時計じかけのオレンジ

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 言わずと知れたガンズ・アンド・ローゼズ(ガンズ)の1987年の大ヒットナンバー。海外の記事に「キューブリックにインスパイアされたPV」と紹介されていて、「あれっ?そんなシーンあったっけ?」と思ったのですが、3分28秒からのブリッジの部分が『時計じかけのオレンジ』のルドビコ療法のシーンにそっくり、ということだそうです。当時さんざんこのPVを見ましたが、なぜかそんな風に感じたことはありませんでした。理由は多分デヴィッド・ボウイ主演の1976年公開の映画『地球に落ちて来た男』の拷問シーンを連想していたからだと思います。でも、元を辿ればこれも『時計…』に行き着くので、「インスパイアされたものにインスパイアされた」ってことになるんでしょうね。
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 数年前(2015年頃?)惜しくも閉店してしまった『時計じかけのオレンジ』のコロバ・ミルクバーに似たバー、『MILK BAR』ですが、その店内を撮影した動画がYouTubeにアップされていましたのでご紹介。

 管理人も何度か店を訪れたことがありますが、吉祥寺は居住地から遠かったので常連になるほど頻繁に店には通えませんでした。マスターともちょこっとお話しした程度ですし、このブログのことも特に話題にしていません。でも懐かしいです。トイレの便器が小さかった(子供用?)のが面白く、それが特に印象に残っています。それとカウンターに照明が仕込んであって、ちょっと『シャイニング』のバーっぽいな、と思ったこともありました。

 映画やロック、サブカル好きは「将来は店をやりたい!」と思ったりするのが定番の「夢」だったりするのですが、昔に比べて版権管理がシビアになっていますので、勝手に音楽や映像を流して・・・なんてことはできなくなっているようです。でも、こんなバーが再び出現すればぜひ訪れてみたいですね。えっ?お前がやれって?? うーん、やるんだったら徹底的にこだわりたいので、ワーナーさんに話を通して、ってことになるでしょう。そうなると一介の素人にとってはやっぱり「夢」でしょうねぇ。
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mt

 メディコム・トイはジャンルや枠に縛られない自由なトイメーカーだ。精巧なアクションフィギュア、世界的な人気を誇るBE@RBRICK、レトロなソフトビニール製人形。「自分たちが欲しいものをつくる」という確固たる意思のもと、ファッションや音楽やアートの領域とも縦横無尽に行き来をしながら成長を続けてきた。設立21年目を迎えた今、代表取締役社長の赤司竜彦氏は現状をどのように捉えているのだろう。

〈中略〉

赤司 発表から少し時間がかかってしまいましたが、やはりスタンリー・キューブリック監督の商品「RAH アレックス」「MAFEX SPACE SUIT/発売日調整中」)はぜひご覧になっていただきたいです。

特に『時計じかけのオレンジ』のアレックスを作ることは自分にとって3大悲願のひとつだったので、夢が叶ってしまって一抹の寂しさもあります。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:OPENERS/2017年7月21日



 キューブリック作品の版権管理がきちんと行われるようになった関係からか、オフィシャルなグッズやモデルが次々とリリースされていますが、特にこのアレックスのフィギュア化は悲願だったそうです。その思い入れは発表された写真を見る限り、こだわり抜かれた素晴らしいもののようですね。『2001年…』の宇宙服姿のボーマンとプールですが、こちらもクオリティは高く、現在発売中です。管理人も東京スカイツリータウンのメディコムトイで宇宙服フィギュアの現物を見てきましたが、なかなかできは良いように感じました(・・・が、管理人はフィギュアは完全に門外漢であることをご承知おきを)。

 このメディコムトイですが、以前『時計…』の「ロッキングマシーン」「クライスト・アンリミテッド」のレプリカを発売していましたが、再発されるとの噂もあるようです。今後のメディコムトイの発表には要注意ですね。


RAH リアルアクションヒーローズ RAH RAH アレックス 「時計仕掛けのオレンジ」 ABS&ATBC-PVC製 塗装済み 可動フィギュア(amazon)



