キューブリックブログ記事

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2012年11月からロサンゼルスのLACMAで開催された『スタンリー・キューブリック展』。



開催場所:バルセロナ現代文化センター(Centre de Cultura Contemporania de Barcelona)
開催期間:2018年10月24日〜2019年3月31日
ウェブサイト:http://www.cccb.org

ということで、今年も日本開催はありません。来年に期待するしかないですね(泣。これまでの開催地リストはこちら。『スタンリー・キューブリック展』公式サイトはこちら
【お願い】最近キュレーションサイト等で当ブログの情報を流用し、記事化したものが見受けられるようになりました。しかも引用元を記載せず、無断流用との指摘を避けるため、巧妙に文章を工夫している場合もあるようです。当ブログは、ブログ名「KUBRICK.Blog.jp」の明記とリンクを貼っていただくことを条件に、流用・引用など自由にご活用いただけます。許可も報告も不要です。何卒ご協力を宜しくお願いいたします。

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『シャイニング』でジャック・ニコルソンが着用したジャケット。オークションのカタログより。

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エミリオの自宅(倉庫?)にあった時の写真。



 キューブリックのパーソナルアシスタント兼運転手のエミリオ・ダレッサンドロが、キューブリックに出会ったのは『時計…』の制作時ですが、以来キューブリックが急逝するまでキューブリックの主に私生活を支え続けました。キューブリックはそのお礼に映画で使用したプロップや衣装を記念として譲っていて、それらを数多く所有していることはよく知られていました。そのエミリオも御歳76歳。そろそろ身辺整理をしたくなったのか、所有しているプロップや衣装をすべてオークションにかけることにしたようです。中でも注目は『シャイニング』でジャック・ニコルソンが着用したジャケットです。

 ジャック・ニコルソンが『シャイニング』で着用したマーガレット・ハウエルのワインレッドのコーデュロイジャケット。サイズはLです。このジャケットはニコルソンの私物だったそうで、映画でこれを着るんだと聞かなかったそう。仕方ないのでキューブリックは衣装担当だったミレーナ・カノネロに指示をしてコピーを11着用意し、撮影に使用しました。その中でもエミリオが所有しているものはメインで使用されたものだそうです。

 開始価格は10.000ユーロ(約130万円)。他にもファン垂涎のレア・アイテムが続々。本年度アカデミー賞の長編アニメ映画賞と主題歌賞を受賞した『リメンバー・ミー』の共同監督、リー・アンクリッチはキューブリックファンであり、『シャイニング』コレクターでもありますが、そのアンクリッチも虎視眈々と狙っているでしょう。ファン的にはカットされたフィルムが気になりますが、未公開シーンではなく没テイクのように見えます(未公開シーンとの情報もあり)。なるべくならしかるべき組織が落札して、我々ファンが拝める機会を作っていただけると嬉しいですね。

 オークションは2018年3月27日にトリノにて開催。出品カタログはこちら


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ヤフオクでやっと入手。当時何度も読み返したので、背が割れてバラバラになった思い出があります。今回は大切に扱います(笑。



 この本、ずっと探してました・・・。

 管理人が『2001年…』の存在を初めて知ったのはこの本でした。「宇宙船」の章に掲載されているディスカバリー号のカッコイイデザインにホレボレしたものです。でも、このデザインは「トンボ型」と呼ばれる初期のデザイン。後で映画版のデザインを知って「あれっ?」と思ったものです。

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 『2001年…』に関しては他に「兵器」の章に宇宙服が、「ロボット」の章にはモノリスが掲載されています。

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 他にもSF小説に関する基本的な情報とイラストによる解説が満載のこの本、イラストと監修は「あの」スタジオぬえ。構成は松崎健一氏、表紙イラストは加藤直之氏。発刊は1978年(昭和53年)8月。価格はなんと350円! この年に『2001年…』はリバイバル公開され、前年には『スター・ウォーズ』も公開になっていてSFブームの真っ最中でした。とはいえ、情報を集めるには書店か図書館しかなかったこの時代、当時この本や他の「豆たぬきの本」シリーズに夢中になった子供たちは多かったはず。復刻すればひと商売できそうな気がするんですが、広済堂さん、いかがでしょうか?

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SFワンダーランド (1978年) (豆たぬきの本)(amazon)
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カール・レヒリング作『ロイテンの戦い』(上)と『モルヴィッツの戦い』(下)(引用元:ART.com



 『バリー・リンドン』でバリーが参加したのは七年戦争の「ミンデンの戦い(1759年8月1日)」で、イギリス軍対フランス軍の戦闘でしたが、キューブリックはその映像化にカール・レヒリングが描いた『ロイテンの戦い(1757年12月5日)』『モルヴィッツの戦い(1741年4月10日に)』の絵を参考にしたそうです。「ロイテンの戦い」も「モルヴィッツの戦い」も対戦したのはプロイセン軍対オーストリア軍ですので、英仏が戦ったものではありませんが、同じ時期の戦闘ですので参考にしたのでしょう。

 特に『ロイテンの戦い』の絵は、打ち鳴らす太鼓も銃弾を浴びてもんどり打って倒れる兵士も映画と全く同じですね。キューブリックはこのように18世紀をそのままフィルムに映し取ることに固執し、膨大な絵画資料を漁ったようです。リサーチマニアのキューブリックらしいエピソードですね。

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公式サイトはこちら



 2018年3月21日から9月16日まで、ドイツ・フランクフルトにある「ドイツ映画博物館(Deutsches Filmmuseum)」で『2001年宇宙の旅』公開50周年展覧会『Kubricks 2001 – 50 Jahre A Space Odyssey』の開催が決定したようです。

 この展覧会ではオリジナルのデザイン画、モデル、衣装、小道具、撮影スケジュール、資料、写真など、ロンドンにあるスタンリー・キューブリック・アーカイブが所蔵する資料を展示するそうです。また『2001年…』にインスパイアされたミュージックビデオ、広告、デザイン、絵画、建築、詩なども展示され、別のセクションでは様々なアートジャンルの作品も紹介されるそうです。ぜひ日本でも開催をして欲しいですね。
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