キューブリック関連作品

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愛された男メイン

 映画『キューブリックに愛された男』が11月1日より公開中だ。2016年のダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(イタリア・アカデミー賞)で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した本作は、スタンリー・キューブリックの専属ドライバーであったエミリオ・アレッサンドロの目を通して、キューブリックとの1970年の出会いから、キューブリックが亡くなるまでの30年にも及ぶ主従関係と友情を綴ったドキュメンタリーだ。

 今回リアルサウンド映画部では、アレッサンドロ本人に電話インタビューを行い、映画では描かれることのなかったキューブリックへの思いも含めて、話を聞いた。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:Real Sound映画部/2019年11月2日



 リアルサウンドさんが行った、エミリオへの独自インタビューです。管理人が付け足すことはありません、リンク先の記事が全てです。ぜひご一読ください。

 こんなにも信頼され、思いやりにあふれた家族同然のスタッフに囲まれて生活していたキューブリックを襲った突然の死を、陰謀論に仕立て上げてアクセスを稼ぐハイエナたちには「恥を知れ!」と言いたいですね。


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DSC00160表紙には『キューブリックに愛された男』の原題「S is for Stanley」。

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裏表紙には『キューブリックに魅せられた男』の原題「Film Worker」と「CRM 114」。指紋がつきやすいのが難点。裁断面には原題ロゴも。

 悒ューブリックに愛された男』ページ
・作品解説
・ストーリー紹介
・町山智浩氏によるレビュー
・エミリオ・ダレッサンドロ プロフィール
・監督インタビュー
・コラム:スタンリー・キューブリック展の紹介

内山一樹氏によるキューブリック解説
・人と作品
・全作品解説
・キューブリック関係者紹介
・キューブリック家系図
・コラム:原田眞人氏によるキューブリックやレオンとの交流秘話
・バイオグラフィー

『キューブリックに魅せられた男』ページ
・作品解説
・ストーリー紹介
・レオン・ヴィタリ インタビュー
・出演者紹介
・監督インタビュー
・町山智浩氏によるレビュー
・榎戸耕史氏によるレビュー

 以上のようにこのパンフレットは3部構成になっていますが、読みどころはなんといってもキューブリック関係者である原田氏のコラム。『フルメタル・ジャケット』の字幕作業や日本語吹替版、『アイズ ワイド シャット』の日本語吹替版の顛末(『フルメタル…』の当初字幕や『アイズ…』の字幕を担当したT女史の話がないのは「配慮」なんでしょうか?)が読めます。

 キューブリック研究の第一人者、内山一樹氏によるキューブリック解説はコンパクトにまとまっていて、キューブリックの略歴を手っ取り早く知りたい方には適していると思います。ちなみに家系図は管理人も制作済です。

 各ドキュメンタリーの制作者インタビューも興味深いですね。著名人のレビューは、そのレビュアーのファンであれば価値はあるかもしれませんが、そうでなければ映画の中身をダラダラ書いた個人の感想レベルなので、スルーしてもいいでしょう。

 判型をモノリス型にし、エンボスやニス加工をするなど凝った作りですが、体裁はともかくも中身はけっこう充実していますので、価格が1,200円というのはお買い得だと思います。映画館によると思いますが、ショウケースなどに展示されていない場合はカウンターで申し出れば在庫を出してきてもらえますので、映画をご覧になった方はぜひ購入すべきだとおすすめしたいですね。

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 『キューブリックに愛された男』『キューブリックに魅せられた男』さまよりPR画像のご提供していただきましたので、それぞれの画像の解説をしたいと思います。まずは『キューブリックに愛された男』ことキューブリックのパーソナルアシスタント兼運転手、エミリオ・ダレッサンドロから。

 エミリオは元プロレーサーという経歴の持ち主で、ロンドンのタクシー会社で運転手をしていたところ「ホークフィルムズ(キューブリックの映画制作会社)からある“貴重なイチモツ”郊外の撮影現場へ運んでほしい」とのオファーがあり、そこまでの悪路と路面の凍結の影響を考え、一番運転技術に優れたエミリオが選ばれました。その経緯を知ったキューブリックがその技量を高く評価、個人的に雇い入れたという経緯です。

