キューブリックブログ記事

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引用元:Official Harris Kubrick Film Profile Information

 (『突撃』の)脚本ができ上がると、キューブリックはそのプロジェクトを売る方法を思いついた。彼はハリスと一緒に何人かの男友だちを集め、レンタルした第一次世界大戦時のフランス軍服を彼らに着せ、森の中で写真を撮った。ハリスとキューブリックは、写真のリサーチを行った際に第一次世界大戦のもので気に入ったものを見つけていた。キューブリックはフォトジャーナリストの技術を活かして演出して、実際の第一次世界大戦の雰囲気やリアリティを再現した。

 「ウェイターの主任や、ユニバーサルと契約しているヴァイオリニストの友だちが、フランス兵の格好をしているのは可笑しかった」

(引用元:『映画監督スタンリー・キューブリック』




 評伝『映画監督スタンリー・キューブリック』に記述があったこのエピソードの写真らしきものがありましたのでご紹介。おそらく横を向いて捕虜(?)に水筒の水を与えているのがいるのがハリスで、撮影したのがキューブリックでしょう。撮影場所はカリフォルニア州カラバスで、煙幕を焚いて撮影したそうです。撮影時期はおそらく1956年頃だと思われます。
【ご注意】当ブログの記事は「KUBRICK.Blog.jp」の明記と該当記事へのリンク(URL表記「http://kubrick.blog.jp/」でも可)貼ることを条件に、報告不要でご自由にご活用頂けます。ただし、アポロ計画やフリーメイソンなどの陰謀論、スキャンダラスな嘘記事、ソース不明の偽情報を掲載して衆目を集め、アクセスを呼び込むことを第一の目的とするデマサイトやデマ動画チャンネルの関係者は当ブログの閲覧、ならびに利用は全面禁止とさせていただきます。






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試写会用に配布されたリーフレット。公開時にはもっとしっかりとしたパンフレットを用意するそうです。

 キューブリックの運転手兼パーソナルアシスタントだったエミリオ・ダレッサンドロが、キューブリックのプライベートでの姿を語るドキュメンタリー『'S' is for Stanley』と、キューブリックの制作アシスタントだったレオン・ヴィタリが自身の仕事ぶりを語ったドキュメンタリー『FilmWorker』がそれぞれ『キューブリックに愛された男』『キューブリックに魅せられた男』と改題し、2019年11月1日(金)ヒューマントラスト有楽町を皮切りに全国順次カップリング上映が決定いたしました。その試写会に招待され、一足早く鑑賞することができましたのでレポートいたします。

 まず『キューブリックに愛された男』ですが、エミリオ・ダレッサンドロがキューブリックとの日々を回顧したしたドキュメンタリーです。以前この記事でご紹介し、日本公開を切望していましたが、やっと鑑賞することができました。その内容はキューブリックがエミリオを厚く信頼しつつも、その反面圧倒的支配力で全てをコントロールしようとしている実像が、時折ユーモアを交えつつ語られていました。エミリオは映画制作に関わることはほとんどなく、キューブリックの運転手として、また雑用係として主にプライベートを支えていましたが、その「エミリオしか知らない」キューブリックの実像を示すエピソードの数々は非常に興味深かったです。温厚そうなエミリオでさえも辟易し、消耗させたキューブリックの事細かな指示(主にメモによるもの)には驚くばかりですが、それでもキューブリックを献身的に支えたその姿は感動的ですらありました。キューブリックもエミリオへの感謝は隠そうともせず、二人のイギリスに住む外国人(キューブリックはアメリカ人、エミリオはイタリア人)が当地で結んだ友情物語は、かくも厳しくも美しいものだったのかと思わされました。

 ただ、権利関係からかキューブリック作品やその他の映像の引用は一切ありませんので、それは同時期にキューブリックを仕事の面で支えた『キューブリックに魅せられた男』で補完することになります。以前の記事で「ドキュメンタリー映画として公開しても(専門的すぎるので)集客は望めない」と書きましたが、この2本のドキュメンタリーをカップリングにしたのは、ライトなキューブリックファンにとっては親切な公開方法で、好判断だと言えると思います。

