきますが、すべては仮定の域を出ませんでした。スタンリーの考えは、才能のある俳優を使って、正直で自由なものを撮れば、美しく、真実味があり、さらにはストーリーを語ることができるというものでした」

〈中略〉

「スタンリーが考えていたのはポルノではなく、検閲を超えた何かだった。1950年代半ばの問題はそうだった。そんな映画をどこで見せられるのか。検閲を通らなければ、新聞に広告を出すこともできないし、映画館で合法的に上映することもできない」

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:FADE IN/2012年12月26日




 この小説『パッション・フラワー・ホテル』は1978年に『レッスンC』(原題『Passion Flower Hotel』)として映画化されました。主演はナスターシャ・キンスキーです。1974年に官能映画『エマニエル夫人』が世界的に大ヒットして以降、ソフトポルノ映画が制作されるようになり、1970年代後半から1980年代前半にかけて十代の若者の性を描くいわゆる「青春エロ映画」「性のめざめ映画」(『青い珊瑚礁』『初体験/リッジモント・ハイ』『グローイング・アップ』『ポーキーズ』『超能力学園Z』などなど)とうジャンルが大流行しましたので、その流れでこの小説も映画化されたのだと思います。1978年というのはソフトポルノから青春エロ映画への転換点くらいの時期になるでしょう。

 キューブリックがこの小説の映画化を検討していたのは1962年ごろだと思いますので、それよりもずいぶんと早い時期です。「性の解放」といわれる時代は1970年代に入ってからですので、約10年以上は早いですね。『ロリータ』はまだまだ保守的な価値観が支配していた時代に制作されましたので、かなり厳しい制約がありました。キューブリックも「こんなに制限が厳しいとは思わなかった。知っていたら映画化しなかった」という趣旨の発言をしています。ハリスも上記記事で「検閲を超えた何か」と発言しています。このことからもキューブリックにとってポルノとは「どこまで何を見せられるか」への挑戦だったことが伺えます。

 キューブリックは自主制作だった『恐怖と欲望』『非情の罠』、思い通りにコントロールできなかった『スパルタカス』についてはかなり辛辣に批判していますが、それ以外の作品については概ね満足している旨の発言ばかりです。しかし『ロリータ』については「当時の様々な圧力団体の干渉を受け、ハンバートとロリータのエロティックな関係を充分脚色できなかった」「もし映画を撮り直すことができたら、私はナボコフと同じウェイトをかけて、エロティックな要素を強調するだろう」と語り、かなり悔しい思いが残ったようで、それはこの『パッション・フラワー・ホテル』を『ロリータ』に続けて映画化しようとしたことからも伺えます。キューブリックにとってこの『パッション…』とは、『ロリータ』でやり残したことへの再挑戦、リベンジの意図があったのではないでしょうか。

 結局この企画は実現しませんでしたが、キューブリックは1970年代始めには官能小説『ブルー・ムービー』や『夢小説』の映画化を企画、後者は1999年に『アイズ ワイド シャット』として実現しました。その執念たるやなかなかすごいものがありますが、「エロおやじキューブリック」「エロ大好きキューブリック」とファンに言われるほどキューブリック作品にエロ要素が多い理由は、ひょっとしたら『ロリータ』における「不完全燃焼感」にあるのかも知れません。

 ところで「性のめざめ映画」といえば以前、「【考察・検証】『シャイニング』北米版で、ダニーがTVで映画『思い出の夏(Summer of '42)』を観ているシーンの意味を考察する」という記事を書いたのですが、この『思い出の夏』(1971年公開)も同ジャンルの映画です。このことからもキューブリックはポルノ映画挑戦への関心が高かったことが伺えますし、そのリベンジのチャンスを執念深く、虎視眈々と狙っていたんでしょうね。『アイズ…』で当時14歳(ちなみに『ロリータ』のスー・リオンも撮影時14歳)のリーリー・ソビエスキーを下着姿にさせるくらいには(笑。(注:ロリコンって意味ではないので念のため)
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