キューブリック関連動画

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 NHKは24日、12月1日に本放送がスタートする「BS8K」で、同日午後1時10分からSF映画の金字塔「2001年宇宙の旅」(68年、スタンリー・キューブリック監督)を世界で初めて8K放送すると発表した。

〈中略〉

 同作の世界初の8K放送を呼び掛けたNHKに、作品を管理しているワーナーブラザースが応えて実現した。オリジナルネガを8Kスキャンし、本来の臨場感を家庭で楽しめることになった。漆黒の宇宙空間や、謎の物体モノリス、極彩色のクライマックスなど、作業チームも思わず息をのんだという。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:日刊スポーツ/2018年10月24日




 放送技術会社としてのNHKには定評があるので、NHKからの8Kオンエアの申し出に、将来の8K化(すでに4K化済み)を考えていたワーナーがホイホイ乗っかっちゃたということなんでしょうか?

 現在IMAXは4Kレーザーシアターが続々オープン予定ですが、将来的にはそれが8Kに置き換わるということだし、その予定も組み入れた上での4Kになっているのでしょう。そうなれば近い将来、8KのIMAXで『2001年…』が観れると言うことだし、8Kなら特設会場でデジタルシネラマ上映という可能性だってありえます。

 ただ、価格.comで8Kテレビを見てみると、その値段の高さに愕然・・・とても現時点では個人での購入は無理というもの。NHKはパブリック・ビューイングなど上映イベントを開いてくれないんでしょうか? 12月1日は土曜日ですので可能性はありますね。チェックしておきましょう。
【ご注意】当ブログの記事は「KUBRICK.Blog.jp」の明記と該当記事へのリンク(URL表記「http://kubrick.blog.jp/」でも可)貼ることを条件に、報告不要でご自由にご活用頂けます。ただし、アポロ計画やフリーメイソンなどの陰謀論、スキャンダラスな嘘記事、ソース不明の偽情報を掲載して衆目を集め、アクセスを呼び込むことを第一の目的とするデマサイトやデマ動画チャンネルの関係者は当ブログの閲覧、ならびに利用は全面禁止とさせていただきます。






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 この動画を観ただけで、このモデルの制作がいかに困難なものであったかが容易に理解できます。とにかく素晴らしいの一言です。

 現在世界を巡回中の『スタンリー・キューブリック展』にもディスカバリー号のレプリカモデルは展示されていますが、今回のこのモデルに比べるとその差は歴然。日本で『スタンリー・キューブリック展』が開催された暁には、この「54フィートプロップモデル 1/10レプリカ完全版」を展示すべきだと思うし、展覧会の主催者、キューブリックの関係者、ワーナーブラザースを説き伏せてまでそうすべきたと強く進言いたします。

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ART MASTER 3D LIMITED Discovery
54フィートプロップモデル 1/10レプリカ完全版


【受注生産品】
第一次受注特別価格:1,300,000円(税別)
第一次受注期間:2018年10月第4週〜11月末まで
3D出力したパーツをトップモデラーによるハンドメイドでお届けします。


公式サイトはこちら

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『スタンリー・キューブリック展』で展示されている、ディスカバリー号のレプリカモデル。(写真提供:LA在住Shin様)
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スターチャイルドが「子供」ではなく「老人」に見える時点でもうダメな感じ。



 TV番組『怪しい伝説』の司会者、アダム・サヴェッジが『2001年宇宙の旅』のスター・チャイルドのレプリカを制作したそう。でも残念ながらデキは「キューブリックだったらNG出してたな」というレベルです。

 制作したスタッフはエフェクトアーティストのスティーブ・ニール、仕上げはケイティ・サビサー、眼球のメカニズムはジェレミー・ウィリアムズによるものだそうですが、オリジナルのスターチャイルドの造形を担当したリズ・ムーアのコピーにさえ到達していません。スターチャイルドのオリジナルは現在世界を巡回中の『スタンリー・キューブリック展』で展示されていますので、それで十分ですね。

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『スタンリー・キューブリック展』で展示されている、リズ・ムーアが制作したオリジナルのスターチャイルド。(写真提供:LA在住Shin様)

