このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
ブログ移設告知cs6

 ユーザビリティを全く無視したライブドアの低品質広告まみれのブログに嫌気がさし、Googleのブログサービス「Blogger」への移設作業を初めて約1ヶ月半、2700以上ある記事の内まだ半分しか移設できていませんが、人気記事の移設は終わりましたので普通にサイトをお楽しみいただく分には問題ないかと思います。また、新規投稿を新ブログですでに始めており、今後もコンスタントに記事を投稿していきたいと考えております。

 以前予告した通り、このサイトは2025年半ば〜遅くとも年内には完全閉鎖し、閲覧できなくなる予定です。現時点で即閉鎖しないのは、まだこのサイトに少なからずアクセスがあるからという理由であり、ライブドアブログの映画カテゴリーでトップ10を維持しているからです。でも実はこのランキング内にもいくつか更新停止したサイトがあり、その事実はブログというコンテンツの終焉を物語っています。そしてそれはそのまま運営会社の収益悪化を示しており、それが現在の「広告まみれ」という手段に打って出た理由であると推測できるのですが・・・それが「悪手」であるのは言うまでもありません。

 まあでも、そんなことはユーザーの知ったことではありません。サービスが悪くなればより良いサービスに移るのみ、です。というわけでの移設となりました。今後当ブログは以下のURLでお楽しみください。また、ブックマークやお気に入りの変更もお手数ですがお願いいたします。



 これからもKUBRICK blog jpを何卒よろしくお願いいたします。
【ご注意】当ブログの記事は報告不要でご自由にご活用頂けますが、引用元の明記、もしくは該当記事へのリンク(URL表記でも可)を貼ることを条件にさせていただいております。それが不可の場合はメールや掲示板にてご一報ください。なお、アクセス稼ぎだけが目的のキュレーションサイトやまとめサイトの作成、デマや陰謀論をSNSで拡散する等を意図する方の当ブログの閲覧、ならびに利用は禁止させていただきます。※当ブログはネタバレありです。





    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
KBJ_midashigazo

 いつもスタンリー・キューブリック監督のファンブログ『KUBRICK.blog.jp』をご覧いただき、誠にありがとうございます。

 近年ライブドアの広告(しかも見苦しいものが多い)が激増し、スマホ版に至っては記事を読むのを妨害していると言っても過言ではないほど乱立するようになりました。ライブドアブログは2006年から利用していましたし、それなりに愛着もあったのですが、さすがに我慢(堪忍袋)も限界突破です。

 その代替として他社のブログサービスやWebサイトサービス、ワードプレス等を半年以上に渡って検討した結果、Googleのブログサービス「Blogger」に引っ越すことにいたしました。引っ越し作業は約2700以上ある過去記事を訂正しながらになりますので、完了までにそれなりに時間がかかると思われます。現在閲覧可能状態で作業しており、目処としては2025年1月1日にテキストのみ移行した仮オープン、画像やリンクも含めた完全移行作業完了は2025年夏頃〜年内を予定しております。新しいブログはこちらになります。

 引っ越し作業完了後はこのライブドアブログを閉鎖し、kubrick.blog.jpのドメインをBloggerにリダイレクト、もしくは引っ越し先リンクをこのブログに設置する予定です。作業中は読者さまになにかとご不便やお見苦しい点があるかと思いますが、ご容赦いただきますようお願いするとともに、今後ともKUBRICK.blog.jpを何卒よろしくお願い申し上げます。

KUBRICK.blog.jp管理人
【ご注意】当ブログの記事は報告不要でご自由にご活用頂けますが、引用元の明記、もしくは該当記事へのリンク(URL表記でも可)を貼ることを条件にさせていただいております。それが不可の場合はメールや掲示板にてご一報ください。なお、アクセス稼ぎだけが目的のキュレーションサイトやまとめサイトの作成、デマや陰謀論をSNSで拡散する等を意図する方の当ブログの閲覧、ならびに利用は禁止させていただきます。※当ブログはネタバレありです。

