2015年08月

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1980年代のアメリカ映画には数々の傑作があります。今でも、当時の傑作を忘れられないという人はたくさんいらっしゃるでしょう。今回は、80年代アメリカ映画に登場した名ぜりふをご紹介します。

●「お客さんだよ!」
Here's Johnny!
⇒『シャイニング』(1980年)

スティーブン・キングの同名小説を、名匠スタンリー・キューブリックが映画化した『シャイニング』。雪のホテルに閉じ込められた一家の恐怖の体験を描きます。だんだん気がおかしくなっていく主人公がついにはおのを持って、妻と子供を追いかけ回します。このせりふはおかしくなったパパのせりふです。怖いですね。

(以下リンク先へ:T-SITE/2015年8月30日




 ・・・うん、間違ってはいない、間違ってはいないけどもっと突っ込んで欲しかったかな。このシーンについての記事はこちらこちらにまとめています。

 『ダイハード』のセリフは解説がないと意味不明ですね。あとは有名なものばかりですが『フットルース』は覚えてないな。だいたいこのあたりのって『フラッシュダンス』とか『ダーティ・ダンシング』とか『ブレイクダンス』とか雨後のタケノコでいっぱい制作されたので全部ごっちゃになっています。

 この中で『シャイニング』以外で個人的に一番好きなのはスピルバーグの『E.T.』ですが、80年代フレーバーを存分に味わいたいなら『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズがオススメ。屈託のないSFギャグアドベンチャーが存分に楽します。キューブリックファンにはこのオマージュも有名ですね。ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース、ライブ行ったなー。そんなBTTFですが、スチールブックがBDで出るそうです。ファンは要チェックですね。


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E.T. [Blu-ray](amazon)



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アマデウス ディレクターズカット [Blu-ray](amazon)



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バック・トゥ・ザ・フューチャー トリロジー 30thアニバーサリー・デラックス・エディション スチールブック・ブルーレイ [Blu-ray](amazon)



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シャイニング [Blu-ray](amazon)


 映画を観るだけで痩せられたらいいのに……そんな人におすすめなのが、ホラー映画だ。

〈中略〉

 そして、同大学研究者の発表したカロリー消費の高かったホラー映画ランキングトップに輝いたのは、ジャック・ニコルソン主演の『シャイニング』。ホラー小説の巨匠スティーヴン・キングが1977年に執筆した同名小説をスタンリー・キューブリックが映画化した作品だ。おので突き破ったドア越しのニコルソンの顔を思い出すだけでも心臓がバクバク。

(以下リンク先へ:シネマトゥデイ/2015年8月27日




 こんどはカロリー消費でダイエットですか(笑。まあいろいろと記事のネタを作るものですが、ここでも堂々の1位は『シャイニング』。消費カロリーは184カロリーでそうです。以前映画女子にキューブリックをすすめするならどの作品?という記事を書いた時、やはり1位を『シャイニング』にしましたが、これはカロリー消費的にも正解だったという事ですね。でもカウチポテトで観てしまうとプラマイゼロどころかプラスになりそう。

 現在日本にはDCP化された北米版『シャイニング』のデータが存在し、事あるごとに全国各地で上映されています。お近くにお住いの方で『シャイニング』上映の機会がありましたら、「見るだけでカロリー消費するからダイエットになるんだって」と女性をお誘いしてはいかがでしょうか?キューブリック作品の中では一番デート向きな作品ですし、いい口実になる気がします。あの微妙なラストシーンもデート後の話題には事欠かないでしょうし(笑。

 夏ももう終わってしまいそうですが、ホラー映画やお化け屋敷ってひと昔前まではデートコースの定番だったんですが、今はそうでもないみたいですね。今の女子って怖い事象を極端に忌避する傾向にあるようです。キャーッ!→抱きつかれる→よしよしとスキンシップ・・・というお約束のシチュエーションはもう80年代のマンガや映画やアニメの中にしか存在ないんでしょうか?世知辛い時代になったものです。

 その他のランキングは以下の通り。定番ホラーがズラリ、ですね。


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時計じかけのオレンジ [Blu-ray]


