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H&M_shining

 ZARAに対抗してか、H&Mで『シャイニング』双子の少女Tシャツが発売中。ガーリーなデザインがお好みならこちらでしょうか?H&Mは2017年にも『シャイニング』双子の少女Tシャツを販売しています。ですので3年ぶりですね。前回も割と早めに在庫がなくなったので、ほしい方はお早めに。

プリントオーバーサイズTシャツクリーム/シャイニング

フロントにプリントのデザインをあしらったオーバーサイズTシャツ。コットンジャージー素材。
フィットオーバーサイズ
重量:0.2 KG
原材料:コットン 100%
商品番号:0874118016
サイズ:XS、S、M
価格:1,499円(税込)


KUBRICK.Blog.jp おすすめ記事





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「キューブリックの名を騙った詐欺師がいた」というエピソードを元にした、ジョン・マルコビッチ主演の映画『アイ・アム・キューブリック!』の予告編。本作にはキューブリックのアシスタントだったアンソニー・フリューインが参加している


 映画監督のスタンリー・キューブリックは、引きこもりに近い暮らしを送ったことで知られる。社交の場と距離を置いたその人に、ある時期から身に覚えのない苦情の手紙が届き始めた。「貸した金はどうした」「映画に出してくれる約束はどうなった」と。

 ▼調べてみると、キューブリックの名を臆面なくかたり続けた者がいる。悪事の主は、本人と似ても似つかぬ中年男だった(『詐欺と詐称の大百科』青土社)。巨匠の顔を大方の人が知らなかったために生まれた奇談だが、どんなフィクションも色あせそうな、赤の他人の化け放題である。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:産経抄/2020年9月13日




 キューブリックの名を騙り、詐欺を働く人物が存在したという話はファンの間でもよく知られていて、そのエピソードは『アイ・アム・キューブリック!』という映画になるほどです。その人物かどうか、もしくはそういった詐欺師が複数存在していたのか、実際はわかりませんが、ここ日本でも某アングラ小説に映画化のオファーがあった(プロデューサーは信じているようですが)とか、新宿の飲み屋に現れた(某TV局の報道番組で採り上げられた)とか、いくつか「伝説」が残っているそうです。

 もちろん「伝説」であって「事実」ではありません。記事には「顔を大方の人は知らなかった」とありますが、キューブリック関連の書籍は存命中から数多く出版されており、そこには本人の写真も多く掲載されていました。ですので、騙された人はそれすらも調べていなかった、ということですので同情に値しません。

 そういえば何年か前、YouTubeで『スタンリー・キューブリックの死後15年経過し公開!アポロ月着陸の真実は?!』と題された動画を真に受ける人が続出しました。しかし現在、昨今のキューブリック・リバイバルもあり、ご本人の顔が広く周知されるようになってからはそういうコメントは見かけなくなりました。要するに「知らないのが恥」ではなく、「知らないのに調べないのが恥」ということです。知ったかぶって語ったところでこのネット時代、自分より詳しい人など数多存在します。だからこそ「知らないことは知らない」「知らないからこそ調べる」という基本を徹底すべきだと思います。

 高校時代落ちこぼれだったキューブリックは『突撃』の頃まで三角関数を知らず、恥をかきましたが本人はそれを一顧だにせず、専門書を読み漁ってたちまち数学的な才能を発揮し始めた、というエピソードがあります。キューブリックにとって「知らないこと」は恥でもなんでもなく、「新しいことを知るチャンス」だったのでしょう。その筋の専門家に際限なく質問を浴びせかけて困らせた、というエピソードもそれを裏付けています。クリスティアーヌは「(落第者であったことが)キューブリックを生涯の学習者(生徒)にした」」と語っています。

 ところで記事にある『詐欺と詐称の大百科』ですが、ちょっと面白そうですね。機会があれば読んでみたいと思います。


詐欺と詐称の大百科(amazon)

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GradyTwins
画像引用:IMDb - The Shining

 キューブリック初心者の映画好き女子に、おすすめしやすい順で勝手にランキング。かなり独断と偏見に満ちてます。ネタ程度にどうぞ。



シャイニング [Blu-ray](amazon)


1位 シャイニング

 主演がジャック・ニコルソンだし登場人物も少なめ、ストーリーもシンプルだからおすすめしやすい。コンチネンタル版でもいいけど、北米版の方が説明多めで分かりやすいかな。女子はお化け屋敷的な「びっくり」を怖がるけど、そういう演出は少なめなのも安心。双子の少女は今やオサレなアパレルアイコンに。



