サウンドトラック/コンピレーション

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 当ブログでも繰り返し書いていますが、『シャイニング』のオフィシャルサウンドトラックは公開時(1980年)にワーナーよりアナログ盤LPとしてリリースされて以来、今だにCD化さえされていません。ですので、このように定期的にYouTubeに音源がアップされるのですが、結局は削除ということになってしまいます。となると、この動画もいつまで存在し続けることができるかはわかりません。

 このサントラ盤の詳細についてはこちらでご確認していただくとして、『シャイニング』以外のキューブリック作品のサントラの状況は以下のようになっています。

『恐怖と欲望』
『非情の罠』
『現金に体を張れ』
『突撃』

…サントラ盤なし。ただし、メインタイトルなどは再録音され、コンピレーション『Dr. Strangelove: Music From The Films Of Stanley Kubrick』としてCD化

『博士の異常な愛情』
…サントラ盤はなく、他の映画の曲と合わせたコンピレーション盤。未CD化

『ロリータ』
『2001年宇宙の旅』

…サントラ盤あり。後にボーナストラックを追加しCD化

『スパルタカス』
『時計じかけのオレンジ』
『バリー・リンドン』
『フルメタル・ジャケット』
『アイズ ワイド シャット』

…サントラ盤あり。オリジナルのままCD化

 こうしてみても、『シャイニング』だけがいまだにアナログ盤のみという状況がいかに異常かがよくわかります。版権やレーベルの問題があるのかもしれませんが、ワーナーさんには一刻も早く『シャイニング』のオフィシャルサントラの再リリースをお願いしたいですね。


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A面

1. Main Title "The Shining" (3:27) - 00:00
 メイン・タイトル『シャイニング』/ウェンディ・カーロス&レイチェル・エルキンド
 Rachel Elkind, Wendy Carlos / Wendy Carlos And Rachel Elkind

2. Rocky Mountains (3:01) - 03:30
 ロッキー山脈/ウェンディ・カーロス&レイチェル・エルキンド
 Rachel Elkind, Wendy Carlos / Wendy Carlos And Rachel Elkind

3. Lontano (10:11) - 06:37
 ロンターノ/ジョルジ・リゲティ
 Gyorgy Ligeti / Ernest Bour, Sinfonie Orchester Des Sudwestfunks

4. Music For Strings, Percussion And Celesta (8:07) - 16:49
 弦楽器,打楽器とチェレスタのための音楽/ベラ・バルトーク
 Bela Bartok / Herbert von Karajan, Berlin Philharmonic Orchestra

B面

1. Utrenja (3:33) - 24:53
 ウトレンニャ(キリストの埋葬)〈抜粋〉/クリシュトフ・ペンデレツキ
 Krzysztof Penderecki / Andrzej Markowski, Symphony Orchestra Of The National Philharmonic, Warsaw

2. The Awakening Of Jacob (7:55) - 28:30
 ヤコブの目覚め/クリシュトフ・ペンデレツキ
 Krzysztof Penderecki / Krzysztof Penderecki, Polish Radio National Symphony Orchestra

3. De Natura Sonoris (8:56) - 36:28
 デ・ナトゥラ・ソノリス第2番/クリシュトフ・ペンデレツキ
 Krzysztof Penderecki / Krzysztof Penderecki, Polish Radio National Symphony Orchestra

4. Home (3:09) - 45:29
 ホーム/ヘンリーホールとザ・グリニーグルズ・ホテル・バンド
 Jeff Clakson, Harry Clarkson, Peter Van Steeden / Henry Hall And The Gleneagles Hotel Band

 YouTubeには『シャイニング』のサウンドトラックを自称する動画が数多くアップされているのですが、公式・非公式がごちゃまぜになっているので、どれがどれだかよくわからない混沌とした状況になってしまっています。その点この動画は『シャイニング』公式サウンドトラックのアナログLP盤を流しっぱなしで録画したものなので、公式音源の確認用としてはとても助かります。

 あまりにもワーナーが『シャイニング』のサントラをオフィシャルにデジタル化してくれないものだから、収録曲を確認するにはこういう動画に頼らざるを得ないのが現状です。公式のアナログLP盤はレアアイテム化していますし、しかもレコードプレーヤーを所有している人は現在は少数派ですので仕方ないですね。ただ、ライン録音ではない、ノイズが多いなど決して聴きやすいものではないので、ヘッドホンなどで聴く場合はご注意ください。また、著作権的にかなり厳しい対応を採られる可能性が高いので、視聴するなら今のうちかと思います。その点もご留意の上お楽しみください。

