キューブリック関連作品

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 『キューブリックに愛された男』と『キューブリックに魅せられた男』の 第2弾予告篇が解禁になりましたのでご紹介。

 かなり具体的な内容に踏み込んでいるので、ドキュメンタリーの内容をイメージしやすいかと思います。生前、決してプライベートを明かさなかったキューブリックですが、こうして常に身近にいた存在が語るキューブリックは狂おしくも愛おしい、まさに「究極の映画制作ヲタク」だということがわかるかと思います(映画には登場しませんが、妻クリスティアーヌによると「スタンリーはテープレコーダー8つとズボン1本さえあれば幸せ」とか「パーソナルコンピュータの登場は、彼が生まれてこのかたずうっと待ち望んだものが実現したようなもの」など、そのメカヲタクっぷりを暴露されている)。

 ところで上映時間ですが『キューブリックに愛された男』が82分、『キューブリックに魅せられた男』が94分、休憩を挟めばおおよそ3時間の長丁場になりますが、それを全く感じさせない裏話が満載です。そのいくつかを海外のニュースサイトで事前に知っていた管理人でさえかなり楽しめました。それにキューブリック作品のように「スクリーンと対峙しなければならない」的な緊張感もないので、2人の口から語られる「いかにもキューブリック!」的なエピソードを気楽に楽しめば良いかと思います。

 公開は2019年11月1日より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開になります。公式サイトに劇場の案内がアップされていますので、そちらをご確認ください。


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 2019年11月1日よりヒューマントラストシネマ有楽町でカップリング上映される『キューブリックに愛された男』『キューブリックに魅せられた男』の予告編が公開になりましたのでご紹介。

 ナレーションは『2001年宇宙の旅』の最新日本語吹き替え版でHAL9000を担当した木下浩之氏ですが、『キューブリックに魅せられた男』ことレオン・ヴィタリに『アイズ ワイド シャット』のアフレコで散々な目に遭わされた(笑、森川智之さんでも面白かったのに、と思ってしまいました。

 それはともかく、管理人の試写会での感想はこちらにありますので、参考にぜひどうぞ。公式サイトはこちら

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AISARE
公式サイトはこちら

 以前、この記事で試写会のレポートをしました『キューブリックに愛された男』『キューブリックに魅せられた男』の公式サイトがオープンしました。

 今のところ概要とストーリー、キャストだけですが、大まかな内容はこれで把握できると思います。大雑把ですが、下知識として

・キューブリックがアメリカからイギリスに移住し、ロンドン北部のアボッツミードに腰を落ち着けてからの話

・作品で言えば『時計じかけのオレンジ』から『バリー・リンドン』『シャイニング』『フルメタル・ジャケット』『アイズ ワイド シャット』まで

・1979年頃にハートフォードシャーのチルドウィックベリーという邸宅に転居

・1999年に逝去。墓所はその敷地内

ぐらい知っておけば良いかと思います。

 影響ない範囲でネタバレしますと、『キューブリックに愛された男』はエミリオ・ダレッサンドロのインタビュー(語り)がほとんどですが、いかにもキューブリック「らしい」エピソードが満載で、「冷徹な完全主義者」というレッテルを剥がすに充分な人間味あふれるお話が楽しめます。

 『キューブリックに魅せられた男』は、当時レオン・ヴィタリが背負わされていた役割の多さ、重要さを改めて認識させられますが、レア映像(おそらくレオンが個人的に所有していたもの)も見逃せませんので、そこにも注目です。

 公開は2019年11月1日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかで、カップリング上映になります。楽しみですね。

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試写会用に配布されたリーフレット。公開時にはもっとしっかりとしたパンフレットを用意するそうです。

 キューブリックの運転手兼パーソナルアシスタントだったエミリオ・ダレッサンドロが、キューブリックのプライベートでの姿を語るドキュメンタリー『'S' is for Stanley』と、キューブリックの制作アシスタントだったレオン・ヴィタリが自身の仕事ぶりを語ったドキュメンタリー『FilmWorker』がそれぞれ『キューブリックに愛された男』『キューブリックに魅せられた男』と改題し、2019年11月1日(金)ヒューマントラスト有楽町を皮切りに全国順次カップリング上映が決定いたしました。その試写会に招待され、一足早く鑑賞することができましたのでレポートいたします。

 まず『キューブリックに愛された男』ですが、エミリオ・ダレッサンドロがキューブリックとの日々を回顧したしたドキュメンタリーです。以前この記事でご紹介し、日本公開を切望していましたが、やっと鑑賞することができました。その内容はキューブリックがエミリオを厚く信頼しつつも、その反面圧倒的支配力で全てをコントロールしようとしている実像が、時折ユーモアを交えつつ語られていました。エミリオは映画制作に関わることはほとんどなく、キューブリックの運転手として、また雑用係として主にプライベートを支えていましたが、その「エミリオしか知らない」キューブリックの実像を示すエピソードの数々は非常に興味深かったです。温厚そうなエミリオでさえも辟易し、消耗させたキューブリックの事細かな指示(主にメモによるもの)には驚くばかりですが、それでもキューブリックを献身的に支えたその姿は感動的ですらありました。キューブリックもエミリオへの感謝は隠そうともせず、二人のイギリスに住む外国人(キューブリックはアメリカ人、エミリオはイタリア人)が当地で結んだ友情物語は、かくも厳しくも美しいものだったのかと思わされました。

