キューブリック関連動画

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 管理人もこのブログ開設当初から利用しているインターネット・ムービー・データベース(IMDb)ですが、そのIMDbが制作したキューブリックの映像スタイルを編集した動画『Stanley Kubrick Trademarks』が話題になっていてのでご紹介。説明には「IMDbはカンヌ映画祭『2001年宇宙の旅』公開50周年記念70mmプリント版上映を賞賛し、スタンリー・キューブリック監督の映像スタイルをつぶさに観察しました」とあります。

 まあ、この手の動画は『Kubrick // One-Point Perspective』があまりにも有名になりすぎてしまっているので、ちょっと二番・三番煎じな感じが否めません。Twitterなどでもこの動画に影響を受けたと思われる写真が「キューブリック的」と称されてよくアップされているのを見かけますが、キューブリックのスタイルは「一点透視で、なおかつシンメトリー的」です。単なる一点透視は一点透視でしかないので、それは間違わないで欲しいですね。
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2015年春の撮影。撮影者が『シャイニング』を意識していないとは言わせません(笑。



 『シャイニング』のオーバールック・ホテルの内装デザインはアメリカ・ヨセミテ国立公園にある「アワニー・ホテル」がモデルになっていることはこちらで紹介済みですが、おそらくスティディカムをつかったであろうウォークスルーの動画がありましたのでご紹介。

 この「アワニー・ホテル(Ahwahnee Hotel)」ですが、2016年3月1日に名称が「マジェスティック・ヨセミテ・ホテル (The Majestic Yosemite Hote)」に変更になりました。歴史あるホテルなのでこの変更は残念ですが、おそらくヨセミテにあることをアピールしたいがための変更なんでしょうね。

 ホテルの公式サイトはこちら
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 UFO追跡や超常現象研究でおなじみの矢追純一氏が、『シャイニング』を撮影していたエルスツリー・スタジオを訪問するドキュメンタリーの未編集動画がYouTubeにアップされていたのでご紹介。撮影時期はロンドンで『シャイニング』『エレファントマン』が公開されていること、服装が秋っぽいことから1980年秋(10月以降)〜冬だと思われます。

 この取材は「『シャイニング』制作中に火災などの事故が多発したのは超常現象のせいではないか?」という切り口で、矢追氏を現地に向かわせ突撃取材を敢行!という企画だったそうですが(いかにも『11PM』らしいノリ。笑)、そんな番組スタッフの思惑は見事に空回りし、単なる『シャイニング』の制作舞台裏取材に終始しています。矢追氏の超常現象やUFOなどの質問が浮いているのはそのせいのようです。

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 取材はまずエルスツリー・スタジオの訪問シーンから。ワーナーの広報担当ジュリアン・シニアが出迎えてくれます。

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 ジュリアンがもったいぶりつつ『シャイニング』のTVスポットを見せてくれます。これは不採用シーンが含まれたもので、それは以前この記事でご紹介しています。

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 撮影ステージに案内されますがセットは撤去されたあとです。新しいセットの立て込みが始まっているようです。「ここはホール(コロラドラウンジ)だった」とジュリアンは説明しています。セット火災の状況も説明しているようです。コロラドラウンジは全焼しましたが、けが人はいませんでした。その記事はこちら

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 『シャイニング』の外国語版プリントの作業中。ここはおそらくキッチンのセットが組まれた部屋でしょう。

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 キューブリックの三女、ヴィヴィアン登場。編集作業をしていたようです。

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 ヴィヴィアンが倉庫を案内します。その倉庫は『シャイニング』の食料倉庫だった場所。シェリー・デュバルの衣装や、『2001年…』で使用されたフロント・プロジェクション用のポジフィルム(『人類の夜明け』のシークエンスはエルストリーで撮影された)、『バリー・リンドン』で使用されたF0.7レンズなどを紹介しています。

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 ヴィヴィアンがどの部屋がどのシーンで使用されたか、フィルムを見せながら説明しているところ。

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 『シャイニング』のポスターやスチール写真が置かれたキューブリックのオフィス。肝心のキューブリックは不在ですが、ひょっとしたらTVカメラを避けてどこかに隠れてしまったのかも(笑。

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 矢追氏がキューブリックへ電話インタビューをしているシーンです。『シャイニング』のラストシーンについては「リ・インカーネーション(転生)」、『2001年』のラストシーンについては「純粋なエネルギー」「人間動物園」「超存在」「超人間」などの言葉が聞こえてきます。電話のノイズで非常に聞き取りづらいのですが、ラストシーンの意味を丁寧に説明をしてくれているようです。内容は以前この記事でご紹介したインタビューと同じだと思われます。ただ、矢追氏の超常現象やUFOの質問については真意を測りかねたらしく、困惑したような回答も。矢追氏も電話を切った後でなんとも言えない表情をしています。キューブリックは日本の取材班の相手をヴィヴィアンに押し付けて雲隠れしているように思えます。電話の冒頭で「探したよ、スタンリー」と言われたちゃっていますので。

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 ヴィヴィアンへのインタビューシーン。映画制作についてや姉妹の話、父母の馴れ初めの話、『メイキング・ザ・シャイニング』の制作の話など。超常現象取材班としては「使えないなー」と思ったことでしょう(笑。