 次に、当ブログでもたびたび登場するキューブリックの制作アシスタント、レオン・ヴィタリのドキュメンタリー『キューブリックに魅せられた男』ですが、これはエミリオとは比べ物にならないほど、キューブリックに「絶対的献身」を求められ、それに「絶対服従」した一人の男の物語です。その激烈な日々はインタビューなどで度々語られてきましたが、こうしてドキュメンタリーとして一編の映像として観せられると、その強烈さは想像以上でした。また、DVDやBDの特典映像や付属ドキュメンタリーでも観たことがない秘蔵映像が各所に散りばめられ(例えばハートマン軍曹にキャスティングされていたティム・コルチェリのオーディション映像)、ファンやマニアならかなり満足できる内容です。その反面、老人のように枯れ果ててしまったレオンの姿はかなり痛々しく(最近は健康を取り戻しているようです)、観ていて辛い気持ちにもなりました。しかし、そんなことに構うことなくキューブリックに捧げた半生に「(後悔など)もちろん全くない」と言い切るレオンの青い目に、「やりきった」という充足感を見た思いでした。

 『バリー・リンドン』のBD化の際に問題になった1.77のアスペクト比については、この時点ではその正当性を主張していますが(このせいでレオンは世界中のファンやマニアから批判を浴びた)、現在はキューブリックが指示した通りの1.66でクライテリオンがBD化しましたので、もう水に流して良いかと思います。それよりも『シャイニング』の陰謀論を一蹴する姿はとてもカッコよく、力強かったです。以前この記事で「レオンを日本に招聘して欲しい」と書きましたが、このドキュメンタリーを観てますますその思いを強くしました(過去に『アイズ ワイド シャット』のアフレコ監修で来日している)。関係者様にはその実現を強く希望したいと思います。

 最後に注意事項ですが、『キューブリックに愛された男』は2015年、『キューブリックに魅せられた男』は2017年に制作され、エンドクレジットに故人になった出演者への追悼メッセージを加えたものです。ですので、その時点でのドキュメンタリーであることは留意しておくべきでしょう。エミリオの倉庫に眠っていたキューブリック作品関係の資料は昨年オークションに出されました。また、レオンは『シャイニング』の4K化には参加したものの、『2001年…』の8K化には不参加です。それに現在世界を巡回中の『スタンリー・キューブリック展』にレオンは直接関わってはいません。その理由は色々と想像できますが、それはこのドキュメンタリーで言外に語られていますので、ぜひ劇場でご確認ください。

 キューブリックファンには見逃せないドキュメンタリー2作品ですが、DVDやBDボックスの特典映像としてワーナーがオフィシャルにリリースしているドキュメンタリー『ア・ライフ・イン・ピクチャーズ』と『キューブリック・リメンバード(キューブリックの素顔)』を観ておくと、それらよりさらに突っ込んだ内容なので楽しめます。逆にキューブリックの代表作を観ただけという、とってもライトなファンでは、もしかしたらついていけない部分もあるかもしれません。存分に楽しみたいのなら前述2作のドキュメンタリーを鑑賞しておくことをおすすめいたします。

 公式サイトはこちら。オリジナル予告編は以下の通りです。日本版の予告編が公開になりましたらまた記事にします。



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 ユナイテッド・アローズといえば比較的高価格帯のイメージがありますが、このご時世、低価格帯のサブブランドを展開しないことには生き残れないので、「グリーンレベール・リラクシング」というサブブランドを立ち上げています。そのグリーンレベール・リラクシングより「SC MOVIE ノースリーブ Tシャツ」として『シャイニング』『時計じかけのオレンジ』が発売されたようです。

 低価格帯とは言っても「GU」や「イオン」のファストファッションとは異なり、4,860円(税込)というなかなかの強気価格。デザインもGUとほぼ同じです。これは、版権を持つワーナー側が商品化できるビジュアルを指定していることによるものだと思います。ですので、見た目は実質GUと同じなのですが、GUの価格を知ってしまえば、なかなか食指は伸ばしにくいでしょう。ただし、生地の品質には差があるかも知れません(気になる方は店舗でご確認を・・・)。

 あまり言いたくはありませんが、そのうちアウトレットで半額で並びそうな気もします。「どうしても欲しい!」と思う方以外は、それまで待ってみるのも良いかと思いますが、『シャイニング』の双子の少女Tシャツは人気なので、アウトレットに並ぶほど残っているかどうかはわかりません。

