キューブリック関連書籍

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芸術新潮 2008年 11月号 [雑誌](amason)


 芸術新潮による日本が誇る漫画の神様、手塚治虫の特集号です。発行は2008年ともう8年近くも前ですが、120ページに渡って組まれた特集は読み応えたっぷり、熱心なファンはもちろん、手塚治虫の入門書としてもその情報量は圧巻です。

 この特集は100項目のQ&A形式でまとめられているのですが、そのQ35に「あのスタンリー・キューブリックから手紙が!その内容は?」としてこの記事でご紹介した封筒のカラー写真と、ごく短いですが手紙の内容が紹介されています。特に特筆すべき内容はなく、全て先ほどの記事でご紹介済みの情報ですが、2008年の時点でもこの封筒だけは現存しているのですから、現在も手塚家で大切に保管されているんでしょうね。

 肝心の中身の手紙ですが、ロンドン芸術大学にあるスタンリー・キューブリック・アーカイブには残っていないんでしょうか? もし存在するなら日本で未だ開催されていないスタンリー・キューブリック展で日本オリジナルの展示物として、この封筒と共に展示していただければ嬉しいですね。それが不可能なら封筒だけでも是非、実物を見てみたいものです。
 
【ご注意】当ブログの記事は「KUBRICK.Blog.jp」の明記と該当記事へのリンク(URL表記「http://kubrick.blog.jp/」でも可)貼ることを条件に、報告不要でご自由にご活用頂けます。ただし、アポロ計画やフリーメイソンなどの陰謀論、スキャンダラスな嘘記事、ソース不明の偽情報を掲載して衆目を集め、アクセスを呼び込むことを第一の目的とするデマサイトやデマ動画チャンネルの関係者は当ブログの閲覧、ならびに利用は全面禁止とさせていただきます。






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Stanley Kubrick and Me: Thirty Years at His Side(amazon)

 キューブリックの運転手兼パーソナル・アシスタントのエミリオ・ダレッサンドロが執筆した『Stanley Kubrick and Me』の英語版が2016年5月17日に発売予定で現在予約を受付中です。

 このエミリオ、『アイズ…』では新聞スタンドのおじさんとして出演し、ファンにはすっかりおなじみですが、彼はイタリア人で元レーシングドライバーでした。キューブリックはもちろん彼の(安全)運転技術に惚れ込んで採用したのですが、その人柄から家族からも厚く信頼され、約30年間に渡ってキューブリック家の家族の一員のような存在でした。

 そのエミリオが執筆した『Stanley Kubrick and Me』ですが、母国語のイタリア語版は2012年に上梓されています。その英訳版ということなんですが日本語版の出版はないのでしょうか?どうでもいいライターのどうでもいい本を出版しているヒマとお金があるなら、こういった一次情報の邦訳を是非ともお願いしたいですね。


Stanley Kubrick e me (La cultura) [Kindle版](amazon)

※既発売のイタリア語版はKindle版で入手可能


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スタンリー・キューブリック ドラマ&影:写真1945‐1950


スタンリー・キューブリック ドラマ&影:写真1945−1950

著者名
レイナー・クローン

価格
本体7,980円+税

商品情報
・形式:ハードカバー
・ページ数:240ページ
・画像:c.350 duotone photographs
・サイズ:29.6 x 26.2 x 3.6 cm
・ISBN13:978-4902593433
・ISBN10:4902593432
・発売年:2005年11月

商品説明
 『時計仕掛けのオレンジ』、『2001年宇宙の旅』などの作品で評価の高い、有名だが謎多き映画監督スタンリー・キューブリック(1928–1999年)が、活動初期に自身で撮影した写真を紹介する前代未聞の写真集未公開の写真が多数収録され、他の作品もオリジナルプリントとして『ルック』誌に50年以上前に掲載されて以来、人目にさらされていない
  1945年から50年にかけて主にニューヨーク市で撮影した作品は、アメリカの都会生活、レナード・バーンスタインなどの有名人、そして人間の感情などを幅広く記録している

・都会の生活
・地下鉄車中での習作
・シカゴ:社会的格差を見せる都市
・ある囚人護送車の伝説
・ニューヨークでラジオ・リポートするジュニー・グラントの冒険
・ある靴磨きの少年の物語
・街でけんかをする子供たち
・エンターテイメント
・世界最大のスペクタクル:ある家族経営のサーカス団
・再び熱いジャズ:ニューヨークのディキシーランド〔ほか〕

ファイドンホームページより)




 キューブリックがルック社時代に撮影した報道写真をまとめた写真集『スタンリー・キューブリック ドラマ&影:写真1945−1950』の邦訳版が古本でも22,268円と高騰しているようです。(定価は7,980円)

 キューブリック関連商品のプレミア化は『シャイニング』の全米版DVDが有名でしたが、これはそれを完全に凌駕しています。最近になってキューブリックが報道カメラマン出身だったという事実が認識されてきたせいあるんでしょうけど、ちょっと行き過ぎのような気がします。

 現在原書の廉価(ペーパーバック)版が4,566円で予約を受付中です。どうしてもハードカバーの邦訳版が欲しい!という方は止めませんが、この廉価版も選択肢に入れておくべきでしょうね。


Stanley Kubrick: Drama & Shadows: Photographs 1945-1950(amazon)
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友よ 弔辞という詩(amazon)


