キューブリックブログ記事

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
MNY288056
左側の女性が当時のキューブリックの妻、トーバ・メッツ。(引用元:ニューヨーク市立博物館『Life and Love on the New York City Subway [Woman in a subway car.]』

 キューブリックは自作品に自分の身内をよく登場させていますが、それはルック社でカメラマンとして在籍していた頃からだったようです。

 キューブリックが1946年に撮影した、ニューヨーク地下鉄での人々の様子を写した写真シリーズ、いわゆる『地下鉄シリーズ(Life and Love on the New York City Subway)』に、キューブリックの最初の妻、トーバ・メッツが写った写真がありました。おそらくキューブリックはトーバを何らかの役割(仕込み)をしてもらうために地下鉄に呼んだのだと思いますが、『地下鉄シリーズ』でトーバが写った現存する写真はこれ一枚のみのようです。

 ちなみに、トーバはキューブリック劇映画処女作『恐怖と欲望』に台本監督として参加していますが、映画にもカメオ出演しています。しかし、この後二人は離婚。キューブリックは1955年にルース・ソボトカと再婚しました。しかしこれも長続きせず、やがて別居、最終的にクリスティアーヌ・スザンヌ・ハーラン(クリスティアーヌも再婚で、子連れ再婚となった)と結婚し、生涯を共にすることになります。三回も結婚を繰り返したキューブリックの家族・親族関係はややこしいので、家系図を作っています。参考までににどうぞ。
【お願い】当ブログの記事は「KUBRICK.Blog.jp」の明記と該当記事へのリンク(URL表記「http://kubrick.blog.jp/」でも可)貼ることを条件に、報告不要でご自由にご活用頂けます。ただし、WEBマガジンやキュレーションサイトなど、アクセス集めを目的とするサイトのライター様はこの条件を守って頂けていないようですので、の当ブログの閲覧を全面禁止させていただきます。当ブログ記事の一切の参考・引用はしないでいただきますよう、宜しくお願いいたします。







    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
SK1

2018年下半期 映画監督・俳優の人気ランキング発表!吉沢亮、アン・ハサウェイがNo.1《Filmarks調べ》

〈前略〉

 国内俳優、海外俳優、映画監督を対象に、2018年7月1日から12月26日までの間、FilmarksでFan!登録された人物と登録数を算出し、登録数の多い人物から順にならべたものを「2018年下半期の人気ランキング」として発表しました。

〈中略〉

■映画監督 人気ランキング

1位:クリストファー・ノーラン/2,098件
2位:ウェス・アンダーソン/1,177件
3位:デヴィッド・フィンチャー/1,061件
4位:是枝裕和/1,053件
5位:クリント・イーストウッド/1,037件
6位:スティーヴン・スピルバーグ/1,036件
7位:ティム・バートン/1,034件
8位:スタンリー・キューブリック/920件
9位:福田雄一/911件
10位:クエンティン・タランティーノ/908件

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:PR TIMES/2018年12月27日




 映画ファンにはおなじみ、映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」によると、キューブリックはランキング8位だったそうです。故人では唯一のトップ10入り。あらためて昨年は『2001年宇宙の旅』公開50周年で盛り上がった一年だったことがわかりますね。
【お願い】当ブログの記事は「KUBRICK.Blog.jp」の明記と該当記事へのリンク(URL表記「http://kubrick.blog.jp/」でも可)貼ることを条件に、報告不要でご自由にご活用頂けます。ただし、WEBマガジンやキュレーションサイトなど、アクセス集めを目的とするサイトのライター様はこの条件を守って頂けていないようですので、の当ブログの閲覧を全面禁止させていただきます。当ブログ記事の一切の参考・引用はしないでいただきますよう、宜しくお願いいたします。

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
DSC00793
公開直前に回収になり、公開後しばらく経ってから発売になった『アイズ…』の劇場用パンフレット。

 キューブリックの遺作となってしまった1999年7月公開の『アイズ ワイド シャット』ですが、公開当日にパンフレットがない、という事態になってしまいました。理由は完成したパンフレットに不備があり、間際になって回収されたということだったのですが、再度印刷、発売されたパンフレットを入手してみると『シャイニング』のページにスーティブン・キング版の写真が使われていました。

DSC00792
黄色いタイトルに上に「スティーブン・キング版『シャイニング』のバーテンダーのロイドと支配人ダーウェントの写真が使われてる。

 当時運営していたホームページの掲示板でも「せっかく回収してまで刷り直したのに、こんな間違いをしていたら回収の意味がないのでは?」と訝しがる意見が多数。結局回収の原因はわからず、今の今までうやむやになったままでした。ところが最近、ある方からのリークがありまして、どうやら真相は以下のようなことだったらしいです。