 現在、赤レンガ倉庫1号館にて絶賛開催中の1970年代カルチャー展覧会<70'sバイブレーション!YOKOHAMA>の連動企画として、<70年代アメリカンシネマ特集>を開催いたします。

 鬼才スタンリー・キューブリック監督「時計じかけのオレンジ」、10/17(土)〜当館でドキュメンタリー映画の公開も決定しているロバート・アルトマン監督「ナッシュビル」、モンテ・ヘルマン監督の幻の傑作「コックファイター」(35mmフィルム上映)、映画作家ジョナス・メカス監督「リトアニアへの旅の追憶」(35mmフィルム上映)の4作品を上映。

<70年代アメリカンシネマ特集>上映スケジュール

8/29(土)
14:00〜「時計じかけのオレンジ」
 ★上映後、宮沢章夫さんによるトークショーあり。
16:50〜「リトアニアへの旅の追憶」

8/30(日)
14:00〜「ナッシュビル」
16:50〜「コックファイター」

8/31(月)
18:05〜「コックファイター」
19:45〜「時計じかけのオレンジ」

9/1(火・映画の日)
18:05〜「リトアニアへの旅の追憶」
19:50〜「ナッシュビル」

9/2(水・レディースデー)
18:05〜「時計じかけのオレンジ」
20:40〜「リトアニアへの旅の追憶」

9/3(木・メンズデー)
18:05〜「ナッシュビル」
21:00〜「コックファイター」

9/4(金)
18:05〜「時計じかけのオレンジ」
20:30〜「ナッシュビル」※終映23:09予定

★イベント★
8/29(土)14:00「時計じかけのオレンジ」上映後、宮沢章夫さんによるトークショーあり。

宮沢章夫(みやざわ・あきお)さんプロフィール

 劇作家・演出家・作家。1956年生まれ。80年代半ばに竹中直人、いとうせいこうらとともに、「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」を開始。その作・演出をすべて手がける。90年、作品ごとに俳優を集めて上演するスタイルの劇団「遊園地再生事業団」の活動を開始し、『ヒネミ』(92年)で、第37回岸田國士戯曲賞受賞。2005〜2013年まで、早稲田大学文学学術院文化構想学部教授も務める。主な著書に『サーチエンジン・システムクラッシュ』(文藝春秋)、『ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第三集』(新潮社)、『時間のかかる読書─横光利一『機械』を巡る素晴らしきぐずぐず』(河出書房新社、2010年伊藤整賞受賞)、『東京大学「80年代地下文化論」講義』(白夜ライブラリー)などがある。

企画協力:キネマ旬報社

(詳細はこちら:シネマ・ジャック&ベティHP




 ご紹介がギリギリのタイミングになってしまいました。こちらのミニシアターは、場所は京浜急行の黄金町、または横浜市営地下鉄の阪東橋が最寄駅のようです。お近くの方は是非!
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 11月14日に公開される「ムーン・ウォーカーズ」の予告編がYouTubeにて公開された。

 本作は、「アポロ11号の月面着陸映像はスタンリー・キューブリックが撮影した」という陰謀説をモチーフにしたコメディ。「ヘルボーイ」シリーズのロン・パールマン、「ハリー・ポッター」シリーズのルパート・グリントがメインキャストを務めている。

 予告編は、パールマン演じるCIA諜報員キッドマンが「月面着陸の捏造映像の制作をキューブリックに依頼しろ」と命令される場面からスタート。ところがキッドマンはグリント扮する売れないバンドのマネージャー、ジョニーにだまされて大金を渡してしまい、事態は思わぬ方向に転がり始める。

(以下リンク先へ:映画ナタリー/2015年8月25日




・・・ちょっとめちゃめちゃ面白そうなんですが(笑。正確に時系列で考えると、キューブリックが『2001年…』の月面シーンや宇宙船のシーンを撮影していたのは1965年年末から1966年の夏頃まで。アポロ11号の月面着陸が1969年7月16日ですので、舞台となる時代は『2001年…』公開後の1968年4月から1969年頃の舞台設定でしょうか。この頃はもろにサイケデリック・カルチャーがロンドンを覆い尽くしていて、こういったバカなノリが大真面目に(映画ほどではないにせよ)まかり通っていた時代です。怪しげな自称芸術家や、訳のわからないグルーピーがたむろするコミューン(共同生活体)などは実際にあった話ですが、なんだか『ロリータ』のキルティを思い出してしまいました(笑。

