2001年宇宙の旅

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 スターエーストイズ のデフォリアルシリーズから『2001年宇宙の旅』アストロノーツが2種発売になるようです。ひとつは月面バージョン、もうひとつはボーマンのHALブレインルーム突入バージョンです。

 月面バージョンはモノリスのジオラマが付属するみたいですね。ということはやはりこのフィギュアはフロイド博士なんでしょう。ボーマンは非常用ハッチに備えられていた予備のグリーンの宇宙服のヘルメットを着用したバージョン。できればHALのブレインルームのジオラマが付属すればなお良かったのでしょうけど、それは高望みかな?

 お値段は月面バージョンが12,100円、HALブレインルームバージョンが7,480円。発売予定日は2020年10月31日です。予約は以下のリンクからどうぞ。


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この宇宙服の着用者であるロバート・ビーティ(出品カタログより)

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ヘルメットの割れから見える黄色や緑色の塗料の層。

〈前略〉

 「Hollywood: Legends & Explorers」と題されたオークションでは、先週金曜日から土曜日にかけ、ライブ配信で900点にのぼるハリウッドの貴重アイテムが出品。『2001年宇宙の旅』の宇宙服は、ヘルメットとセットになったもので、塗り直されながら複数の俳優が使用したという。メットには4つの異なるペイント層(白、緑、黄、現在の白)がみとめられ、緑色はデヴィッド・ボウマンを演じたケア・デュリアさんが着用したものと見られる一品。落札額は20万ドル(約2,200万円)から30万ドル(約3,300万円)を見込んでいたが、同社によると37万ドル(4,070万円)で落札されたという。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:シネマトゥデイ/2020年7月20日




 以前こちらで記事にした『2001年宇宙の旅』で撮影に使用された宇宙服とヘルメットが37万ドル(4,070万円)で落札されました。宇宙服には「R.Beatty」とネームがあったので、フロイドとムーンバス内でTMA-1の話をしたラルフ・ハルヴォルセン博士役、ロバート・ビーティ着用の宇宙服だったことがわかります。ヘルメットも同じ木箱に入っていたなら、着用者は同じだと考えるべきでしょう。それにボーマンの赤いヘルメットは別に現存しています。記事は「デヴィッド・ボウマンを演じたケア・デュリアさんが着用したものと見られる」とありますが、根拠が黄色や緑(HAL停止時着用)の塗料の付着だけというのはちょっと弱いですね。撮影の順番はモノリス発掘現場→ムーンバス→ディスカバリー号だったので、一旦黄色や緑に塗ったものを、撮影がすでに終わっているのにわざわざ白に戻すと言うのはちょっと考えにくいです。

 それでも約4,000万円という高額なのですから、『2001年…』人気はいまだ衰えずと言えるでしょう。どなたが落札したのか存じませんが、大切に保存・保管していただきたいものです。

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 革新的な1968年の映画『2001年宇宙の旅』の宇宙服は、デイヴィッド・ボーマンがHALを「殺害」したときに着用したと考えられており、来月オークションに出品されます。

 7月17日から18日にビバリーヒルズで開催される、ハリウッドと宇宙探査の記念品ショーのハイライトである宇宙服は、控えめに見積もっても20万ドルから30万ドルと推定されています。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:Gulf Today/2020年6月30日




 20万から30万ドル(約2,100万円〜3,200万円)とはまたすごい金額ですが、宇宙服は月面のモノリス発掘現場のシーンで使用されたものに見えます。ヘルメットは記事によるとボーマンによるHAL殺害シーンの撮影に着用した可能性があるとのことで、その理由は緑色の塗料が付着しているかだらそう。白と黄色のペンキの層になってるという記述もあるのでプールのヘルメットの可能性もありますが、もしそうだとしても、白に塗り戻す必然性を感じません。撮影の順番は月面シーン→ディスカバリー号のシーンなので、月面シーンで使用したヘルメットを色を塗り替えてディスカバリー号のシーンで使用したなら、緑や黄色のまま残っているはずです。撮影が終わってわざわざ白に塗り戻す、などということはちょっと考えられません。詳細は現物を観察しなければ不明ですが、管理人の予想は、このヘルメットは月面シーン(もしくはムーンバスのシーン)に使用されたもので、その後色のテストか何かで黄色や緑色に部分的に塗られたか、作業中に塗料が付着しただけのものではないでしょうか。