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 この記事で『博士…』のサントラをご紹介しましたが、それには収録されていないレア曲『Dr. Strangelove and the Fallouts: Love That Bomb』がYouTubeにアップされていましたのでご紹介。『ストレンジラブ博士と死の灰:愛の爆弾』という人を食ったようなタイトルの通りとってもおちゃらけた曲ですが、けっこう面白い曲なのでリマスターして公式音源化して欲しいですね。

 予告編で最初に流れる笑い声の音源はこれだったんですね。シングルの盤面に「Not For Sale」となっていますので、プロモーション用に製作された曲で、一般には発売されなかったのかもしれません。画像検索でもジャケット写真はヒットしませんでした。

 因みにこのシングルのB面は本編で使用された『ジョニーが凱旋するとき』をアレンジした『Theme from Dr. Strangelove(ザ・ボム・ラン)』です。この音源はCD化されていません。おそらくマスターも残っていないのでは?新録音版が『Dr. Strangelove: Music From The Films Of Stanley Kubrick』に収録されています。

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Dr. Strangelove And Other Great Movie Themes

1. Theme from Dr. Strangelove (2:17)
 The Laurie Johnson Orchestra

2. Theme from The Victors (My Special Dream) (2:36)
 Sol Kaplan & Orchestra

3. River Kwai March - Colonel Bogey (2:30)
 Morris Stoloff & Orchestra

4. Moonglow - Picnic (3:01)
 Morris Stoloff & Orchestra

5. From Here To Eternity (2:44)
 Morris Stoloff & Orchestra

6. Diamond Head Theme (2:28)
 Johnny Williams Conducting the Columbia Pictures Studio Orch.

7. Damn the Defiant! (3:05)
 Orchestra Conducted by Muir Mathieson

8. Lawrence of Arabia (1:54)
 Orchestra Conducted by Maurice Jarre

9. Theme From Psyche 59 (1:40)
 Orchestra Conducted by K.V. Jones

10. In the French Style (2:14)
 Norman Percival & His Orchestra

11. Barabbas (5:05)
 Orchestra Conducted by Mario Nascimbene

12. Song Without End (The Rakoczy March) (4:02)
 Orchestra Conducted by Morris Stoloff

13. Theme From The Interns (Toss Me a Scalpel) (2:53)
 Leith Stevens & Orchestra



 1964年にモノラル・ステレオの2種類のアナログLPでリリースされた『博士の異常な愛情』唯一のオフィシャルサウンドトラック。

 サントラと言っても『博士…』からは『テーマ(ジョニーが凱旋するとき、あるいはザ・ボム・ラン)』のみであとは『勝利者』、『遠すぎた橋』、『ピクニック』、『地上より永遠に』、『ダイヤモンド・ヘッド』、『戦艦デファイアント号の反乱』、『アラビアのロレンス』、『サイケ59』、『フレンチ・スタイルで』、『バラバ』、『わが恋は終りぬ』、『インターン』のそれぞれテーマ曲を収録したコンピレーション。

 『博士…』は『トライ・ア・リトル・テンダネス』、『テーマ』、『また会いましょう』の3曲しか使用曲がないので、単体でサントラが製作できなかった事情は理解できるが、こんなお座なりなコンピレーションでお茶を濁していたとは驚きだ。それに困った事に映画で使用された『トライ・ア・リトル・テンダネス』の音源はサントラ化されていない。『トライ…』は映画の音源からなんとか抽出できたとしても、『テーマ』は台詞がかぶっていてそれは不可能。となると唯一入手可能なのはこのアナログ盤の音源のみ。しかるべき形でのデジタル化、CD化を早急にお願いしたい。

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 ワーナー・ミュージックが「フォーエヴァー・サウンドトラック1000」キャンペーンとして第1弾の50タイトルが2014年6月11日、 第2弾の50タイトルが2014年7月9日に発売生産限定の1,000円(税別)で販売開始予定で、現在予約を受付中です。キューブリック作品では『フルメタル…』と『アイズ…』が対象になっています。未入手の方はこの機会に購入を検討されてはいかがでしょうか。旧版と内容に変更はないようですが、インナースリーブ等には若干の変更があるかも知れません。それぞれのサントラのレビューはこちらこちら

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