 サイズはフリーのみ。ご購入は下の公式通販サイトもしくはZOZOTOWNからどうぞ。ここまでキューブリックTシャツが世の中に溢れる事態は想定していなかったので、さすがに追いきれなくなってしまいました(汗。未購入のままのレポートになってしまったのは、何卒ご容赦ください。

UNITED ARROWS green label relaxing
SC MOVIE ノースリーブ Tシャツ

ZOZOTOWN green label relaxing
SC MOVIE ノースリーブ Tシャツ
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スターエーストイズ「デフォリアル『2001年宇宙の旅』ヒトザル」
全高約150mm PVC (ソフビ)製 塗装済み 完成品 フィギュア
スターエーストイズ(Star Ace Toys)

参考価格: ¥7,260
価格:¥6,609
OFF:¥651 (9%)
全高:約150mm
対象年齢 :15才以上

 SF映画の金字塔 「2001年宇宙の旅」 (1968年公開 監督:スタンリー・キューブリック)に登場したヒトザルが「デフォルメ×リアル」がコンセプトのデフォリアルに登場!

『人類の夜明け』のシーンで謎の物体 (モノリス)の影響により動物の骨を道具として使うことを覚えたヒトザルが、嬉々とした表情で動物の骨を断ち砕き続ける、あの印象的なシーンを 2.5頭身 全高 約15cmのソフビフィギュアで再現しました。

商品には動物の骨を模したジオラマベースが附属、劇中のイメージを楽しむことができます。




 以前こちらの記事で、4色の宇宙服フィギュアのデフォリアルが登場したことをお知らせしましたが、今度はなんと「ヒトザル」です。表情はあの骨を砕くシーンにかなり似せていて迫力ありますね。ここまでくると、そのうちスターチャイルドまで商品化されそうな気がします。もしそうなれば「旧人類」「現人類」「新人類」のセットが完成!ですね。

 発売は2019年12月31日です。現在予約受付中。


スターエーストイズ デフォリアル 2001年宇宙の旅 ヒトザル(amazon)
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メビウスモデル 2001年宇宙の旅 HAL9000
全高約34.9cm (実物大)
1/1スケール プラモデル MOE2001-5
メビウスモデル(Mebius Model)

参考価格: ¥8,424
価格:¥6,239
OFF:¥2,185 (26%)

・組み立て塗装が必要なプラモデル。別途、接着剤や工具、塗料等が必要。
・1/1スケール未塗装プラスチック組み立てキット
・完成時サイズ:全高約349mm

・映画「2001年宇宙の旅」に登場する宇宙船、ディスカバリー号の人工知能HAL9000のインターフェイス部分を実物大サイズで再現
・映画でも象徴的に取り上げられたカメラアイの部分を実寸大でモデル化、赤く光るカメラアイはLEDが付属し、ライトアップも可能
・カメラアイはクリアーのダブルレンズパーツの構成で再現、カメラアイ下部のディテールも注意深く詳細に表現
・完成後に机の上に置いておくことができるディスプレイスタンドも付属
・スタンドには映画のロゴも立体的に再現
・※LEDのライトアップには別売りの電池が必要です。
・メビウス・MOEBIUS (アメリカ)輸入プラモデル




 『2001年宇宙の旅』に登場したディスカバリー号やムーンバス、スペースポッドなどのプラモデル化でおなじみのメビウスモデルから、今度はHAL9000の実物大プラモデルが発売されるそうです。カメラアイにはLEDが付属していて赤く光らせることができますが、実際のプロップで使用された「ニコン 1:8 f=8mm 魚眼レンズ 」をどこからか入手してそれを仕込むこだわりさんも現れそうですね。

 実際のプロップは現在ロンドンで開催中の『スタンリー・キューブリック展』で展示されていますが、『ロード・オブ・ザ・リング』で有名なピーター・ジャクソン監督も所有しています(詳細はこちら)。リンク先の動画はプラモの組み立てにも参考になりそうです。購入した方はそれぞれのアイデア次第でいろんな「遊び」ができそうですね。

 発売は2019年9月30日の予定です。

情報提供:無名様


メビウスモデル 2001年宇宙の旅 HAL9000(amazon)
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