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 『時計…』の原作者、アンソニー・バージェスはジョージ・オーウェルの代表作『1984年』を題材にしたエッセイ/小説『1985年』を発表しているくらいですから、「ルドビコ療法」と「101号室」の関連性は容易に想像が付きます。管理人は『時計…』を先に、『1984年』を後に読んだのですが(読んだ年も1984年でした)インパクトを言えば絶対的に後者で、本書は今でも管理人のオールタイム・ベストの小説として君臨しています。

 その『1984年』、タイトル通りに1984年にマイケル・ラドフォード監督によって映画化され、主題歌を担当したユーリズミックスもファンだった(まあ、作品世界に合っているかどうかと言えば微妙ですが)ことも手伝って映画館に足を運んだ記憶があります。その後VHS化されて購入しましたが、残念ながら現在に至っても未DVD/BD化のまま。そのVHSもプレミア化してこの値段です。


1984 [VHS](amazon)


 もう随分と年月は経ちますが、できましたらTV放映時の日本語吹き替え版(確かウィンストン・スミス役のジョン・ハートは富山敬さんだったはず)を特典に、効果仕様でBD化してほしいものです。

 ちなみに、この『1984年』のロケ地は『フルメタル…』と同じベクトンガスの工場跡地です(『1984年』が先にロケ)。予告編にも登場していますので、キューブリックファンには容易に判別可能だと思います。主演のジョン・ハートは『エイリアン』で腹を食い破られた方ですね。



 ベクトン工場跡地は他にも『007/ユア・アイズ・オンリー』のヘリコプター・バトルのシークエンスに登場していますので、定番のロケ地だったことが伺えます。キューブリックが言う「あんな広大な廃墟が手に入ったのは非常に幸運だった」というのはちょっと大げさな気もしないでもないですね。

追記:記事投下のタイミングは全くの偶然ですが、『1984年』のBD化が決定していたようです。詳細は以下の通り。


1984 HDニューマスター版 [Blu-ray](amazon)


ジョージ・オーウェルの名作小説「1984年」を原作としジョン・ハート主演で映画化したディストピアSFをHDニューマスターにて日本国内初ディスク化!

恋愛すらも禁じられたディストピアを描くジョージ・オーウェルの名作SF小説「1984年」を、原作同様“1984年"に映画化。管理社会で管理されるリーダー、オブライエンを演じたリチ ャード・バートンはこれが遺作となった。また惜しくも2017年に亡くなったジョン・ハートが国家権力に翻弄されながらも意志を貫く悲劇の主人公ウィンストン・スミスを熱演。人気音楽ユニット、ユーリズミックスが音楽を担当した事も話題に。今なお色褪せない傑作がTV放送版日本語吹替え音声を収録し、HDニューマスターにて日本国内初ディスク化!

原題:1984/Nineteen Eighty-Four/1985年11月5日 日本公開(松竹富士配給)/製作年:1984年/製作国:イギリス

★特典映像★
〇オリジナル版予告編集

★強大な国家権力が生んだ人類の悪夢――。
ジョージ・オーウェルが予見した恐怖の<新世界>。空前のベスト・セラー小説がついに映像に――!

★今再び脚光を浴びる、ジョージ・オーウェル原作のSFディストピア小説「1984年」を原作同様“1984年"に映画化、イギリス映画界を代表する俳優の一人リチャード・バートンの遺 作となった。惜しくも2017年に亡くなったジョン・ハートが国家権力に翻弄されながらも意志を貫く悲劇の主人公ウィンストン・スミスを熱演。また、ユーリズミックスが音楽を担当し た事も話題に。

★TV放送版日本語吹替音声(1989年11月29日初回放送TBS系『水曜シネマパラダイス』版)収録!

<キャスト>
ジョン・ハート [ウィンストン・スミス] (富山敬)
リチャード・バートン [オブライエン] (納谷悟朗)
スザンナ・ハミルトン [ジュリア] (勝生真沙子)
シリル・キューザック [チャリントン]
グレゴール・フィッシャー [パーソンズ]
ジェームズ・ウォーカー [サイム]
アンドリュー・ワイルド [ティロットソン]
ボブ・フラッグ [ビッグ・ブラザー]
ジョン・ボズウェル [エマニュエル・ゴールドスタイン]