 ただ、権利関係からかキューブリック作品やその他の映像の引用は一切ありませんので、それは同時期にキューブリックを仕事の面で支えた『キューブリックに魅せられた男』で補完することになります。以前の記事で「ドキュメンタリー映画として公開しても(専門的すぎるので)集客は望めない」と書きましたが、この2本のドキュメンタリーをカップリングにしたのは、ライトなキューブリックファンにとっては親切な公開方法で、好判断だと言えると思います。

 次に、当ブログでもたびたび登場するキューブリックの制作アシスタント、レオン・ヴィタリのドキュメンタリー『キューブリックに魅せられた男』ですが、これはエミリオとは比べ物にならないほど、キューブリックに「絶対的献身」を求められ、それに「絶対服従」した一人の男の物語です。その激烈な日々はインタビューなどで度々語られてきましたが、こうしてドキュメンタリーとして一編の映像として観せられると、その強烈さは想像以上でした。また、DVDやBDの特典映像や付属ドキュメンタリーでも観たことがない秘蔵映像が各所に散りばめられ(例えばハートマン軍曹にキャスティングされていたティム・コルチェリのオーディション映像)、ファンやマニアならかなり満足できる内容です。その反面、老人のように枯れ果ててしまったレオンの姿はかなり痛々しく(最近は健康を取り戻しているようです)、観ていて辛い気持ちにもなりました。しかし、そんなことに構うことなくキューブリックに捧げた半生に「(後悔など)もちろん全くない」と言い切るレオンの青い目に、「やりきった」という充足感を見た思いでした。

 『バリー・リンドン』のBD化の際に問題になった1.77のアスペクト比については、この時点ではその正当性を主張していますが(このせいでレオンは世界中のファンやマニアから批判を浴びた)、現在はキューブリックが指示した通りの1.66でクライテリオンがBD化しましたので、もう水に流して良いかと思います。それよりも『シャイニング』の陰謀論を一蹴する姿はとてもカッコよく、力強かったです。以前この記事で「レオンを日本に招聘して欲しい」と書きましたが、このドキュメンタリーを観てますますその思いを強くしました(過去に『アイズ ワイド シャット』のアフレコ監修で来日している)。関係者様にはその実現を強く希望したいと思います。

 最後に注意事項ですが、『キューブリックに愛された男』は2015年、『キューブリックに魅せられた男』は2017年に制作され、エンドクレジットに故人になった出演者への追悼メッセージを加えたものです。ですので、その時点でのドキュメンタリーであることは留意しておくべきでしょう。エミリオの倉庫に眠っていたキューブリック作品関係の資料は昨年オークションに出されました。また、レオンは『シャイニング』の4K化には参加したものの、『2001年…』の8K化には不参加です。それに現在世界を巡回中の『スタンリー・キューブリック展』にレオンは直接関わってはいません。その理由は色々と想像できますが、それはこのドキュメンタリーで言外に語られていますので、ぜひ劇場でご確認ください。

 キューブリックファンには見逃せないドキュメンタリー2作品ですが、DVDやBDボックスの特典映像としてワーナーがオフィシャルにリリースしているドキュメンタリー『ア・ライフ・イン・ピクチャーズ』と『キューブリック・リメンバード(キューブリックの素顔)』を観ておくと、それらよりさらに突っ込んだ内容なので楽しめます。逆にキューブリックの代表作を観ただけという、とってもライトなファンでは、もしかしたらついていけない部分もあるかもしれません。存分に楽しみたいのなら前述2作のドキュメンタリーを鑑賞しておくことをおすすめいたします。

 公式サイトはこちら。オリジナル予告編は以下の通りです。日本版の予告編が公開になりましたらまた記事にします。



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 CS映画専門チャンネル「ムービープラス」(ジュピターエンタテインメント蝓東京都千代田区、代表取締役社長:寺嶋博礼)は、多くの映画人に影響を与えた偉大な監督スタンリー・キューブリックの没後20年となる3月7日(木)に、「特集:キューブリック没後20年」と題した特集放送を実施します。

 イギリスで制作・放送された最新ドキュメンタリー番組「映画監督:スタンリー・キューブリック」を日本初放送するほか、没後20年の節目となる今年、4月にイギリスでリバイバル上映が決まったことで新たな予告編が解禁となり日本でも話題が再燃している『時計じかけのオレンジ』と、ベトナム戦争を舞台に、新兵の厳しい訓練と彼らが赴いた戦場での体験を生々しく描いた問題作『フルメタル・ジャケット』の監督2作品も特集放送します。ムービープラスは、今だからこそ観たいコンテンツをお届けします。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:PR TIMES/2018年2月27日




 『映画監督:スタンリー・キューブリック』は最新ドキュメンタリーとのことですが、出演がイアン・ネイサン、ニール・ノーマン、スティーヴン・アームストロングとキューブリックとは直接面識のない面々なのがちょっと気になりますね。面子から想像すると、話題は『2001年宇宙の旅』とその影響についてが大部分を占め、新しい一次情報は期待できないのではないかと予想します。

 ムービープラスでは3月7日(木)午後7時より『特集:キューブリック没後20年』と題し、このドキュメンタリーと『時計じかけのオレンジ』『フルメタル・ジャケット』と3作品連続で放送するそうです。また、リピート放映も予定されていますので詳細はこちらでご確認ください。

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