2001年宇宙の旅

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ヤフオクでやっと入手。当時何度も読み返したので、背が割れてバラバラになった思い出があります。今回は大切に扱います(笑。



 この本、ずっと探してました・・・。

 管理人が『2001年…』の存在を初めて知ったのはこの本でした。「宇宙船」の章に掲載されているディスカバリー号のカッコイイデザインにホレボレしたものです。でも、このデザインは「トンボ型」と呼ばれる初期のデザイン。後で映画版のデザインを知って「あれっ?」と思ったものです。

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 『2001年…』に関しては他に「兵器」の章に宇宙服が、「ロボット」の章にはモノリスが掲載されています。

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 他にもSF小説に関する基本的な情報とイラストによる解説が満載のこの本、イラストと監修は「あの」スタジオぬえ。構成は松崎健一氏、表紙イラストは加藤直之氏。発刊は1978年(昭和53年)8月。価格はなんと350円! この年に『2001年…』はリバイバル公開され、前年には『スター・ウォーズ』も公開になっていてSFブームの真っ最中でした。とはいえ、情報を集めるには書店か図書館しかなかったこの時代、当時この本や他の「豆たぬきの本」シリーズに夢中になった子供たちは多かったはず。復刻すればひと商売できそうな気がするんですが、広済堂さん、いかがでしょうか?

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SFワンダーランド (1978年) (豆たぬきの本)(amazon)
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BFI(英国映画協会)が2014年に『2001年宇宙の旅』の特別上映行った際に制作されたHD版の予告編。



ワーナーはキューブリックの『2001年宇宙の旅』の公開50周年記念4K版リリースを予定しています

〈前略〉

 ワーナー・ブラザーズ・ホーム・エンターテイメントが、スタンリー・キューブリックの画期的なSF映画『2001年宇宙の旅』の4KウルトラHDバージョンをリリースする準備をしていることがわかりました。

〈中略〉

 『2001年…』は1968年4月2日に劇場公開され、2018年に公開50周年を迎えます。賭けてもいいですが、ワーナーは再リリースについて大騒ぎするでしょう。私たちの情報源によれば、3月下旬または4月上旬に4KウルトラHD版のリリースが予定されているようです。『2001年…』は 65mm(※70mmフィルム)で撮影された4KウルトラHD化にふさわしい作品です。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:BITS/2018年1月29日




 ある程度予想はしていましたが、これは嬉しいニュースですね。問題は特典映像があるか否かですが、カンザスで見つかったカットされたシークエンスについてワーナーは「公開しない」と明言しているので期待薄です。でもどこか期待している自分もあったりしていますが(苦笑。

 ソースとなるフィルムは70mmなので、高画質化による恩恵はかなりのものになると想像できます。同じく70mmで撮影された『スパルタカス』はすでに4Kでリマスター済み(リリースはいまのところHDのBDどまり)ですので、この2作品は今後も高画質化されていくでしょうね。逆に一番期待できないのが『時計…』。というのもこの時期の35mmカラーフィルムは技術的にまだ未熟で、画質があまり良くないそうです。『時計…』のBDの画質が思ったほど良くないのはソースのフィルムがそうである可能性が大きいと思われます。調べてみると、

フィルムの1フレーム(1コマ)の情報量を解像度に転化するならば、35mmフィルムならば6K、70mm(65mmネガ)フィルムならば8Kに相当すると言われる。

(引用先:MOVIE COLLECTION


という記事に行き当たりますが、ソースであるフィルムの状態が悪ければいくら6K相当の情報量があっても意味がありません。『バリー…』のBDもそんなに高画質とは言えない状態ですし、4K化の恩恵を受けるのはカラーフィルムの品質が安定した『シャイニング』以降ではないかと考えています。

 もちろん映像の高画質化は解像度だけで語れるものではありませんので、キューブリック全作品の高画質4K化を期待したいところですが、コストもかかるようですので、まずは鉄板の『2001年…』から4K化する、とワーナーが判断(『スパルタカス』はユニバーサル)し、公開50周年にぶつけてきたのは順当すぎるくらい順当な判断ですね。期待しましょう!
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公式サイトはこちら



 2018年3月21日から9月16日まで、ドイツ・フランクフルトにある「ドイツ映画博物館(Deutsches Filmmuseum)」で『2001年宇宙の旅』公開50周年展覧会『Kubricks 2001 – 50 Jahre A Space Odyssey』の開催が決定したようです。

 この展覧会ではオリジナルのデザイン画、モデル、衣装、小道具、撮影スケジュール、資料、写真など、ロンドンにあるスタンリー・キューブリック・アーカイブが所蔵する資料を展示するそうです。また『2001年…』にインスパイアされたミュージックビデオ、広告、デザイン、絵画、建築、詩なども展示され、別のセクションでは様々なアートジャンルの作品も紹介されるそうです。ぜひ日本でも開催をして欲しいですね。
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ショウの全容を紹介した動画。いきなりのモノリスの登場であっけにとられます(笑。