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 『フルメタル・ジャケット』でマシュー・モディーンと。おそらくフエへの道中(虐殺現場が見つかったという知らせを受ける)のシーンが撮影されたミード・ウォールだと思われる。

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 キューブリックとエミリオとキューブリック家の愛犬のゴールデンレトリバー。場所はキューブリック邸のキッチン。1994年7月のエミリオ送別会。

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 キューブリックとエミリオ。場所はキューブリック邸の庭。背景に見えるのはキューブリックお気に入りの木立で、数年後にキューブリックはここに埋葬されることになる。

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 『アイズ ワイド シャット』でトム・クルーズと。エミリオは新聞スタンドの販売員として、クルーズに新聞を渡す役で出演している。ただ、そのシーンの撮影に2週間もかかってしまったそう。

 次に『キューブリックに魅せられた男』ことレオン・ヴィタリ(映画ではヴィターリとの表記ですが、日本ではずっとヴィタリ表記だったのでそれに準じています)について。

 『バリー・リンドン』でブリンドン卿を演じた後、キューブリックの制作アシスタントに。『シャイニング』ではダニー・ロイドの相手役やアメリカのロケハンなどを担当。『フルメタル・ジャケット』では俳優としては素人だったリー・アーメイの台詞コーチとして、『アイズ ワイド シャット』では謎のパーティーの赤マントを演じました。

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 『バリー・リンドン』のライアン・オニールと。

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 『シャイニング』のセットで撮影中のキューブリックと。左下にラッシュ用のビデオモニタが見える。

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 『シャイニング』のセットでジャック・ニコルソンやスタッフとふざけあうレオン。

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 レオンとダニー・ロイド。撮影現場でのレオンの主な役割はダニーの「子守り」だった。

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 『フルメタル・ジャケット』でリー・アーメイ、マシュー・モディーンと。市街戦のロケが行われたロンドン東部のベクトンガス工場跡地にて。映画後半にアーメイに出番はないが、アドバイザーとして映画全般に関わった。

 『キューブリックに愛された男』『キューブリックに魅せられた男』は11月1日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国カップリング上映されます。公式サイトはこちら

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 『キューブリックに愛された男』と『キューブリックに魅せられた男』の 第2弾予告篇が解禁になりましたのでご紹介。

 かなり具体的な内容に踏み込んでいるので、ドキュメンタリーの内容をイメージしやすいかと思います。生前、決してプライベートを明かさなかったキューブリックですが、こうして常に身近にいた存在が語るキューブリックは狂おしくも愛おしい、まさに「究極の映画制作ヲタク」だということがわかるかと思います(映画には登場しませんが、妻クリスティアーヌによると「スタンリーはテープレコーダー8つとズボン1本さえあれば幸せ」とか「パーソナルコンピュータの登場は、彼が生まれてこのかたずうっと待ち望んだものが実現したようなもの」など、そのメカヲタクっぷりを暴露されている)。

 ところで上映時間ですが『キューブリックに愛された男』が82分、『キューブリックに魅せられた男』が94分、休憩を挟めばおおよそ3時間の長丁場になりますが、それを全く感じさせない裏話が満載です。そのいくつかを海外のニュースサイトで事前に知っていた管理人でさえかなり楽しめました。それにキューブリック作品のように「スクリーンと対峙しなければならない」的な緊張感もないので、2人の口から語られる「いかにもキューブリック!」的なエピソードを気楽に楽しめば良いかと思います。

 公開は2019年11月1日より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開になります。公式サイトに劇場の案内がアップされていますので、そちらをご確認ください。

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 2019年11月1日よりヒューマントラストシネマ有楽町でカップリング上映される『キューブリックに愛された男』『キューブリックに魅せられた男』の予告編が公開になりましたのでご紹介。

 ナレーションは『2001年宇宙の旅』の最新日本語吹き替え版でHAL9000を担当した木下浩之氏ですが、『キューブリックに魅せられた男』ことレオン・ヴィタリに『アイズ ワイド シャット』のアフレコで散々な目に遭わされた(笑、森川智之さんでも面白かったのに、と思ってしまいました。

 それはともかく、管理人の試写会での感想はこちらにありますので、参考にぜひどうぞ。公式サイトはこちら

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