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 エルスツリー・スタジオの全体図です。矢追氏らスタッフが訪れたのは画像下の車が一列に並んだ建物の玄関から入って、その建物の裏口から撮影ステージに向かい、ホテルキッチン(動画では作業所と倉庫)とコロラドラウンジのセットが組まれたステージの部分(ステージ2〜3)だけですね。それでも撮影所内部の映像は貴重です。

以下は動画のチャプターリストです。

00:00 導入シーン。ロンドン中心部からEMI エルスツリー・スタジオ(ボアハムウッド)へのドライブ
04:14  EMI エルスツリー・スタジオに到着
07:07 ジュリアン・シニア(ワーナー・ブラザーズ)との会合
12:16 ジュリアン・シニアと撮影スタジオへ案内、制作の詳細
18:30 プロダクションオフィスに戻る。撮影シーンの詳細
23:00 ビビアン・キューブリックと会い、シャイニングのドキュメンタリーを語る
27:20 ビビアン・キューブリックが「キューブリック倉庫」を紹介
31:50 『バリー・リンドン』で使用された有名なツァイス社 F / 0.7 NASAレンズの紹介
34:00 キューブリックの倉庫
36:15 『2001年宇宙の旅』関連資料(フロントプロジェクション用のスライド)
38:04 キューブリックの事務所
41:40 編集テーブルにてヴィヴィアン・キューブリックへのインタビュー
45:24 キューブリックへの電話インタビュー
55:45 ヴィヴィアン・キューブリックとのインタビュー
1:15:26 エルスツリー・スタジオスタジオの外装
1:16:35 エンディング。ロンドン中心部、ソーホーへドライブ
1:22:57 ABCシネマがあるシャフツベリーアヴェニュー(『シャイニング』のポスターと看板)

 このビデオはUFO研究家のウェンデル・スティーブンス氏(故人)所有のものだったそうです。『シャイニング』(国際版)の日本公開は1980年12月13日。『11PM』でのオンエアは映画公開に合わせてのもの(12月12日辺りだと推測)だと思いますが、キューブリックがこうして映画の舞台裏を公開するのは異例。それだけ「『シャイニング』は何が何でもヒットさせるぞ!」と意気込んでいた表れだとは思いますが、逆に『バリー・リンドン』の興行的失敗がよほど堪えていた、とも言えます。

 動画を見た感想ですが、キューブリックファンにしてみれば当時のTVスタッフの頓珍漢ぶりに「わざわざキューブリックに会いにイギリスまで行って恥を晒すなよ!」と言いたくもなるのですが、まあ今も昔もTV番組なんて所詮そんなもの。キューブリック作品制作の舞台裏映像がどれほど貴重かはファンの方ならよくご存知のはず。当時のスタッフが「使えない」と切り捨てた映像の方が価値があるという皮肉な結果も、今となっては感謝するしかないですね。
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 カナダ国立映画監督委員会が1960年に制作した、アニメーション・ドキュメンタリー『ユニバース(Universe)』のフルバージョンがYouTubeにありましたのでご紹介。

 キューブリックはこのフィルムを見て、制作したコリン・ロウ、シドニー・ゴールドスミス、ワリー・ジェントルマンを調べました。結果コリン・ロウは『2001年…』に参加し続けましたが

 フリューイン: 「スタンリーはこの映画を重視しませんでしたが特撮に可能性を感じ、担当したワリー・ジェントルマンと話しをした後『2001年…』のために彼を雇いました。しかしワリーは、スタンリーが干渉してくるので、あまり長く参加しませんでした」

(引用先:【関連記事】スタンリー・キューブリックが好んだ映画のマスター・リスト(2016年7月25日改訂版)


という経緯だったそうです。

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『2001年…』で地球の模型にエアブラシをかけるコリン・ロウ。

 ナレーションが『2001年…』でもナレーションを担当する予定(最終的にHALの声を担当)だった、ダグラス・レインだというのは、この『ユニバース』の影響と考えられますが、この頃のキューブリックは『2001年…』の制作を睨んでSF映画を見まくっていて、この『ユニバース』もそんなフィルムのひとつだった、と言えるでしょう。
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『Family Love: A Glimpse of the Real Stanley Kubrick(家族愛:スタンリー・キューブリックの真実を垣間見る)』という動画がVimeoにありましたのでご紹介。

 管理人が知る限り、ほとんどの写真は見たことがありません。特に孫と戯れる邸宅内の写真はどこから手に入れたのでしょう? 孫のおもちゃ(車やマジックハンド)を興味深そうに触るキューブリックの姿を見ることができるなんて思いもしませんでした。これを見る限り孫にとってキューブリックは「いつも同じ格好をしているおじいちゃん」であったことがよくわかります(笑。

 撮影時期は、最初の写真が『時計…』の頃で、『バリー…』『シャイニング』と時系列に並んでいて、最後の集合写真は『アイズ…』の頃でしょう。この「時系列」の判断ができるのは相当のマニアか、関係者以外にはありえない気がします。投稿したアンドリューなる人物の詳細はわかりませんが、長女のカタリーナの写真が多いことから、カタリーナの三人の息子の中の一人、もしくはその関係者の可能性があります。

 それはともかくも、こんな好好爺としたキューブリックを見るとなんだかホッとしますね。
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