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 「名前が気に入らん!〈微笑みデブ〉と呼ぶ事にする!」とハートマン軍曹に怒鳴られても、〈微笑みデブ〉って一体何?…というわけで、ググってみました。

 こんな顔です。た、確かにアホ面ですね。

 「アメリカのコメディ番組『ゴーマー・パイル』は日本では『マイペース二等兵』として放映された軍隊コメディで、アメリカ海兵隊に入隊した青年、ゴーマー・パイル二等兵が訓練基地で騒動を巻き起こす物語」って、そのままんま。数々のヒネリや皮肉の効いた名セリフを生み出したハートマン軍曹にしてはストレートな罵倒ですね。


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ピーター・セラーズ
Peter Sellers (IMDb)

ピーター・セラーズ(MOVIE-FAN)

 イギリスの有名なコメディ俳優。『ピンク・パンサー』シリーズ〈『暗闇でドッキリ』『ピンク・パンサー2〜5』のクルーゾー警部がハマり役。キューブリック作品は、『ロリータ』のキルティを見事に怪演した後、次の『博士の…』ではアメリカ大統領、イギリス軍の派遣将校、ストレンジラブ博士と3役を熱演している。他にB-52 機長も演じる予定だったが、ケガをしたためにスリム・ピッケンズが代役として演じた。だが実はそれは言い訳で、テキサス訛り丸出しのコング役が気に入らなかったので断ったらしい。ピッケンズの素晴らしい演技を見た後になって、演じなかったことを後悔したという。

 他の主な出演作は『黒ばら』(1950)、『裸の島』(1953)、『マダムと泥棒』(1955)、『ピーター・セラーズの地上最小のショウ』(1957)、『赤裸々な事実』(1957)、『転覆騒動』(1958)、『親指トム 』(1958)、『ピーター・セラーズのマ☆ウ☆ス』(1959)、『ピーター・セラーズの 労働組合宣言!! 』(1959)、『とんだりはねたりとまったり』(1960)、『泥棒株式会社』(1960)、『喰いついたら放すな』(1960)、『求むハズ』(1960)、『トライアル・アンド・エラー』(1962)、『ワルツ・オブ・ザ・トレアドールズ』(1962)、『ミサイル珍道中』(1962)、『新・泥棒株式会社』(1963)、『ヘブンズ・アバーブ』(1963)、『ピンクの豹』(1963)、『マリアンの友だち』(1964)、『暗闇でドッキリ』(1964)、『何かいいことないか子猫チャン』(1965)、『紳士泥棒/大ゴールデン作戦』(1966)、『無責任恋愛作戦』(1967)、『女と女と女たち』(1967)、『007/カジノ・ロワイヤル』(1967)、『太ももに蝶』(1968)、『パーティ』(1968)、『マジック・クリスチャン』(1969)、『不思議の国のアリス』(1972)、『別れの街角』(1973)、『ピーター・セラーズのおとぼけパイレーツ』(1973)、『これがピーター・セラーズだ!/艶笑・パリ武装娼館』(1974)、『ピンク・パンサー2 』(1975)、『名探偵登場 』(1976)、『ピンク・パンサー3』(1976)、『ピンク・パンサー4』(1978)、『ゼンダ城の虜』(1979)、『チャンス』(1979)、『天才悪魔フー・マンチュー』(1980)など。

  1925年9月8日イギリス・ハンプシャー生まれ、 1980年7月24日に心臓発作で死去した。











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 『ロリータ』で、ロリータに恋する哀れな中年男。職業は作家兼大学教授。さんざんロリータとキルティに振り回された揚げ句、心臓発作のため獄中で頓死してしまう。だがそれも元々は自分が蒔いた種、いずれはロリータもシャーロットのようになるのだから、最初からシャーロットを愛しておけば良かったのに・・・という論理は働かないのが変態の変態たる所以でしょう。ジェームズ・メインンのおどおどした感じがハマってました。

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 今となっては「あの騒ぎは一体何だったんだ?」と首を傾げてしまうコンピュータの「2000年問題」。その2000年問題にMacintoshは対応済みというメッセージの為に製作された当時のAppleのCMにHALが起用され、話題になりました。その名も「HAL2000」。で、こんな事言ってます。

 「ねえデイブ、西暦2000年に起きたコンピュータ障害に起因した金融市場での大恐慌は僕達が悪いんじゃないんだ。ねえデイブ、みんな人間が引き起こしたプログラムのバグが原因だったんだよ。でもMacintoshシステムだけは正常に作動を続けていたんだ。その時も。」

 まあ、HALに言われても全然説得力ないんですが、結局実際は大した問題にはならなかったので、このCMも2000年問題同様すぐ忘れられてしまいました。日本では結局オンエアしなかったし。ところで、キューブリックは多分Winユーザーでしょうね、このシリーズをこのまま使っていたとすれば。古い写真ですが律儀にIBMを使っているのはちょっと微笑ましい。なんせ「HALはIBMの一歩先」、ですからねぇ。

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 なんと申せばよいのやら、トンデモ説をもっともらしいCGでゴリ押しした、ブライアン・デ・パルマ監督による「観るに耐えないほどイタい脱力系SF映画」。

 いつぞやのNASAの火星探査で撮影され議論を呼んだ、人の顔に見える岩の写真をヒントに、地球・火星同起源説を唱え、『2001年…』、『未知との遭遇』、『アビス』風味で仕上げる(あくまで「風味」だけ)というアイデアも底が浅いが、クルーの数を減らしたい意図がミエミエの「単なる事故」や、友好的とは言いがたいエグい嵐で危機感を煽った割に、突然手のひらを返して優しく地球人を迎える火星人の強烈な違和感(CG火星人は言わずもがな)、あげくにゲイリー・シニーズは突然「彼らと一緒に行く」と言い出す始末(動機はあるにはあるのだが弱い)。

 豪華なCGで押しまくれば脚本のアラなんて気にならないさ、とデ・パルマが言ったかどうかは分からないけど、この監督にSFを撮る資格のない事だけははっきりしました。『2001年…』とプロットは似通っていても、監督の画作りひとつでこれだけ駄作になってしまうという事は、キューブリックがいかに偉大かよくわかる。クラークの『失われた宇宙の旅2001』によると、けっこうこの『ミッション…』と共通点が多く、雰囲気も似通っているため、一歩間違えば『2001年…』だってこうなっていた可能性があったのだ。

 そういう意味ではキューブリックが撮る事を拒否した『2001年…』と思って観るのもありかもしれない。遠心機のシーンはそれなりに出来は良いし。でも・・・もうデ・パルマにはSF撮って欲しくないです。ホントに。


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