 アダム・サヴェッジは以前、『シャイニング』の生垣迷路のレプリカを制作していますが、これも出来があまりよくないのにも関わらず、『スタンリー・キューブリック展』に展示されています。こういったプロップなどのレプリカ制作では日本の職人技は抜きん出ていますので、そういった「匠の仕事」を知っている日本人にとってみれば「いかにもアメリカンな雑な仕事」にしか見えないのが残念です。ただ、番組内での企画なので、予算に限りがあったであろうことは勘案すべきかとは思います。
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 スタンリー・キューブリック監督作『2001年宇宙の旅』の70mm版特別上映が、10月6日より東京・国立映画アーカイブにて行われる。『2001年宇宙の旅』製作50周年を記念して、クリストファー・ノーラン監督の協力の元、公開時の映像と音の再現を追求して作成された70mmニュープリントが、今年5月に開催された第71回カンヌ国際映画祭クラシック部門での初お披露目、欧米での上映を経て、ついに日本に上陸する。

 前売り券が販売されるやいなや、ものの数分で完売し、早くも追加上映を望む声が上がっている本企画。今回リアルサウンド映画部では、本上映を主催する国立映画アーカイブの主任研究員・冨田美香氏にインタビューを行い、上映実現までの道のりや、本上映の見どころについて話を聞いた。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:Real Sound 映画部/2018年10月5日




 70mm上映の技術的・コスト的難しさと今後の70mm上映への波及効果の期待、2,500円という価格設定の根拠、デジタル化で失われるフィルムの質感など、今回の上映の希少性がよく理解できる貴重なインタビューです。この特別上映を実現させたワーナー・ブラザース・ジャパンと国立映画アーカイブ関係者様の努力には頭が下がります。今後、他作品の70mm上映の機会を増やすためにも、大きな混乱もなく、ぜひ成功して欲しいですし、私たちファンもそれへの協力を心がけたいですね。
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 『2001年…』に限らず、映画には間違いがつきものですが、その種類を大きく分類すると以下の3つに分けられると思います

(1)考証時(制作当時の知見に基づく)のミス

(2)撮影時(プロップの取り違えなど)のミス

(3)編集時(テイク違いの矛盾)のミス


この動画にはその全てが紹介されていますが、(1)は月の重力下での人間の動きが1Gと変わらないなど、(2)は月面から見る地球の欠け方がシーンによって違う、食事ペーストの順番が違う、ボーマンがスケッチを持っている・いないなど、(3)は猿人の持っている骨と投げた骨が違う、女性の足の位置が違う、フロイド博士の持っている資料が違うなどです。キューブリックはもちろん、どの映画監督もこういったミスを無くそうと、ポラロイド写真を撮ったり、記録をつけるなどしていたのですが、CGで修正できる現在とは違い、この時代の映画は修正されずにそのまま残っていることが多く、ファンの間でも度々話題になっていますね。

 キューブリックはワンシーンにじっくりと時間をかけ、テイクも数多く撮るので、実は「ミスの多い」監督です。それをいちいちあげつらって「完璧主義者のキューブリックがミスをした!」と、鬼の首を取ったように指摘する方もいますが、それには大きな誤解があります。キューブリックの「完璧主義」は「ミスを許さない完璧主義」ではなく、「妥協を許さない完璧主義」(管理人はその誤解を招かないよう、あえて「些細なことまでとことんこだわるこだわり主義」と呼んでいます)です。キューブリックはことあるたびにインタビューなどで繰り返しこう語っています。

 監督にとって、どう撮るかは、むしろ簡単な決定で、楽な仕事だ。重要なのはシュート(撮影)する前の段階で、それは撮影するに足る何事かを起こしえるかへの挑戦なのだ、撮る内容をいかに充実したものにするかだ。

(引用元:イメージフォーラム1988年6月号/キューブリックのロングインタビュー


つまり、「良いシーンが撮れるまでテイクを繰り返すし、良いシーンが撮れれば、少々のミスは許容する」のです。その象徴的なシーンが以下になります。



このシーンでは、ドアを壊すテイクと、「Here's Johnny!」と笑うテイクが違うことが、割れたドアの壊れ方を見れば一目瞭然です。キューブリックもそれに気づいていたはずですが、あえて無視し、最高のテイクと最高のテイクをつなげたということになります。

 これらの「映画上のミス」は話のネタ的には面白いので、そのレベルで小ネタ的に話題にするのはアリかな、とは思います。ですが、こういった瑣末なミスをあげつらって、その映画監督の批判の論拠にするのは違うと思います。キューブリックは「完璧主義者」と言われているだけに、特にその俎上に上がりやすい監督です。生半可な知識しかない人ほど的外れな「ミス批判」をしがち(批判をするなら本質的な部分でして欲しい)なので、ファンとしては「またか・・・」と思いつつ、生暖かい目でスルーしてあげるのが正しい姿なのかな、と思っています。
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