2001年宇宙の旅

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IP
Ivor Powell(IMDb)

 ・・・ということだそうです(笑。

 『2001年…』で何一つ見せ場がなく、セリフを言うどころか身じろぎもせず、目を開けることもなく死んでいったカミンスキー博士ですが、この役を演じたのがアイバー・パウエルという方です。IMDbによると俳優ではなかったようで(キューブリック作品にはよくあるパターン)おそらく当時のスタッフか関係者でしょうね。その後アソシエイト・プロデューサー(製作補佐)に昇格し、『エイリアン』や『ブレードランナー』を担当するのですが、wikiの『デッカードブラスター』のデザインの欄に

デザインのイメージを固めるため、ルイスとアソシエイトプロデューサーのアイバー・パウエル(Ivor Powell)は当時最先端とされる銃の資料を集めてデザインの参考とし、更にR・スコットと共にロスアンゼルスの銃砲店を廻った。ルイスはそのうちの一軒で見かけた、銃身と機関部のみの状態で展示されていたオーストリアのシュタイヤー・マンリヒャー(Steyr Mannlicher)社製ボルトアクションライフル、 .222 モデル SLに目を留め、これを改造して使うことをスコットに提案し、これが後によく知られる“デッカードブラスター”の元となった。

という記述が見つかります。なんとこんなところで活躍していたんですね。

 『ブレードランナー』とキューブリック作品のつながりといえば、劇場公開版のラストシーンの空撮が『シャイニング』のオープニングの流用とか、脚本を担当したハンプトン・ファンチャーが、『ロリータ』を演じたスー・リオンの元旦那とか、小ネタがいくつかありますが、それにまたひとつネタが加わりましたね。

 でも、こんな話、飲み会なんかで披露してもドン引きされるだけなので、みなさまの胸の中のみしまっておくことをお薦めいたします(笑。
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 カナダ国立映画監督委員会が1960年に制作した、アニメーション・ドキュメンタリー『ユニバース(Universe)』のフルバージョンがYouTubeにありましたのでご紹介。

 キューブリックはこのフィルムを見て、制作したコリン・ロウ、シドニー・ゴールドスミス、ワリー・ジェントルマンを調べました。結果コリン・ロウは『2001年…』に参加し続けましたが

 フリューイン: 「スタンリーはこの映画を重視しませんでしたが特撮に可能性を感じ、担当したワリー・ジェントルマンと話しをした後『2001年…』のために彼を雇いました。しかしワリーは、スタンリーが干渉してくるので、あまり長く参加しませんでした」

(引用先:【関連記事】スタンリー・キューブリックが好んだ映画のマスター・リスト(2016年7月25日改訂版)


という経緯だったそうです。

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『2001年…』で地球の模型にエアブラシをかけるコリン・ロウ。

 ナレーションが『2001年…』でもナレーションを担当する予定(最終的にHALの声を担当)だった、ダグラス・レインだというのは、この『ユニバース』の影響と考えられますが、この頃のキューブリックは『2001年…』の制作を睨んでSF映画を見まくっていて、この『ユニバース』もそんなフィルムのひとつだった、と言えるでしょう。
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 アメリカではクリストファー・ノーランが監修した、アンレストア・70mm版『2001年宇宙の旅』の上映が始まったようです。

 動画を見てみるとさすがに70mmのリールはでかいですね。さて、このフィルムが日本にやってくるかどうかですが、管理人の知る限り日本で70mmの上映施設があるのは、東京・京橋にある国立映画アーカイブのみです。ぜひ、実現してほしいですね。

 カストロ劇場のウェブサイトはこちら
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2001spaceodyssey_singlestamps_hi_001
 なぜイギリスのマン島郵便局なのかはよく知らなかったのですが、マン島とイギリス本土では郵便のシステムが違うらしく、マン島郵便局発行の切手はマン島でしか使えないそうです。そのため独自で記念切手などを発行していて、その中には「マン島レース」で有名なモータースポーツ関連切手、映画関連切手、英国王室切手、乗り物切手などがあるそうです。

 確かに記念切手は使われないことを前提としているので、ちいさな郵便局にとっては重要な収入源なんでしょう。であればマン島郵便局で『2001年…』の記念切手が発行される、というのも納得です。

 発売は2018年6月14日からですが、現在予約受付中です。販売サイトはこちら

▼この記事の執筆に当たり、以下の記事を参考にいたしました。
マン島TTブログ/マン島の郵便システム
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映画「2001年宇宙の旅」公開50周年展
 
 フランクフルトの映画博物館では、3月21日から9月23日まで、スタンリー・キューブリック監督「2001年宇宙の旅」公開50周年を記念した特別展「Kubricks 2001. 50 Jahre A SPACE ODYSSEY」が開かれています。小道具や衣装、プロダクションノートや撮影中の写真など、貴重な資料を通し、映画史に多大な功績を残した同作品を改めて振り返ります。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:ドイツ・ニュースダイジェスト/2018年5月4日




 フランクフルトのドイツ映画博物館で開催中の『2001年宇宙の旅』公開50周年記念展覧会『Kubricks 2001. 50 Jahre A Space Odyssey』ですが、上記の記事はドイツ在住の記者の方のレポートです。でもやっぱりもっと詳細な展示内容を知りたいので、そろそろ誰かYouTubeにアップしてくれたりしていないかな?と考えて探したのが上記の動画です。見た限り、『スタンリー・キューブリック展』で展示されていたものより充実しているようです。でも最後のアレは謎(笑。単なる目隠しかな?

 この『2001年宇宙の旅』公開50周年記念展覧会の会期は9月16日まで。これ以降はスペイン・バルセロナで『スタンリー・キューブリック展』の開催が決定しています。日本に来るとしたら来年以降ですね(泣。
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