 回収になった問題はP49ページにプリントされた「FUCK」の文字で、日本支社の代表取締役社長が「故人に失礼だから」との判断で、文字を消した改訂版に差し替えられました。(情報提供:T.S.さん)

DSC00791
不自然にくり抜かれた背景色にスミベタと、とってつけたような奥付表記が怪しい。

 リーク通り、確かに該当ページには不自然に黒で塗りつぶされた箇所があり、そこには奥付がはいっています。「SOUNDTRACK」と「CREDITS」と同一フォント、同一色でここに「FUCK」と入っていても自然な感じがしますね。当時は完全デジタル製版普及前ですので、製版フィルムをここだけくり抜いて、スミベタの文字白抜きで奥付を入れたように見えます。

 結局ワーナーのお偉い方の「鶴の一声」だった、ということらしいですが、この情報をリークしてくださった方も「伝聞である」とされていますので、確実な情報とは断定できません。

 このブログをご覧になっている方で、もし同様の情報をお持ちでしたらメール、または掲示板にてお知らせください。もう20年近くも前の話なので時効だとは思いますし、特に秘匿すべき情報であるとも思えませんが、ファンの長年のモヤモヤ(笑 を晴らす意味でも、皆様の情報提供をお待ちいたしております。

 なお、『アイズ…』のパンフレットは古本屋やオークションなどで安価に入手できます。その際、万が一「FUCK」と書かれたパンフを見つけますと「超レアアイテム」となり、この情報は確定ということになります。もし「『アイズ…』のFUCKパンフ」を入手された方がいらっしゃいましたら、当ブログまでぜひご一報ください。
【お願い】当ブログの記事は「KUBRICK.Blog.jp」の明記と該当記事へのリンク(URL表記「http://kubrick.blog.jp/」でも可)貼ることを条件に、報告不要でご自由にご活用頂けます。ただし、WEBマガジンやキュレーションサイトなど、アクセス集めを目的とするサイトのライター様はこの条件を守って頂けていないようですので、の当ブログの閲覧を全面禁止させていただきます。当ブログ記事の一切の参考・引用はしないでいただきますよう、宜しくお願いいたします。

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
DSC00810
東京・愛宕山にあるNHK放送博物館。山を登るために設置されたシースルーのエレベータはちょっと怖かったです。

 今回の2018年12月1日、NHK4K・8K開局に合わせ、午後1時10分からOAされた8K版『2001年宇宙の旅』ですが、視聴環境を選ぶか画質確認を選ぶか迷った挙句、クローズドの視聴環境を選んで、東京・愛宕山にあるNHK放送博物館の8Kシアターで視聴してきました。

 NHK放送博物館の8Kシアターは200インチという大型スクリーンですが、リアプロジェクション(スクリーンに背後からプロジェクターで映像投射)です。ですので、もともとアナログで撮影された映像を、8Kネガスキャンとはいえ、その画質を存分に味わう最適の視聴装置とは言えません。ですが照明も暗く落とされ、映画館のようなクローズドな環境(視聴者以外は立ち入り禁止)であるため、集中して作品を鑑賞したい場合には適しています。対して大型8Kテレビで視聴した場合、ドットバイドットで画素自体が発光するという8Kネガスキャンのポテンシャルを確認するには最適な視聴装置です。しかし設置場所はロビーや店頭などのオープンな環境で、画面サイズも80インチがせいぜい。照明の写り込みや他の放送の雑音、通りがかりの視聴者の雑談など、集中して作品を楽しめる環境ではありません。

 結局、NHK放送博物館を選んだのですが、8Kシアターはリアプロジェクションというハンデはあったにせよ、8Kのポテンシャルは随所に感じることができました。例えばオリオン号で浮遊するアトミックペンのシーンですが、ペン軸の「PARKER」の文字を確認することができました。

atomic_pen
※参考画像

 また、スターゲートのマインドベンダーのシーンで、ダイヤモンド型のそれぞれの面の模様がCGかと見まごうばかりにはっきりとクリアに見えました。

SS3
※参考画像

 ただ、全体的にはリアプロジェクションでは「これぞ8Kネガスキャン映像」と感じるまでには至りませんでした。音響も貧弱ですし、映画館のように座席に段差はなく、フラットな床にただ椅子を並べてあるだけです。もちろん「シアター」と言いながら無料の視聴(試聴)会場でしかないので、それはわかっていたのですが、字幕に至っては最前列以外は見えなかったのではないでしょうか。