「アンダーカバー」「ソロイスト」合同ショーでそれぞれが描いた未来

 「アンダーカバー(UNDERCOVER)」と「タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATHESOLOIST.以下、ソロイスト)」の合同ランウエイショーが、イタリア・フィレンツェで開催中のピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMAGINE UOMO)のイベントとして11日に開催された。会場のレオポルダ駅には1本の長いランウエイが設置され、まずは「アンダーカバー」のショーで幕を開けた。

 スタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick)が手がけた1968年の映画「2001年宇宙の旅(2001: A Space Odyssey)」からインスピレーションを得て、宇宙服のようなカラフルな色やハイテク素材を駆使し、未来的な要素を落とし込んだコレクションが登場した。「人間がコンピューターに支配される未来をイメージした」と高橋盾デザイナーが語るとおり、映画内に登場する人工知能を備えたコンピューター“HAL”のプリントや、“COMPUTER MALFUNCTION(コンピューターの故障)”の文字が刻まれたウエアを“ヒト”がまとうことで、現代に対して警笛を鳴らすかのようなストーリーを描いた。しかし「アンダーカバー」らしい快活なストリート感は健在。ポンチョやサコッシュなどのアウトドアアイテムを多用し、多彩なチェック使いでちょっぴりやんちゃなブリティッシュ要素を加えた。ラストには不穏な音楽とともに、宇宙服そのもののようなダウンジャケットをまとった5人が登場した。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:WWD japan/2018年1月12日




 ファッションブランドのアンダーカバーは以前のコレクションでも『シャイニング』をオマージュしていましたが、今回は『2001年…』をがっつりとコピー・・・いや、インスパイアされたコレクションを披露したようです。

 記事中の「COMPUTER MALFUNCTION」とは、劇中に登場するHALのモニタ画面の文字、「不穏な音楽」とはリゲティのことです。ファンからするとちょっと「ツッコミ不足」な記事ですが、動画を見ればランウェイの先にはモノリスまでが屹立しています。ここまであからさまに「インスパイア」されるともう笑っちゃうしかないですね。
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「スタンリー・カブリック」の表記が時代を感じさせる『2001年宇宙の旅』の初公開時のポスター。よく見ると下の脚本の表記は「スタンリイ・カブリック」になっています。なんていい加減な(笑。




〈前略〉

 シリーズ「ポスターでみる映画史」の第3回となる本展は、フィルムセンターのコレクションを中心に、傍流からやがてメインストリームの地位を得たこの壮大なジャンルを取り上げる展覧会だ。『メトロポリス』や『キング・コング』といった古典作品、1954年の『ゴジラ』第1作以来、特撮技術の粋をつぎ込み、海外にも熱狂的なファンを生んだ日本の怪獣映画、1960年代以降のスタンリー・キューブリック監督ら新世代の台頭、全世界を席巻した「スター・ウォーズ」シリーズ以降のSF映画の黄金期など、このジャンルの豊かな系譜をたどる。壮大なポスターデザインに込められたイマジネーションの飛躍をお楽しみいただきたい。

会場:東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室(7階)
会期:2018年1月4日(木)−3月25日(日)
開室時間:11:00am-6:30pm(入室は6:00pmまで)
休室日:月曜日は休室です
観覧料:一般250円(200円)/大学生130円(60円)/シニア・高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、MOMATパスポートをお持ちの方、キャンパスメンバーズは無料
※料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含みます。
※( )内は20名以上の団体料金です。
※学生、シニア(65歳以上)、障害者、キャンパスメンバーズの方はそれぞれ入室の際、証明できるものをご提示ください。
※フィルムセンターの上映企画をご覧になった方は当日に限り、半券のご提示により団体料金が適用されます。
主催:東京国立近代美術館フィルムセンター

(全文はリンク先へ:デザイン情報サイト[JDN]/2017年12月11日




 手書きフォントの味が満載のこの時代のポスターは観ているだけでワクワクしますね。『2001年…』のポスターに関しては昔、神保町の古書店で実物を飾ってあったのを見た記憶がありますが、それ以外のポスターにも興味あります。特にキューブリックが『2001年…』の制作を開始する以前に観たと言われている『宇宙人東京に現る』のポスターはなかなかレトロなインパクトがあって面白いですね。

 『スター・ウォーズ』以降の近作のポスターにはあまり惹かれませんが、時を同じくしてその『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』の国際版キービジュアルを担当したイラストレーター、生鯣狼繊覆おらいのりよし)氏の展覧会が、2018年1月6日より上野の森美術館で開催されます。キューブリックとは直接関係ありませんが、昭和の頃SFやアニメにかぶれた人にとって、氏のイラストは強烈な印象を残しているはず。こちらも併せて是非どうぞ。

 「ポスターでみる映画史」の公式サイトはこちら。「生鯣狼租検廚慮式サイトはこちら
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