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
clockwork_lemon1s

clockwork_lemon2s

clockwork_lemon3s

clockwork_lemon4s
※クリックで拡大

 この『A Crockwork Lemon』は『マッド・マガジン』の1973年6月号に掲載された『時計じかけのオレンジ』のパロディ漫画で、ファンの間ではよく知られた存在でした。今回、Marie Pascalさんからその切り抜きをご提供いただきましたので、セリフを全部訳してみたのですが・・・なんじゃこりゃ!?というのが正直な感想です(汗。途中まで映画のストーリー通りに話は進むのですが、まさかのゲ●オチとは!(笑。それにあの映画の扱いが酷い・・・(苦笑。最後のコマにキューブリックが密かに登場していますが、そのキューブリックがあの映画の主人公を次作の主役に抜擢するとは、この漫画の作者は思いもしなかったでしょうね。ところでタイトルの「クロック」と「レモン」の意味ですが、「Clock(時計)」ではなく「Crock(役立たず)」になっていて、「レモン=酸っぱい」ということから「役ただずの酸っぱいもの=ゲ●」という意味なんでしょうか!?なんとなくそんな気もします。

 それはともかく、『時計…』公開当時の「世間の空気感」みたいなものは伝わると思いますので、セリフが小さいためファイルが大きくなってしまい、若干読みにくいとは思いますが、ぜひお楽しみください!

資料提供:Marie Pascalさま
翻訳協力:カウボーイさま
【ご注意】当ブログの記事は報告不要でご自由にご活用頂けますが、引用元の明記、もしくは該当記事へのリンク(URL表記でも可)を貼ることを条件にさせていただいております。それが不可の場合はメールや掲示板にてご一報ください。なお、アクセス稼ぎだけが目的のキュレーションサイトやまとめサイトの作成、デマや陰謀論をSNSで拡散する等を意図する方の当ブログの閲覧、ならびに利用は禁止させていただきます。※当ブログはネタバレありです。

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
GU82fxya4AMEab7
モデルグラフィックス 2024年10月号(amazon)


 モデルグラフィックス誌2024年10月号『2001年宇宙の旅:模型で巡るオデッセイ』で巻頭記事を書かせていただきましたので、ご紹介いたします。

 モデルグラフィックスはガンプラ(ガンダムのプラモデル・・・って言うまでもないか。汗)を中心にしたプラモデル雑誌です。その巻頭特集に昨今メビウス社によるプラモデル化で盛り上がっている『2001年宇宙の旅』を採り上げたい、つきましては原稿をお願いしたいとのご依頼でした。記事内容は基本おまかせだったのですが、『2001年』の名前は知ってはいるけど観たことはない、だけどプロップや特撮には興味があるモデラー向きにして欲しいとのことでした。文字数は約3400字でしたので、当初は「そんなに書けるかな」と不安だったのですが、いざ書き始めてみると「あれも書きたい、これも書きたい」となってしまい、後で大幅に削ることになってしまいました。

 本記事を執筆するに当たり、以下の点に留意しました。

・制作経緯を時系列でまとめる
・コンセプトやテーマは軽く触れる程度(字数制限のため)
手塚治虫の一件に触れる
・プロップ制作や特撮裏話をできる限り載せる
・加わったスタッフもできる限り紹介する
・『2001年』の特撮=ダグラス・トランブルという誤解を解く

 最後は特にこだわった点で、本誌掲載記事にある通りキューブリックは4人のメインスタッフの貢献度をわざわざ表明しています。これはトランブルがあまりにも突出しすぎていると考えたためで、それがトラブルになっていたからです。有名なのはオスカーの視覚効果賞をキューブリックが独占したことに対するトランブルの批判です。ですが、キューブリックの立場からするとトランブルは優秀なスタッフの「一員」だったのは確かではあるが、それと同等やそれ以上に貢献したスタッフはいるし、彼らはそれを声高に主張していない(控えめな性格だった)ことに対する配慮もあったかと思います。とにかくトランブルは「声が大きすぎる」んですよね。現在でも『2001年』の特撮=ダグラス・トランブルという誤解は世間一般に流布したままだし、『2001年』初心者も読むモデル雑誌でそれは良くないと思い、微力ながら私がそれを矯正(方向性の修正)をできればと思って書かせていただきました。