その他日本語吹き替え - 西村知道、石塚運昇、上田敏也、北村弘一、吉水慶、鈴木れい子、片岡富枝、加藤精三、竹口安芸子、峰恵研、種田文子、田原アルノ、沢木郁也、荒川太郎

<スタッフ>
監督・脚本:マイケル・ラドフォード(『白い炎の女』『イル・ポスティーノ』)
製作:サイモン・ペリー(『イノセント・ライズ』)
製作総指揮:マーヴィン・J・ローゼンブラム
原作:ジョージ・オーウェル「1984年」
脚本補:ジョナサン・ジェムズ(『マーズ・アタック! 』)
撮影:ロジャー・ディーキンス(『ショーシャンクの空に』『007/スカイフォール』)
編集:トム・プリーストリー(『脱出』『華麗なるギャツビー』)
音楽:ユーリズミックス、ドミニク・マルドウニー
主題歌:アニー・レノックス、デヴィッド・A・スチュワート

<ストーリー>
1984年、世界は三つの国家に分かれていた。ここオセアニアの国民は国家リーダーのビッグ・ブラザーに対する絶対的な服従と忠誠を誓わされており、思想警察によって社会は徹底的に 監視されていた。真理省記録局の役人として日々歴史記録の改竄作業を行っているウィンストン・スミス(ジョン・ハート)は、いつしか体制に対する疑問を持ち、禁じられている日記 を密かにつけ始める。ある日ウィンストンは若い女ジュリア(スザンナ・ハミルトン)と知り合いになるのだが――。

【Blu-ray仕様】1984年イギリス映画/本編110分+特典映像約6分/1層/MPEG4 AVC/音声1.英語(DTS-HD Master Audio 2.0chモノラル)、音声2.日本語吹替(ドルビーデジタル 2.0chモノラル)/字幕1.日本語字幕、字幕2.日本語字幕(吹替用)/16:9[1080p Hi-Def] ヨーロッパ・ビスタサイズ※仕様は変更となる場合がございます

(C)1984 Orion Pictures Corporation. All Rights Reserved.
発売元:是空/TCエンタテインメント
販売元:TCエンタテインメント




 TV放映版も同梱なんて素晴らしすぎますね。今、私の脳内でウィンストン・スミスの101号室での絶叫が富山敬の声で再生されています。発売は来年1月ですか。楽しみですね。

情報提供:無差別流さん
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アニマニアックス
もはや「強制的に見たくもない何かを見せて洗脳する」というシーンの定番ギャグと化しています。

 『時計じかけのオレンジ』に登場したルドビコ療法、一般的には「洗脳」(正確には「オペラント条件づけ」詳細はこちら)と解釈されていますが、よほどこのビジュアルイメージが強烈だったせいか、その後の「洗脳」シーンに多大な影響を及ぼしているのはこのカテゴリーでも、これこれなどご紹介した通りです。今回はその本家本元、ワーナーが制作したアニメーション『アニマニアックス』の第86話『A Very Very Very Very Special Show』『Night of the Living Buttons』『Soda Jerk』の中の『Soda Jerk』のエピソードにルドビコ療法が登場していたのでご紹介。

 この『アニマニアックス』ですがwikiによると

 1930年代、ワーナー・ブラザースは3人のアニメーションキャラクター(ヤッコ、ワッコ、ドット)を創作した。しかし彼らはあまりにハチャメチャで、誰にも手に負えなかったため、ワーナーは彼らをスタジオの給水塔に封印してしまう。そして1990年、彼らは給水塔を脱出しあらゆる場所で騒動を繰り広げる。また、世界征服を企む2匹のネズミを描いた「ピンキー&ブレイン」や悪に憧れる3匹のハトを描いた「グッド・フェザーズ」シリーズなども同番組内で放送された。

 だそうですが、このシーズン4のこの話は残念ながら日本未放映。題名でググれば動画を見ることができますが、ミルクシェーキを一気飲みしたワッコのしゃっくりが止まらなくなり、あの手この手で止めようとするのですが、その中で面白くもないボブ・ホープのギャグを無理やり見せてしゃっくりを止めようとするシーンに登場します。『時計…』と同じワーナーだからできたギャグ、というわけではないでしょうけど、今後も定番の洗脳ネタとしてあちこちに登場するんでしょうね。
 
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