 このような経緯のため、色調や質感などの細かい検証は、8K映像を8Kテレビによるドットバイドットで見ていないためできませんが、それらの報告はTwitter上にいくつか挙がっていますのでそちらを参考にしてみてください。将来的に予測される8Kのソフト化についてもそれらが参考になると思います。

 最後に報告として、110席満席になったのは12時50分頃、真っ黒の無画面部分には「前奏」「休憩」「終曲」とスーパーが表示されていました。字幕の訳者は木原たけし氏。ほとんどの方はドナウの最後まで着席したままで、放送終了後には拍手(70mmの時ほど盛大ではありませんでしたが)が起こっていました。

 NHKからの正式発表はまだですが、2019年1月3日午後0時30分から再放送も決定しているようですので、今回見逃された方も、次回はお近くのNHKや家電量販店などに足を運んでみてはいかがでしょうか。
【お願い】当ブログの記事は「KUBRICK.Blog.jp」の明記と該当記事へのリンク(URL表記「http://kubrick.blog.jp/」でも可)貼ることを条件に、報告不要でご自由にご活用頂けます。ただし、WEBマガジンやキュレーションサイトなど、アクセス集めを目的とするサイトのライター様はこの条件を守って頂けていないようですので、の当ブログの閲覧を全面禁止させていただきます。当ブログ記事の一切の参考・引用はしないでいただきますよう、宜しくお願いいたします。

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote


 SFの古典的傑作『2001年宇宙の旅』に登場する人工知能HAL 9000型コンピューターは、宇宙飛行士に反旗を翻し、冷酷な印象ばかりを残した。

 HAL 9000に人類が学ぶ点は多い。そして今、HAL 9000にインスピレーションを受けた研究者が、宇宙飛行士を殺したりしない人工知能を開発中だ。

 映画のHALとは違い、そのプロトタイプはシミュレーションされた惑星基地をきちんと管理できたという。

〈中略〉

 「チームやパートナーのNASAは、CASEが制御不能になるような事態は心配していません。プログラムされていないことは実行できないようになっているからです。」(ボナッソ氏)

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:カラパイア/2018年11月28日




 現在「A.I.」と呼ばれているものは「真のA.I.」ではなく、単に大量の情報を瞬時に処理・判断できる能力があるというだけで、今も昔もコンピュータは与えられたプログラム以上のことはできません。HALはいわゆる「シンギュラリティ(技術的特異点・知能爆発)」を迎えたコンビュータであり、「真のA.I.」と呼べるもので、コンビュータ自身が自律的・自主的に判断を下せると言う設定です。ですので、現在はまだ「コンピュータが人間に対して(意図的に)半旗を翻す」などということは現実的に不可能なのですが、コンピュータはその判断の正確さゆえに、プログラムが正しく組まれていないと、人間にとっての不利益を被る場合があります。

 宇宙船に似ている一番身近な乗り物といえば飛行機ですが、コンピュータ(自動操縦装置)の判断とパイロットの判断が相反し、墜落事故に結びついた例はいくつもあります。例えば自動操縦装置は「着陸」と判断し、下降しようとしているのに、パイロットは「着陸中止」を判断し、上昇しようとしてしまってコントロール不能に陥り、墜落してしまった名古屋空港の事故などです。こういった「想定外」の事態に柔軟に対応できない(融通が利かない)のが、良くも悪くもコンピュータの特徴なのですが、この記事を読む限り、そういった事態に対応できる能力があるのかまではわかりませんでした。

 宇宙ではコンピュータに命を預ける局面は地上より多くなるでしょうから、融通が利かないがゆえの事故の可能性は否定できません。近い将来、そういった事故が起こればまた『2001年…』やHALが引き合いに出されるんでしょうけど、コンピュータが「意図的に人間を排除しようとした」という事故(というより殺人事件)でない限り、HALを例えに出すのは不適切です。でもやっぱり「コンピュータが人間を殺した」という表面的な事実だけをあげつらって、例えに出されてしまうんでしょうね・・・と、ここで予想しておきますね(笑。
【お願い】当ブログの記事は「KUBRICK.Blog.jp」の明記と該当記事へのリンク(URL表記「http://kubrick.blog.jp/」でも可)貼ることを条件に、報告不要でご自由にご活用頂けます。ただし、WEBマガジンやキュレーションサイトなど、アクセス集めを目的とするサイトのライター様はこの条件を守って頂けていないようですので、の当ブログの閲覧を全面禁止させていただきます。当ブログ記事の一切の参考・引用はしないでいただきますよう、宜しくお願いいたします。

このページのトップヘ