キューブリック関連記事

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2001BruceZoran
丸々とした少年時代のブルース・ローガンとゾラン。初期のスリットスキャンのテスト中で、キューブリックはスターゲート・シークエンスで人型の「グリッド異星人」を登場させようと考えていたことが伺える。



 1965年、イギリス・ボアハムウッドでキューブリックが映画を作っていることを知った19歳のブルースは、当初6ヶ月の契約でダグラス・とランブルの下で働くためにキューブリックに雇われました。しかし、それは2年半も続くことになるとは、その時のブルースは想像だにしませんでした。

 ブルースはキューブリックがスターゲート・シークエンスで登場させるつもりだった「グリッド異星人」の撮影を担当しましたが、これは使われませんでした。ブルースが撮影を担当し、使用されたシークエンスはタイトル・シークエンスです。タイトルは7ヶ国語のバージョンが用意され、その全ての撮影を担当したそうです。また、宇宙船のコクピットに表示されるアニメーションの撮影も担当したそうです。

ブルース・ローガンが撮影を担当したタイトルシークエンス。

 他にも朝、遅刻してばかりだった話や、病気をして欠勤したのに、キューブリックに救急車を手配されて無理やり出社させられた話、給料は2倍になったが、仕事量も2倍になった話、そんな目に遭いながらも一旦は解雇され、また雇い入れられた話などのエピソードが語られています。また、掲載されているメモにはキューブリックとスタッフ(コリン・キャントウェル、ダグラス・トランブル、ブルース・ローガン)の間に軋轢があり、木星の撮影を放棄し逃げ出した旨が記載されています。『2001年…』の撮影はとても過酷で、スタッフが逃げ出すのは日常茶飯事だったようですが、さすがに特撮担当の主要メンバーが抜けるのはキューブリックにとっては受け入れ難かったのでしょう。

 このブルース・ローガンはその後も映画・映像業界で活躍し、『スター・ウォーズ』『スター・トレック』『トロン』『縮みゆく女』などの撮影や特殊撮影を担当、企業のコマーシャルフィルムやプリンス、マドンナ、ロッド・スチュワート、エアロスミスなどの有名アーティストのMV制作も担当したそうです。

bruce
Bruce Logan(IMDb)

(詳細はリンク先へ:ZACUTO:Working with Stanley Kubrick on 2001: A Space Odyssey
/2016年2月)
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この動画は「【関連動画】深夜番組『11PM』でオンエアされた、矢追純一氏がリポートする『シャイニング』撮影スタジオ取材の未編集動画」のキューブリックの電話インタビュー部分の抜粋です。



〈前略〉

 映画公開以来、これを随分と避けてきました。アイディアを口にするとなんだか馬鹿げているような気がするので。

 あれは、ボーマン船長が神のような無形の純粋なエネルギーをもった知的生命体に取り込まれた、というアイディアからきています。その知的生命体はボーマン船長を人間動物園のようなものに入れて観察していた、そして船長の全人生があの部屋を通過し、彼は時間を超越した存在になったのです。

 あの部屋はフランスの建物を不正確に再現しています。それは知的生命体の考える、人間にとっての良い環境が作られているからです。人間が動物園を設計する時に、人間が考える自然環境を再現しようとするのと同じです。

 そしてボーマン船長の命が尽きた時、彼は何かしらの超越した存在に変化して地球に戻るのです。地球に戻った後のことは想像するしかありません。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:GIZMODO/2018年7月11日




 ついにメジャーなネットメディア、GIZMODOまでこの話題を取り上げてしまったわけですが、「【作品論】キューブリック、自ら『2001年宇宙の旅』をネタバレする」の記事で紹介しているように、キューブリックは事あるたびにインタビューなどで『2001年宇宙の旅』のプロットの説明を繰り返しています。ですので、ファンにとっては「今更どうでもいい話」ですね。もちろんクラークの小説版を読んだ方にとっては言うまでもありません。ただ・・・

スターチャイルドは地球に戻るんですね! 私はその部分を完全に見失っていました。

と平気で記事にできる人を映画担当にしていていいものかどうか、GIZMODOさんは考えるべきではないでしょうか?(中川真知子氏は過去にも誤訳や勘違い、映画に関する知識不足が多い)
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『トレインスポッティング』でのユアン。曲はルー・リードの名曲『パーフェクト・デイ』。とても美しい、絶望の日。

 スティーヴン・キング原作で、1980年にスタンリー・キューブリック監督、俳優ジャック・ニコルソン主演で映画化もされた『シャイニング』。その続編となる原作『ドクター・スリープ』の映画化で、俳優ユアン・マクレガーが大人になったダニー・トランスを演じる可能性が出てきた。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:クランクイン!/2018年6月14日




 オビ・ワン・ケノービがダニー・トランスですか。IMDbにはもう情報が載っていますね。「ヤク中」役でブレイクしたユアンが「アル中」を演じるということですね。悪くないチョイスだと思います(笑。監督はマイク・フラナガンで決定のようですね。期待しましょう!
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予告!キューブリックからグザヴィエ・ドランまで多大な影響を与え続ける真の巨匠”イングマール・ベルイマン監督の生誕100年の映画祭-ついに日本で開催!

