2015年09月

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※『A.I.』のジゴロ・ジョーのシークエンス。

1体84万円に「数千件の予約注文」。AI研究者から擁護論も

 米ニュージャージー州に拠点を置く新興企業トゥルーコンパニオンが、"世界初のセックスロボット"と銘打つ女性型セックスドール「Roxxxy」(ロキシー)の年内発売を目指している。また、ラブドールを販売しているカリフォルニア州のアビス・クリエーションズも、自社製品に装着可能な、人工知能(AI)を搭載する頭部を開発中だ。

〈中略〉

 よく知られるように、セックスロボットのアイデア自体はSF作品でたびたび使われていて、映画ではスタンリー・キューブリック原案、スティーヴン・スピルバーグ監督の『A.I.』でジュード・ロウがセックスロボット役を演じていたし、英国で今年1月に公開された『エクス・マキナ』(日本公開は未定)にも、高度なAIヒューマノイドが担うセックスロボット的側面にかかわる描写がある。一方で、ラブドールが人間のパートナーとして描かれた映画も、ライアン・ゴズリング主演の『ラースと、その彼女』、是枝裕和監督の『空気人形』などが思い浮かぶ。

〈以下略〉

(全文はリンク先で:ニューズウィーク日本版/2015年9月18日




 随分と刺激的な見出しが躍っていますが、キューブリックは『A.I.』で「愛」という概念を「あまりにも抽象的で曖昧なため、機械には理解できないもの」として描いています。主人公のデイヴィッドに母性愛を、ジゴロ・ジョーに性愛を象徴させたのはそのためですが、スピルバーグがあまりにもベタに(笑)ラストシーンを描写してしまったために、キューブリックの言う「マジック」が全て台無しになってしまっていまいました。もしキューブリックが監督していれば、もっと露骨な性描写を入れてジゴロ・ジョーの役割を大きくし、ラストシーンにあのわけのわからないCG機械人間など登場させなかったでしょう。

 ところでこういった性処理ロボットというのはSFなどで古くからあるテーマですが、かなり現実味を帯びてきたようですね。まあ不気味の谷を越えない限り産業としては難しい気がしますが。日本ではいっそのこと萌えに走った方が実用化が早いような気がします(笑。数年後のアキバには萌えロボット風俗店が乱立してるかもしれませんね。


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 ファッション雑誌『GQ』スペイン版2013年7月号に掲載されたファッションモデル、マレーナ・コスタによる『ロリータ』のトリビュート写真です。特集は映画のワンシーンを再現するという意図で企画され『ロリータ』以外には『恐竜100万年』『テン』『007 ダイ・アナザー・デイ』『イントゥ・ザ・ブルー』がトリビュートされています。

 ページの詳細はこちら、メイキングの動画は以下をどうぞ。

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(引用先:http://www.mariegilot.com/new-index/#/gq-tribute-to-stanley-kubrick/

 ファッション雑誌『GQ』スペイン版に、2009年に掲載されたキューブリック作品をモチーフにしたファッション写真です。アーティストはMarie Gilot。オフィシャルサイトはこちら
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 本作をはじめ、『エイリアン』(1979)、『ブレードランナー』(1982)、『プロメテウス』(2012)などSF映画を手掛けてきたスコット監督は「SFのビッグダディーはスタンリー・キューブリックだ」と明かすと、「ロンドンの大きな劇場で、新しくリリースされた70mmバージョンの『2001年宇宙の旅』を観たことを覚えている。とてもショックを受け、『OK、SF映画を作ろう』と思った。だからスタンリーのことは決して忘れない」とSF映画を制作するきっかけにキューブリック監督の存在があったことを挙げる。

(全文はリンク先で:シネマトゥデイ/2015年9月13日




 そんな今更わかりきったことをドヤ顔で語られても・・・(笑。みんなそう思ってます。

 スコットが『エイリアン』で、キューブリックがあれだけ『2001年…』で苦労し、諦めてしまった異星人(エイリアン)の造形の原型を「虫」にしたことは後のSF映画に多大な影響を及ぼしています。(まあこれはデザインしたギーガーの功績も大きいのですが)もちろんパルプ・マガジンの時代から宇宙人を「バグ(虫)」と呼び、虫をベースにした宇宙人のデザインはすでに存在していたのですが、それを畏怖さえ覚える洗練されたデザインにまとめあげたのはギーガーと、そのギーガーに自由な創作を許したスコットの功績でしょう。

 ちなみにキューブリックが七転八倒しながらも、結局諦めた宇宙人のデザインの数々はこちらに詳しいです。このサイト、イタリアの方が運営している『2001年…』のファンサイトですが、内容はかなりレア。機械翻訳だと大雑把なことしかわかりませんが、じっくり読んでみることをお勧めいたします。


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 SpaceXは10日、開発中の次世代有人宇宙船「Crew Dragon」の内部インテリアの模様を収めたビデオを公開した。

 その内部は白と黒のモノトーンと、タッチパネル方式のディスプレイを採用することでボタン類を極力排したそのインテリアデザインは、これまでの有人宇宙船のコックピットとはスタンリー・キューブリック監督によるSF映画「2001年宇宙の旅」に登場する宇宙船のような極めて未来チックな印象を与えるものとなっている。

(以下リンク先へ:businessnewsline/2015年9月11日




 今世紀に入り、商業宇宙旅行の話題が幾度となくマスコミを賑わせていますが、15年経った現在でも実用化されていないのは周知の通り。しかしここにきてやっといくつかの具体的な成果が、目に見える形で発表されるようになってきたようです。

 キューブリックが『2001年…』でフラットモニタを採用したのは当時まだビデオが一般的でなく、モニタに映像を映すにはスクリーン投影がコスト的にも技術的にも一番適していたからです。1970年代後半になってくるとビデオが撮影現場でも普及し、『エイリアン』を始めとするSF映画の宇宙船はブラウン管だらけになりました。そうなるとブラウン管の走査線がなんとなく未来っぽいというので、こぞってビジュアル効果に採用される事に。ところがその後液晶画面が普及し、フラットパネルが当たり前になると、ブラウン管モニタがとたんに古臭く感じられるようになり、『2001年…』のフラットモニタが未来っぽい、古さを感じさせないと評価されるという状態になってしまいました。

 もちろんキューブリックはそこまで予見してスクリーン投影を採用したわけではないですが、結果的にこうなったのはキューブリックの異常なまでのビジュアルへの「こだわり」があったからこそ。キューブリックは存命中、2001年を迎えるにあたって『2001年…』で描いた未来には程遠い現実を指摘されると、「NASAがサボっているからだ」と怒ったそうですが、そのキューブリックの描いた未来が、やっとすぐそこまで来ているのを、この動画で感じる事ができますね。
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