 キューブリックは自作の商品化に否定的で、存命中は頑なにそれを拒否していました。逝去後しばらくは宙ぶらりんな状態が続きましたが、現在は財団も設立され版権管理の問題もクリアになりつつあります(商品化できるのはワーナーが権利を持つ『2001年宇宙の旅』『時計じかけのオレンジ』『シャイニング』『フルメタル・ジャケット』の4作品)。特に『2001年』に登場する宇宙船のキット化は多くのファンが待ち望んでいたもので、発表のたびにSNS上では盛り上がりを見せていました。今回の特集はそれを踏まえての企画ですが、今後も多くの媒体でキューブリック作品が採り上げられる事を、いちファンとして期待しております。
【ご注意】当ブログの記事は報告不要でご自由にご活用頂けますが、引用元の明記、もしくは該当記事へのリンク(URL表記でも可)を貼ることを条件にさせていただいております。それが不可の場合はメールや掲示板にてご一報ください。なお、アクセス稼ぎだけが目的のキュレーションサイトやまとめサイトの作成、デマや陰謀論をSNSで拡散する等を意図する方の当ブログの閲覧、ならびに利用は禁止させていただきます。※当ブログはネタバレありです。

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


 スタンリー・キューブリック公式が制作した『シャイニング』のドキュメンタリー『Shine On - The Forgotten Shining Location』が、キューブリックの誕生日7月26日に公開されました。内容はエルスツリー・スタジオに現存するセットの痕跡を辿る内容で、登場人物はキューブリックの長女カタリーナ、義弟でプロデューサーのヤン・ハーラン、美術監督のレスリー・トムキンスです。

 あれから40年以上の月日が流れた現在、広大だったエルスツリー・スタジオも敷地を切り売りしなければならないほど経営が思わしくないらしく、『シャイニング』のセットとして使った部屋はたまたま残っていただけに過ぎないようです。しかもキッチン、食糧倉庫、ボイラー室のみという寂しいもの。すぐそばにあった『2001年宇宙の旅』を制作したボアハムウッドMGMスタジオも今は跡形もなく、時代の趨勢を感じずにはいられません。

 ちなみにジャック・ニコルソンがタイプラターを打っていたテーブルはキューブリック邸に、237号室のバスルームのバスタブはヤン・ハーラン家にあるそうです。映像にはありませんが、ほかにもカーペットや衣装の一部はアシスタント兼運転手だったエミリオ・ダレッサンドロが貰い受けていたり、タイプライターはキューブリックの三女ヴィヴィアンが使っていたりと、『シャイニング』のために購入されたプロップは当時のスタッフが分けあって持って帰っちゃったみたいですね。

 それもこれもキューブリックは手に入るプロップは全て当時購入できた既製品を使うよう指示したからなのですが、それがオーバールック・ホテルが「本物」に見えた要因(セットを知って驚いたものです)でもあるし、キューブリックらしいこだわりのなせる技だな、とつくずく思います。そのキューブリック曰く「欲しいものは金を払っても手に入るかどうかわからないが、金を払わないと絶対に手に入らない」・・・ごもっとも。
【ご注意】当ブログの記事は報告不要でご自由にご活用頂けますが、引用元の明記、もしくは該当記事へのリンク(URL表記でも可)を貼ることを条件にさせていただいております。それが不可の場合はメールや掲示板にてご一報ください。なお、アクセス稼ぎだけが目的のキュレーションサイトやまとめサイトの作成、デマや陰謀論をSNSで拡散する等を意図する方の当ブログの閲覧、ならびに利用は禁止させていただきます。※当ブログはネタバレありです。

このページのトップヘ