 スウェーデンが生んだ“20 世紀最大の巨匠”イングマール・ベルイマン監督の生誕100年を記念し、特集上映「ベルイマン生誕 100 年映画祭」を YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国順次にて開催、初日が7月 21日(土)に決定いたしました。

〈中略〉

上映作品 【計 13 本】
『夏の遊び』(51)
『夏の夜は三たび微笑む』(55)
『第七の封印』(57)
『野いちご』(57)
『魔術師』(58)
『処女の泉』(60)
『鏡の中にある如く』(61)
『冬の光』(63)
『沈黙』(63)
『仮面/ペルソナ』(66)
『叫びとささやき』(73)
『秋のソナタ』(78)
『ファニーとアレクサンデル』(82)

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:シネフィル/2018年5月25日




 キューブリックも「大ファンだ」と公言し、こんな熱烈なファンレターまで綴った20世紀の巨匠、イングマール・ベルイマンの生誕100周年記念上映会が、東京・恵比寿のYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次にて開催になり、初日が 7月21日(土)に決定したようです。

 キューブリックがいかにベルイマンが好きか、「キューブリックのマスターリスト」の記事から抜粋してみると、

『夏の夜は三たび微笑む』

 キューブリック:「マックス・オフュルスが亡くなった後、私が観てきたすべての映画の中で最も感心した映画監督は、疑問の余地なくイングマール・ベルイマンだ。私は『夏の夜は三たび微笑む』が大変好きだ」

『野いちご』

 1963年に発表したキューブリックのトップ10リスト第2位にランクイン。

『叫びとささやき』

 ハーラン:「彼(キューブリック)は『叫びとささやき』に非常に感銘を受け、そして衝撃を受けていました。彼は私と一緒にかろうじてそれを見終えました」


 と手放しでの激賞ぶり。上記3作品は当然上映リストにラインナップされています。

 キューブリックファンはもちろん、映画ファンも見逃せないこの映画祭。2014年にBDボックスが全2巻で発売され話題になりましたが、ベルイマン作品自体が映画館で上映されるのはきわめて稀です。上映館は現在恵比寿ガーデンシネマ(復活して嬉しかった!)のみ決定していますが、全国の上映館はそのうち発表になるでしょう。公式サイトはこちら、公式ツイッターはこちらですので、チェックを忘れずに。
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Doctor Sleep : スタンリー・キューブリック監督のホラー映画の傑作「ザ・シャイニング」の続編にあたる注目作「ドクター・スリープ」の全米公開日が決定 ! ! の一方、マーク・ウォールバーグ主演の「60億ドルの男」の全米公開が案の定、延期の先送り ! !

 ワーナー・ブラザースが、同社の新作映画「ドクター・スリープ」と「60億ドルの男」、そして、「ゴジラ 2」の封切り日について発表しました!!

〈中略〉

 さて、最後に大注目の「ザ・シャイニング」(1980年)の続編にあたる「ドクター・スリープ」の全米公開日は、再来年の2020年初めの1月24日に決定だそうです!!

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:CIA Movie News/2018年5月24日




 またこんなアクセス稼ぎの恣意的な見出し・・・(笑。『ドクター・スリープ』はキューブリックの『シャイニング』の続編ではなく、スティーブン・キングの小説『シャイニング』の続編です。キューブリック版『シャイニング』とは全く別物と考えなければなりません。ですが、宣伝材料としてキューブリックの名前を出せるのは「おいしいネタ」ですので、いろんなところで「わかっていながらミスリード広告や記事」が打たれるでしょうね。

 上記の動画は『ドクター・スリープ』刊行時に版元が作成したPVです。これを観ただけでもスティーブン・キング感満載なので、しっかりと「スティーブン・キング映画」として制作されるのではないでしょうか。同じ小説家(アーサー・C・クラーク)がベース本執筆したという意味では『2001年…』→『2010年』と同じですが、それ以上に肌合いが異なる作品になりそうです。もちろん、それはそれで傑作であって欲しいとは思いますがさてどうなることやら。不安&期待をいだきつつ、2020年1月24日の公開を待ちましょう。


ドクター・スリープ 上(amazon)



ドクター・スリープ 下(amazon)
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