アイズ ワイド シャット [Blu-ray](amazon)


2位 アイズ ワイド シャット

 トム・クルーズ&ニコール・キッドマンなので、出演俳優的にはものすごくおすすめしやすいし、セレブな雰囲気や美しい映像もアピールポイント。ただ性描写が過激なのはちょっと・・・。あと難解な印象も残るのでそれも若干マイナス。



バリーリンドン [Blu-ray](amazon)


3位 バリー・リンドン

 ヨーロッパ版大河ドラマと言えば説明も早いし、絵画のような風景や美しい衣装も好印象。恋愛ものの要素もあって、女子には受け入れられやすいかも。ただ長尺なのと印象が平板なので「退屈」と言われる危険性あり。



2001年宇宙の旅 [Blu-ray](amazon)


4位 2001年宇宙の旅

 1、2位でハリウッド映画にはないジリジリとしたキューブリック作品の独特の緊張感・世界観を知り、3位でゆっくりとしたテンポや長尺なのに慣れたところでこれを。ただし観賞後は質問攻めになる可能性大なので解説はほどほどに。



突撃 [Blu-ray](amazon)


5位 突撃

 キューブリック作品の持つ、いわゆる劇映画的な面白さはここに結実しているので、初心者にはかなり観やすいかと。映像作家としてではなく、演出家としてのキューブリック作品として4位と比較するといいかも。



スパルタカス [Blu-ray](amazon)


6位 スパルタカス

 キューブリックが嫌ったハリウッド大作主義的な作風は、初心者にはかえってとっつきやすいかな。ホモォなところも一部女子には好感かも。ただし「雇われ仕事だった」ことはちゃんと説明しておきましょう。



非情の罠 [Blu-ray](amazon)


7位 非情の罠

 短いし、分かりやすいし、ハッピーエンドだし。キューブリックってこんなのも撮ってたんだよ、と巨匠を身近に感じてもらえる好機になるかも。ただし「当時26歳」ってことはちゃんと強調しておきましょう。



現金(ゲンナマ)に体を張れ [Blu-ray](amazon)


8位 現金に身体を張れ

 「フィルム・ノワール」などという専門用語ではなく、「犯罪サスペンスもの」と言えばおすすめしやすいかな。ただ、登場人物も多いし時間経過の描写も今の感覚からすると観づらいだけ、と言われそう。ステレオタイプな悪女シェリーもマイナス材料。



フルメタル・ジャケット [Blu-ray](amazon)


9位 フルメタル・ジャケット

 ここから難易度があがってきます。後半の戦闘シーンは『プライベート・ライアン』が凄惨な戦争描写のタブーを破っちゃったんで問題ないと思うけど、前半のイジメはキツいと感じる女子は多そう。野郎には大好評の侮蔑語淫語満載の軍曹語録も女子にはどん引き。



ロリータ [Blu-ray](amazon)


10位 ロリータ

 タイトルだけでダメだし必至。ただ雑貨屋などで当時のビジュアルが、ポスターやポストカードとして売られていたりするので、その線ですすめれば可能性はなくはないかも。でもいくらエロシーンはないと説明しても、「俺はロリコンじゃない!」という事を信じてもらえるだけのルックスが備わっていなければ逆効果。でなければ潔く諦めましょう。



博士の異常な愛情 [Blu-ray](amazon)


11位 博士の異常な愛情

 ただ悪趣味、ひたすら悪趣味。制作年の時代背景を知らなければその一言で済まされそう。ギャグが寒いのも、特撮がチープなのも現在の視点からはハードル高め。



時計じかけのオレンジ [Blu-ray](amazon)


12位 時計じかけのオレンジ

 イジメがあってエロで悪趣味で、さらに暴力満載といいところなし。深いテーマ性などおかまいなしに、ただひたすらの拒否反応まちがいなし。ただし一部女子にはやたらウケがいいので、「この人なら・・・」と相手を選んで勧めるのはアリ。



恐怖と欲望 Blu-ray(amazon)


13位 恐怖と欲望

 作品として観るより、キューブリックの志向を確認するための貴重な資料として観るべきものなので最後でいいかと。ただ、ここまでたどり着いた女子はすでに「キューブリック沼」に没入済みです。おめでとう!!(意味深




