キューブリック関連動画

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 日本では今年で最後の『午前十時の映画祭』での上映が決定している『時計じかけのオレンジ』ですが、本国イギリスでは4月5日からの再上映が決定しました。その新予告編をご紹介。

 この『時計…』は、本国イギリスでは初公開の1972年以降、マスコミの執拗なバッシングや、悪質な脅迫に悩まされたキューブリックがイギリス国内での上映を禁止していましたが、その封印は逝去後の2000年になってやっと解かれました。2008年にも特別公開がありましたが、今回はそれ以来だと思います。上映時間は136分、2K DCPですので、日本での上映も同じマスターではないでしょうか。ロンドンではデザインミュージアムにて、2019年4月26日〜9月17日の日程で『スタンリー・キューブリック展』の開催が決定しています。それに合わせての公開でしょう。

 上記の新予告編の出来に関しては云々しませんが、やはりパブロ・フェロは偉大だった、ということでしょう。そのオリジナル予告編の制作裏話はこちらで記事にしていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
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 一足早く発売になった海外版をソースに、『2001年宇宙の旅』リマスターBDと4KUHDの画像比較動画がアップされていましたのでご紹介。

 こうして比べてみると結構色調が違いますね。全体的には4KUHDの方が赤味が強いように感じます。同じ8Kマスターを用いているはずなのに、ここまで違うのは何か理由があるのかどうかはわかりませんが、好みとしてはリマスターBDの方です。当然ですが、解像度は4Kの方が上です。画像のエッジの鮮明さがHDと4Kではここまで違うのか、と驚かされます。

 4Kの視聴レポートはいくつか目にしましたが、色調に関しては再生装置(液晶TVやBDプレーヤー)越しに比較したところでメーカーや設定でどうにでも転んでしまいますので、あまり意味はないと感じていました。一番確実なのはディスクをPCに読み込んで、画像データそのものを比較する方法です。この動画はおそらくそうしてPCでキャプチャしたものを比較しているようですので、かなり説得力がありますね。とても参考になる動画だと思います。
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EWS_last

 聖なる夜に感動とサプライズは付きもの。心動かす贈り物から、驚きを隠せないクレイジーなものまで。私たちの涙と笑いを誘うクリスマスギフト名シーンをD姐がお届けします。

〈中略〉

綻びかけた夫婦に不可欠だったのは……。『アイズ・ワイド・シャット』

 巨匠スタンリー・キューブリックの遺作にして、トム・クルーズ&ニコール・キッドマン夫妻の最後の共演でもある問題作。冒頭からニコールの全裸&トイレシーン(トムが真横にいるのに!)という衝撃のシーンで始まり、濃厚で過激な官能的な作品でありながら、実は全編が聖なるクリスマスシーズン。夫婦という枠組みに囚われた、現代社会での葛藤と欲望、煩悩を現実として目の当たりにしてしまった後、最後に二人が子供を連れてクリスマス・プレゼントを買いに行く。ショッピング中のぎこちない夫婦の会話で、ニコール演じる妻が欲したものとは? 綻びかけた夫婦に不可欠なクリスマス・プレゼントをズバリ答えてくれています(多分)。そう考えると、この作品後ほどなくして二人が離婚してしまったのはちょっと意味深……。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:VOGUE JAPAN/2018年12月20日




 WEB版とは言え、VOGUEのようなメジャーな雑誌がキューブリック作品を採り上げるのは珍しいと思ったのでご紹介。

 ラストのセリフの「ファック」の意味ですが、管理人はさんざん(それこそ公開当時から)ダブルミーニングだと言っているのですが、あまり一般的な解釈ではないようで、鑑賞者のほとんどがその意味を肯定的(つまり愛の行為)な意味のみ解釈しているようです。個人的にはダブルミーニング大好き、捻くれ者で皮肉大好きなキューブリックがそんな甘い結末を用意するはずがないと思っているのですが。

 それに、物語構造が『時計じかけのオレンジ』と同じ(夜の冒険→いい気になってよからぬことに首をつっこむ→転換点のイベント→夜の冒険を全く違う立場でトレース→自分より大きな存在によって弄ばれていたことを知る→意味深な一言で終わる)であることを考えると、『時計…』の「完ぺきに治ったね」と同様、原作にはないこの「ファック」という言葉の意味を、もっと多くの鑑賞者が考えるべきだと思っています。

 「キューブリックは女性を描けない」とはよく耳にする批評ですが、この『アイズ…』に関してはキッドマンはクルーズより上の立ち位置で、常に冷静に物語を(眼鏡越しに)見つめています。キューブリックは愛妻家(というより、生涯クリスティアーヌにベタ惚れだった)であり、子供も三人とも娘という常に女性に囲まれた家庭環境であったことを考えると、「女性の正体」については熟知していたはず。『ロリータ』では様々な制約があって描けなかった「女性の正体」を、この『アイズ…』ではキッドマンに纏わせているし、『アーリアン・ペーパーズ』では主人公ターニャが、ナチス占領下のポーランドをずる賢くも逞しく生き抜く姿を、甥っ子のマチェックの目を通して語っていたはず。そう考えると、キューブリックの女性観を知るには『アーリアン・ペーパーズ』が最適だったと思わずにはいられず、中止になってしまったのは返す返すも残念です。
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 スペインのバルセロナにある現代文化センター(CCCB)で開催中の、『スタンリー・キューブリック展』のプロモーションビデオが完成したようなのでご紹介。

 いつもの展示が並んでいますが、前回フランクフルトで開催された『2001年宇宙の旅展』からスペースポッドやオリオン号、ムーンバスのミニモデル(レプリカ)が新たに加わり、ここでもそれは展示されているようです。会期は2019年3月31日まで。次はロンドンで、2019年4月26日〜9月17日の日程での開催が決定しています。

 これまでの開催地リストはこちら。『スタンリー・キューブリック展』公式サイトはこちら

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 NHKは24日、12月1日に本放送がスタートする「BS8K」で、同日午後1時10分からSF映画の金字塔「2001年宇宙の旅」(68年、スタンリー・キューブリック監督)を世界で初めて8K放送すると発表した。

〈中略〉

 同作の世界初の8K放送を呼び掛けたNHKに、作品を管理しているワーナーブラザースが応えて実現した。オリジナルネガを8Kスキャンし、本来の臨場感を家庭で楽しめることになった。漆黒の宇宙空間や、謎の物体モノリス、極彩色のクライマックスなど、作業チームも思わず息をのんだという。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:日刊スポーツ/2018年10月24日




 放送技術会社としてのNHKには定評があるので、NHKからの8Kオンエアの申し出に、将来の8K化(すでに4K化済み)を考えていたワーナーがホイホイ乗っかっちゃたということなんでしょうか?

 現在IMAXは4Kレーザーシアターが続々オープン予定ですが、将来的にはそれが8Kに置き換わるということだし、その予定も組み入れた上での4Kになっているのでしょう。そうなれば近い将来、8KのIMAXで『2001年…』が観れると言うことだし、8Kなら特設会場でデジタルシネラマ上映という可能性だってありえます。

 ただ、価格.comで8Kテレビを見てみると、その値段の高さに愕然・・・とても現時点では個人での購入は無理というもの。NHKはパブリック・ビューイングなど上映イベントを開いてくれないんでしょうか? 12月1日は土曜日ですので可能性はありますね。チェックしておきましょう。
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