キューブリック関連動画

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 以前のこの記事で紹介した『ルーム237』ですが、予告編が公開されていました。まあ、例のアレのオマージュというかマネというか。音楽は同じようですが当然許可もらってますよね?

 このドキュメンタリー自体、映像をコマ送りや逆回したりして陰謀論者が勝手に自説をブチ上げてるだけのようですから「237」の数字にはいくらでも意味付けができそうです。で、暴かれる陰謀がユダヤにナチスだそうで(な、なんだってー!!笑)ここまで定番ネタを振られると逆に嬉しくなっちゃいます。まあお遊びで深読みごっこするなら全然かまいませんが、それを映画にして金儲けするとなると・・・やはり許す気にはなりません。ちなみにこのドキュメンタリーにはこの監督とプロデューサーの見解は入っていないそうです。そりゃそうです、その「本当の『シャイニング』の姿」とやらがでっち上げででたらめだらけだと知ってるから「俺たちは監督とプロデュースしただけ」と言い逃れできるようにするためでしょう。こんな代物は無視するか観るとしてもお金なんて払ってはいけません。次の陰謀論者という「商売人」を生ませないためにも、連中にこういった「商売」が成り立たない現実をしっかりと認識させなければなりませんからね。

 キューブリックの死後、例の『オペレーション・ルーン』がキューブリック作品をエサに陰謀のでっち上げで金儲けする、というダブーを破ってしまいました。しかもそれを許したのが一番キューブリックの身近にいたクリスティアーヌとヤンのハーラン姉弟というから始末に負えない。本来ならキューブリックがそういった雑音を全て排除していたという事実を尊重し、そんな輩から作品を守らなければならない立場だというのに。キューブリック人気にかこつけて一儲けしようといった連中はこれからも蔓延ってくるでしょう。クリスティアーヌとヤンは『オペレーション・ルーン』の責任を取る意味でもそういった連中にちゃんと釘を刺して欲しいものです。
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 キューブリックのカメオ出演といえば『アイズ…』でのソナタ・カフェの客が有名ですが、意外なところで声だけのカメオ出演をしています。それが上記の『フルメタル…』での通信シーン。通信相手のマーフィーの声がなんとキューブリックなのです。全然気付きませんでしたね。晩年の2作品になって自分の声と姿を遺したキューブリック。年月が過ぎるごとに老いてゆく自分に何か感じ、自作品の中に自分を遺す事にしたのでしょうか。それとも単なるお遊び?個人的には後者だと思いたいですね。まだ生きる気満々だったでしょうし。
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 デイジー・ベルは、世界で初めてコンピュータが歌った歌として知られる。1961年、ベル研究所のIBM7094が歌った。ヴォーカルはジョン・ケリーとキャロル・ロックボーム (Carol Lockbaum) が、伴奏はマックス・マシューズ (Max Mathews) がプログラミングした。このエピソードから、1968年のSF映画・小説『2001年宇宙の旅』では、分解され機能を喪失しつつあるコンピュータHAL9000がデイジー・ベルの一部を歌うシーンがある。実際の歌声はHAL9000役の声優ダグラス・レイン (Douglas Rain) である。

(デイジー・ベル/wikipedia)


 HALのが歌った歌としておなじみの『デイジー・ベル』ですが、その元となったIBM7094が歌った音源がYouTubeにアップされていましたのでご紹介。でも、歌ったコンピュータの型番が「IBM7094」ってモロ「HAL9000」を連想させますね。当然この事実をキューブリックもクラークも知っていたはずですから、「IBMのアルファベットをひとつ前にずらせばHALになる、というのは単なる偶然」なんてホント言い訳にしか聞こえません。公開当時、コンピュータが反乱を起こすという映画の内容に怒って映画からIBMのロゴをはずさせた訳ですから、この事をもしIBMが知ったら下手をすると訴訟等に発展しかねません。その火消しにやっきになってたんでしょうね。
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 かの有名なタイトルデザイナー、ソール・バスはキューブリック作品にも参加している。もちろんすぐそれとわかる『スパルタカス』だ。今見てもやたらカッコいいのだが、印象が本編とあまりにもかけはなれているので正直浮いている感は否めない。やっぱりヒッチコックのようなサスペンス向きですね。キューブリックもそう思ったのか、『シャイニング』ではポスターのデザインを依頼している。ただこれが非常に微妙なデキ。現在ではジャック・ニコルソンの「Here's Johnny!」が一般化してしまい、ほとんど顧みられる事はない。その意味ではキューブリックはソール・バスの才能を上手く生かしきれなかったようだ。ただ、両者の関係は良好だったと伝えられている。
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 キューブリックがある種独特の緊張感をスクリーン上に表現したい時に好んで使った構図。観客の注意を周囲から中央に集めたい時(『シャイニング』の双子の霊など)、また逆に中央から周囲に注意を払うようにしむけたい場合(『時計…』のオープニングショット)に使用している。一見単純で簡単な構図だが、それ故に使いどころを間違うと、とても間抜けになってしまうので細心の注意が必要。キューブリックは特に奥行きを深く取る構図を好んでいて、それは上記の動画を観ても一目瞭然。なんかもうこれだけでも・・・・圧倒的です。
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