 映画、ファッション、音楽、アート、政治家、思想家、科学者・・・各界著名人が逝去の際に送られた弔辞を集めた追悼文集。キューブリックはプロデューサーであり、友人であり、義理の弟でもあったヤン・ハーランが寄せた追悼文が収録されています。

 ここにあるヤンの生々しい証言は、キューブリックの身近にいた人間の多くが抱える感情「愛情と憎悪」そのものです。さらにヤンの場合身内でもあったので、いいようにキューブリックに使われていた様子がありありと伺えます。ある意味ヤンは「独裁者スタンリー・キューブリック」の最大の被害者でしょう。そのキューブリックに対する苦々しい思いと、それをもう実感できないんだという喪失感が素直に綴られています。

 あと、葬式を嫌っていたというのが無神論者であるキューブリックらしいですね。これは病気に対して神経質な所や、飛行機嫌いなどにも通じるキューブリックの「生への執着」への表れでしょう。「生きてるからこそ好きなだけ映画を作れるんだ」「死んでしまったらそれさえできないじゃないか、死んだあとの事なんて興味ないね」。自分の両親の葬式にさえ出席しなかった(当時両親はカリフォルニア在住なので、飛行機に乗るのが嫌だったのもあるでしょう)究極のリアリストであるキューブリックならきっとそう考えるでしょう。これはスティーブン・キングにかけた電話の「死後の世界があるなんて楽天的な考え方だとは思わないか?」にも繋がります。『シャイニング』から宗教的な要素を全て排除し、アメリカの歴史的・人種的な要素へ変更したというのも頷けるというものです。

 三人の娘に対しても支配的で、それに娘たちが反発していた事実はカタリーナの口からも度々語られていますが、なんでもかんでもコントロールしたがるキューブリックにとって、自分の思い通りにならない娘たちは頭痛のタネだったでしょうね。特にヴィヴィアンはそれが一番悪い形で顕在化してしまったようです。早くなんとか解決して欲しいものです(『シャイニング』や『フルメタル…』の未公開メイキングシーンが見たい!という意味でも)。

 ところでこの追悼文集ですが、チョイスに全く脈絡がないんですね。せめてジャンル別に章立てにしてもらえれば読みやすかったのに、とちょっと残念な気がします。

 その他追悼された各界著名人と追悼文寄稿者は以下の通り。

ハンフリー・ボガートに捧ぐ/ジョン・ヒューストン
ダリル・ザナックに捧ぐ/オーソン・ウェルズ
ジャンニ・ヴェルサーチに捧ぐ/マドンナ
ボブ・フォッシーに捧ぐ/ニール・サイモン
アーヴィング・バーリンに捧ぐ/サミュエル・ゴールドウィン・ジュニア
カール・ユングに捧ぐ/ローレンス・ヴァン・デル・ポスト
アルバート・アインシュタインに捧ぐ/アーンスト・ストラウス
トマス・エジソンに捧ぐ/J.F.オーウェンズ
チェ・ゲバラに捧ぐ/フィデル・カストロ
カール・マルクスに捧ぐ/フリードリヒ・エンゲルス
アンディ・ウォーホールに捧ぐ/ジョン・リチャードソン
ジャニス・ジョップリンに捧ぐ/ラルフ・グリーソン
チャールズ・シュルツに捧ぐ/キャシー・ガイズワイト
マーク・トウェインに捧ぐ/ヘンリー・ヴァン・ダイク
ダシール・ハメットに捧ぐ/リリアン・ヘルマン
リリアン・ヘルマンに捧ぐ/ウィリアム・スタイロン
ヴァージニア・ウルフに捧ぐ/クリストファー・イシャーウッド
ビリー・ワイルダーに捧ぐ/ラリー・ゲルバート
デイヴィッド・O・セルズニックに捧ぐ/トルーマン・カポーティ
ジェームズ・ディーンに捧ぐ/クセン・ハーヴェイ
リヴァー・フェニックスに捧ぐ/ウィリアム・リチャート
チャールズ・ティファニーに捧ぐ/アナベル・A.ゴアン
ヘレン・ケラーに捧ぐ/リスター・ヒル
マルコムXに捧ぐ/オシー・デイヴィス
ジョン・F・ケネディに捧ぐ/アール・ウォーレン
ジャクリーン・ケネディ・オナシスに捧ぐ/エドワード・M.ケネディ
アメリア・エアハートに捧ぐ/ミュリエル・モーリセイ
チャレンジャー号の字宙飛行士たちに捧ぐ/ロナルド・レーガン

情報提供:ロイド様
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The 2001 File: Harry Lange and the Design of the Landmark Science Fiction Film(amazon)


 『2001年…』にプロダクション・デザイナーとして参加し、その後『スター・ウォーズ・シリーズ』などでも活躍したハリー・ラングの仕事をまとめた『The 2001 File: Harry Lange and the Design of the Landmark Science Fiction Film』が11月15日に発売予定で、現在予約受付中です。

 中身は見ることはできませんが、開封動画がアップされるかもしれませんので、そうなりましたらまたここでご紹介したいと思います。『The Making of Stanley Kubrick's 2001 - a Space Odyssey』とどこまで内容がかぶっているかが気になるところですね。
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