 そうなるとこの約3,200万円という落札予想価格は高額すぎると思えますが、果たしてどうなることやら。買われるにしても来春に開館予定(また延期したらしい!)のアカデミー博物館に展示する展示物(『2001年…』で現存する唯一のモデル「アリエス1B宇宙船」が展示予定)として、アカデミー協会にぜひ落札して欲しいものです。

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8K完全版『2001年宇宙の旅』 NHK 8K放送

6月14日(日)午後7時30分〜 午後10時00分
6月25日(木)午前11時00分〜午後1時30分
6月27日(土)午後3時00分〜 午後5時30分
6月30日(火)午後1時00分〜 午後3時30分

(引用元:NHKホームページ/2020年6月14日

 NHKさん、8Kコンテンツが少ないのに加えて、オリンピックの放送枠がガラ空きになってしまったものだから、8K『2001年…』の大盤振る舞いに出たのでしょうか?まあ、ファンとしては嬉しいのですが、8K環境がない方が観るには少々難易度の高い時間帯と曜日ではあります。

 中でもおすすめなのは6月27日(土)の午後3時からの回ですね。土曜日ですので休日の方も多いでしょうし、午後3時からなら全国のNHKの8K視聴コーナーや家電量販店の店頭で視聴することができます。東京では愛宕山のNHK放送博物館の「愛宕山8Kシアター」がおすすめなのですが、調べてみると27日の回は上映しないようです。閉館時間までに映画が終了しないからのようですが、他でも該当する局があるのでお気をつけください。もちろん平日に視聴できる方はそちらの方がおすすめです。参考までに管理人が以前、愛宕山で視聴した8K『2001年…』レポート記事は、こちらになります。

 全国のNHKの8K視聴施設一覧表はこちら。開局日や開局時間など、各局でまちまちなのでよくご確認の上お出かけください。念の為に各放送局に問い合わせてみるのが一番確実だと思います。

 それでは6月後半の、オリンピック延期で降って湧いた(・・・ですよね?たぶん)8K『2001年…』オンエア祭りをお楽しみください!!

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初期のストーリーボードに描かれたモノリス発掘現場。正四面体で、すでに黒色も検討されている。『前哨』のシーンにかなり近い。

 正四面体とピラミッド(四角錐)の違いは底面が三角形か四角形かの違いです。正四面体はさらに「立体を構成する4つの面の全てが正三角形」という条件があります。そんな細かいことどうでも・・・と思われるかも知れませんが、クラークは正四面体に「立体図形の中で一番単純かつ基本。おおよそ様々な哲学的・科学的思索を生み出した形」という意味を込めているので、ここは間違わないようにしておきたいですね。まあ、当のキューブリックやクラークが便宜上「ピラミッド」と発言するものだから、混乱してしまっていますが。

 そんな正四面体であるモノリス初期案ですが、キューブリックもクラークもこのアイデアが気に入っていたのか、以下のようにかなりの期間、検討された痕跡があります。

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模型の段階になっても正四面体。

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セットの立て込みが始まっても正四面体。

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週間少年マガジン1968年3月24日号(公開直前)の『2001年宇宙の旅』特集で掲載されたイラストも正四面体。ネタバレを嫌ったキューブリックが古い資料を渡したのかも知れません。

 結局ルーサイト(アクリル)制作会社が透明な正四面体で作れず、透明なタバコの箱型ならできるという都合で透明の箱型モノリスが完成。それを見たキューブリックが「完全な透明じゃない」とガッカリし、美術監督のトニー・マスターズが「じゃあ黒にしましょう」となって、現在劇中で観ることができるモノリスになりました。クラークの小説版に出てくる「1:4:9(最初の整数1、2、3の自乗)」という箱型モノリスの比率は、クラークが「あとで思いついたもの」と発言しています。つまり「後付け設定」ですね。

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