 ・・・こんな感じでしょうか。想定できる一般的な女子の反応を、目一杯自分なりに考慮したらこうなりました。まあでも基本的にキューブリックは男性向けではありますね。あまり女性が観ることに配慮して作ってない気がします。でも、このアンケートによると一定数女性の支持はあるようなので、もっと女子の一般層に面白さの認知が広がると嬉しいですね。

初出:2014年7月21日
加筆・修正:2020年9月13日

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2001
画像引用:IMDb - 2001: A Space Odyssey

 洋画専門CS放送ザ・シネマでは、9月12日「宇宙の日」を記念し、「特集:9.12 宇宙の日」として9月11日(金)、12日(土)に宇宙に夢を馳せる映画6作品を一挙放送いたします。「宇宙の日」には映画を観て宇宙に胸を躍らせてみてはいかがでしょうか?

《特集:9.12 宇宙の日》
 28年前の9月12日、毛利衛さんがスペースシャトル「エンデバー号」で日本人初の宇宙飛行士として宇宙に旅立ったのを記念し、制定された「宇宙の日」。ザ・シネマでは「宇宙の日」を記念し、9月11日(金)、12日(土)に「特集:9.12 宇宙の日」として宇宙をテーマとした映画6作品を一挙放送いたします。宇宙に夢を馳せ胸を躍らせることのできる素晴らしいラインナップをご用意いたしましたのでどうぞお楽しみください!

特集ページはこちら

(全文はリンク先へ:JIJI.COM/2020年9月8日




 9月12日が「宇宙の日」とは初めて知りましたが、日本人が初めて宇宙に行ったのはそれより以前、旧ソ連の宇宙船ソユーズに某TV局の記者がお客さん扱いで乗り込んだのが最初です。でもこの「金を物を言わせて宇宙に行った」行為に当時の宇宙(天文)ファンやSFファンの評判はすこぶる悪かった記憶があります。

 その「宇宙の日」記念で採り上げられる作品は以下の通り。『インターステラー』はキューブリック・フォロワーのクリストファー・ノーラン作品、キューブリックが嫉妬した『E.T.』はご存知スピルバーグ、『コンタクト』はキューブリックが「あいつの顔は二度と見たくない」と嫌ったカール・セーガンの原作、『アポロ13』には『2001年…』に関するセリフが登場します。加入者の方はぜひお楽しみください。

『2001年宇宙の旅』
放送日:9月12日(土)15:00〜

『インターステラー』
放送日:9月12日(土)23:45〜

『ライトスタッフ』
放送日:9月12日(土)17:30〜

『E.T.』
放送日:9月11日(金)21:00〜

『コンタクト』
放送日:9月11日(金)18:15〜

『アポロ13』
放送日:9月12日(土)21:00〜

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『2001年宇宙の旅』のタイトルシークエンスで使用されたフォントはで、2001を2OO(オー・オー)1として使用。

 SF映画に登場した「未来的」フォントをマニアックに分析した本。まず最初に登場するのは当然のように『2001年宇宙の旅』。分析はフォントだけにとどまらず、劇中に登場したピクチャーフォンアトミックペン未来カー、調理器までに及んでいます。また、写真や図版だけでなくテキストもかなり多めなのですが、文体がブログっぽいのは元が本当にブログだからそうです。

 この本で取り上げられる主要SF映画作品は以下の通り。

『2001年宇宙の旅』
『エイリアン』
『スター・トレック』
『ブレードランナー/ファイナル・カット』
『トータル・リコール』
『ウォーリー』
『月に囚われた男』

筆者はあるフォントを名指しして、そのフォントが「未来感」を演出するのに大きな役割を果たした、と語っています。でもまあ、そういったことは他の分野でもよくあることで、例えば「カフェ感」といえばカッパー、「高級感」といえばトラジャンといった具合です。ですので、切り口としては目新しさはないのですが、そのツッコミ方は鬼気迫るものがあり、オタク特有の「凄み」を感じます(あっ、人のことは言えないかも。汗)。こういったディグり本は考察・分析マニアには共感を得やすいと思いますが、一般レベルでは引かれるかもしれません。ですので、「マニア・オタク臭」が気にならない(もしくは好き)という方ならとっても楽しめる本だと思います。

 ちなみに、管理人がキューブリック作品で使用されたフォントの特定を試みた記事はこちら。うーん、全然ディグりが甘いですね。


SF映画のタイポグラフィとデザイン(amazon)


情報提供:フランケンさま

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