2018年03月

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Cannes Classics to celebrate the 50th anniversary of 2001: A Space Odyssey

Cannes Classics to celebrate the 50th anniversary of Stanley Kubrick’s 2001: A Space Odyssey in Cannes, with world premiere of a 70mm print of the director’s 1968 masterpiece, introduced by filmmaker Christopher Nolan.

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:FESTIVAL DE CANNES:NEWS LETTER/2018年3月18日




 2018年5月8〜19日に開催されるカンヌ映画祭で『2001年宇宙の旅』50周年記念70mmプリント版を上映。続いて5月18日から全米公開そうです。

 この70mmプリント版はオリジナルネガ起こしでクリストファー・ノーランが監修をしていて、ノーランは5月13日のカンヌ・マスタークラスでディスカッションの予定。カンヌにはプロデューサーで義弟のヤン・ハーランと長女カタリーナも参加するそうです。

 5月18日からの全米公開の後にはこのフィルム、当然日本にも廻ってくるんでしょうね!日本のワーナーさん、頼みますよ!!
 
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『イカリエ-XB1』の公式サイトはこちら



 この『イカリエ-XB1』については以前こちらこちらで記事にしていますが、YouTubeに日本語版予告編がアップされていましたのでご紹介。

 「キューブリックがこの映画を見逃していたとは言わせない・・・」というキャッチコピーが踊っていますが、いや、だから観てますって(笑。というか、キューブリックは『2001年…』の制作にあたり、古今東西のありとあらゆるSF映画を観ていて、『月世界征服』『地球の静止する日』『遊星よりの物体X』『禁断の惑星』『ミクロの決死圏』などの有名作はもちろん、推薦したクラークに文句を言ったというH・G・ウェルズの『来るべき世界』や日本映画の『宇宙人東京に現る』(未確定情報)、旧ソ連謹製の『火を噴く惑星』まで、まさに「リサーチマニア」の面目躍如といったところ。

 当たり前の話ですが「観た=影響を受けた」とは必ずしも言えません。キューブリックのアシスタントだったアンソニー・フリューインは『イカリエ-XB1』の影響については否定的なコメントをしています。とはいえ実際に観ているのだから、宣伝にキューブリックの名前を使うのはまあアリだとしても、原作者の名前を大きく予告編に出さないのはどうかと思います。そう、あの名作SF映画『惑星ソラリス』の原作者、スタニスワフ・レムです。むしろそっちの方がキューブリックより重要じゃないでしょうか? 宣伝部さん、このさびしい再生回数を挽回するためにも「レム」と「ソラリス」の名前は大きく出した方がいいと思いますよ。
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予想外の高値をつけた米脚本家組合の会員証の出品カタログ掲載ページ。

 20世紀を代表する映画監督、スタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick)氏ゆかりの品々がイタリアで27日、競売にかけられ、落札総額は9万ユーロ(約1200万円)に上った。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:AFP BB News/2018年3月28日




 以前この記事でお知らせしたオークションが開催され、無事終了したようです。注目したジャック・ニコルソン着用ジャケットが1万9,000ユーロ(約250万円)、米脚本家組合(WGA)の会員証は予想を大幅に上回る1万3,000ユーロ(約170万円)、記事にはありませんが『シャイニング』のフィルム(写真を見る限りアウトテイク?)は6,500ユーロ(約85万円)で落札されました。

 総額1,200万円が高いのか安いのか微妙ですが、『2001年…』のアリエス1B宇宙船のモデルが発見され、落札された時のようなインパクトはなかったですね。
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 ドールファンにはおなじみの、「生ける屍」をモチーフにした「リビングデッドドールズ」シリーズから『時計じかけのオレンジ』のアレックスが登場です。

 「生ける屍」と言いながらなかなか生気に満ちた生意気な少年の顔立ちをしています。好みは別れるかもしれませんが、なかなかカワカッコいいですね。ステッキも付属しているので、様々なポージングが楽しめそうです。


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『Through a Different Lens:Stanley Kubrick Photographs』公式サイトはこちら



 キューブリックがルック社時代に撮影した写真のほとんどはニューヨーク市立博物館が所蔵していますが、そのニューヨーク市立博物館でキューブリックの写真展『Through a Different Lens:Stanley Kubrick Photographs』が5月3日から10月28日の会期で開催されるそうです。キューブリックの写真展は過去ウィーンなどで開催実績がありますが、管理人が知る限りではキューブリックの故郷ニューヨークで、「キューブリック」の名を冠した展覧会が開催されるのはこれが初めてだと思います。

 実はニューヨーク市立博物館の検索ページで「Stanley Kubrick」と打ち込めば、キューブリックが撮影した写真が大量に、いつでも観ることができるのですが、いわゆる「お仕事写真」もいっぱい引っかかってきますので見づらいことこのうえない(笑。よく誤解されるのですが、ルック社時代のキューブリックはあくまで「ルック社所属の社員カメラマン」であって、アーティストでもなんでもありません。本人も「くだらない写真ばっかり撮らされた」と愚痴っていたほどです。それでも商用写真以外のドキュメンタリー写真や取材写真では、キューブリックらしいシニカルで皮肉に満ちた切り口や、後年の映画のワンシーンを彷彿とさせる構図やライティングが散見され、ファンにとってはとても興味深い写真も数多くあります。キューブリックがルック社に在籍していたのは18歳から22歳までですが、これら写真の数々を一目見ただけで、その才能とセンスは疑うべくもありません。

 詳細はまだ不明ですが、公式サイトがオープンしています。期待しましょう。
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