 公式サイトも立ち上がっているようですので、興味のある方はチェックしてください。ファンにとって気になるのはどこまでマニアックなキューブリックネタが盛り込まれているか、ですね。アレン・ジョーンズの女体家具は確認済みですが、お約束の『ツァラトゥストラ…』は予告編で思いっきり使用されています。最初にロン・パールマンに金を渡す蝶ネクタイの男がジェームズ・B・ハリスに見えるんですが、もしそうだとするとかなりマニアック(笑。ちょっと楽しみになってきました。
 
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【Amazon.co.jp限定】スパルタカス スチールブック・ブルーレイ [Blu-ray]


 製作総指揮・主演のカーク・ダグラスが、当時31歳の気鋭スタンリー・キューブリックを監督に起用し、アカデミー賞4部門に輝いた傑作が製作55周年を記念し、新たにフルレストアしたHDマスターで、完全数量限定のスチールブック仕様で登場!フジテレビ『ゴールデン洋画劇場』(1977年3月4日/3月11日放送)版日本語吹替音声初収録!

【ご注意】
本編ディスクは、『スパルタカス ニュー・デジタルリマスター版 思い出の復刻版』(GNXF-2009)と同一ディスクとなります。

【ストーリー】
紀元前1世紀のローマ共和国。リビアの鉱山で働く奴隷スパルタカス(カーク・ダグラス)は、奴隷商人バタイアタス(ピーター・ユスチノフ)に買われ、見せものとして互いに殺し合いをさせられる検闘士の訓練を受ける。しかし、獣のように扱われる非道な仕打ちに憤った彼は、自由を求めて反乱軍を決起。愛する妻バリニア(ジーン・シモンズ)とともに故郷に帰ることを夢見るが、マーカス・クラサス(ローレンス・オリビエ)率いるローマ軍が行く手を阻む。

【キャスト】
スパルタカス(カーク・ダグラス)宮部昭夫
マーカス・クラッサス(ローレンス・オリヴィエ)新田昌玄
バタイアタス(ピーター・ユスティノフ)田中明夫
バリニア(ジーン・シモンズ)鰐淵晴子
グラッカス(チャールズ・ロートン)富田耕生
ジュリアス・シーザー(ジョン・ギャヴィン)納谷六朗
アントナイナス(トニー・カーティス)広川太一郎

【スタッフ】
監督:スタンリー・キューブリック
製作総指揮:カーク・ダグラス
製作:エドワード・ルイス
脚本:ダルトン・トランボ
撮影:ラッセル・メディ

【特典】
◎カーク・ダグラスが語る「スパルタカス」
◎「スパルタカス」の復元
・未公開シーン
・インタビュー集
・“剣闘士"たちのトレーニング
・ヴィンテージ・ニュース映像
・オリジナル予告編
・ギャラリー集
◎は新規特典

■製作:1960 アメリカ
■Disc枚数:1
■収録時間:197分




 キューブリック作品での吹替版BDは『博士…』がすでに発売になっていますが、今度は『スパルタカス』がamazon限定ですがBD化されて発売になるそうです。あと吹替版の音源の存在が知られているのは『2001年…』『シャイニング』ですが、それはイマジカBSでのオンエアで確認されています。『ロリータ』は吹替版がTVでオンエアされていますが音源が残っているか不明、『バリー…』は吹替版の記録なし、『フルメタル…』は吹替版の台本まで作成されましたがお蔵入りになっています。

 『2001年…』『シャイニング』はどこかのタイミングで確実にソフト化されそうですね。単なるBDならともかく4K化に絡めてこられるとちょっと嫌な感じ。『2001年…』は映像ソースが70mmなので確実に画質向上が期待できます。なので4Kの普及具合をにらみつつ吹替版と合わせてリリースされそう。というか、私が担当者ならそうします(笑。『スパルタカス』も4K化のニュースがありましたが、『2001年…』ほど販売数が期待できないので吹替版と4Kを分けたんじゃないでしょうか。

 『2001年…』の次のソフト化がどういう形のものになるのか、期待と不安でニュースを待ちたいと思います。
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