アイズ ワイド シャット

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 ブリトニー・スピアーズが2016年に発表した『スランバー・パーティー』という曲が『アイズ ワイド シャット』っぽいという情報があったので観てみたのですが・・・仮面をしていないだけで確かに似ていますね。「スランバー」とは「パジャマ」という意味ですが、どう見ても「下着」(笑。こういったエロい深夜パーティーのPVには『アイズ…』が格好のモチーフなんでしょうね。以前こんな曲もありましたしね。
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アイズ ワイド シャット [Blu-ray]


 アカデミー賞のノミネート発表を間近に控え、70ミリプリント版「ダンケルク」が全米50館のIMAX劇場で再上映されるにあたり、同作でメガホンをとったクリストファー・ノーラン監督がプロモーションのため米MTVのポッドキャスト「Happy Sad Confused」に出演。自ら大ファンだと常々公言している巨匠スタンリー・キューブリックにまつわる質問に、ノーランらしい興味深い回答が飛び出した。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:映画.com/2018年1月2日




 『アイズ…』公開をリアルタイムで経験した方はよくご存知ですが、キューブリックの死後、『アイズ…』が勝手に編集されるという噂が流れた際、即座にトム・クルーズが「フィルムは誰にも触らせない」と非難声明を出したことを覚えているはず。このように疑うべくも無く『アイズ…』は「未完成」なのですが、こだわり主義者の権化たるキューブリックの面目躍如のなせる技(笑 なのか、未完成にもかかわらず、あまりにも完成度が高いためにそのことを忘れがちです。

 このノーランのインタビューはその事実を改めて思い出させてくれますが、本人が不在である以上、これ以上はどうしょうもないわけで、それを云々するのは詮ないだけですが、このコメントにはノーランのキューブリックに対する「思い入れの深さ」が伺えて興味深いです。それに

「最初に見た時は、正直期待はずれだと感じたし、あまり好きな作品ではなかった」「その後何度か繰り返し見るうち、「真に偉大な傑作」だと確信するようになった」

というコメントもファンの意見を代表しているようで嬉しいですね。原作にも、当初の脚本にもなかったラストのおもちゃ屋のシークエンスと最後のセリフの意味を、もっとそれぞれが深く考えてみるべきだと管理人は考えています。
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アイズ ワイド シャット [Blu-ray]


 スタンリー・キューブリックの監督作「アイズ ワイド シャット」に迫るドキュメンタリー「SK13(原題)」の企画が進行中であることをVarietyなどが報じた。

(全文はリンク先へ:映画ナタリー/2017年10月22日




 記事にある「Filmworker(原題)」とは、『バリー・リンドン』でブリンドン卿を演じて以来、片腕として長年キューブリックを支えてきたレオン・ヴィタリのドキュメンタリーですが、その監督が『アイズ…』のドキュメンタリーを企画中とのことだそうです。

 1999年の公開時には全く話題にもなっていなかった「イルミナティ」とか「フリーメイソン」とかのくだらないこじつけ陰謀論を聞かされるのなら願い下げですが、真摯な考察なら傾聴に値します。『アイズ…』の制作舞台裏(主に脚本制作時)は、脚本を担当したフレデリック・ラファエルが著書『アイズ ワイド オープン』で明らかにしていますので、それを予備知識として一読していれば惑わされることはないでしょう。

 いずれにしても、期待しつつ続報を待ちたいと思います。
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アイズ ワイド シャット [Blu-ray]


 米人気俳優トム・クルーズ(54)と元妻の女優ニコール・キッドマン(49)が映画で共演し、なんとベッドシーンを演じる企画が持ち上がっている。英紙デーリー・メール(電子版)が報じた。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:東スポWeb/2017年6月18日



 なんだか1999年の『アイズ…』公開当時の扇情報道を彷彿とさせるニュースですね。当時は夫婦だった「クルーズとキッドマンの濃密なベッドシーンがある!」とか「クルーズが女装姿になる!」とかセンセーショナルに報道され、トム・クルーズ人気もあってかキューブリック作品中最高の興行収入を挙げるのですが、評判は「期待はずれ」「ぜんぜんエロくない」「映像は美しいが意味不明」という散々なもの。キッドマンの最後の重要な台詞「ファック」の意味を「セックス」としか理解できず(これは字幕で「セックス」と訳した偉大なる誤訳字幕翻訳家、戸田奈津子女史の多大なる負の功績でもあるのですが)、トンチンカンな論評が「識者」によって一般に流布されてしまった影響も否定できません(現在のDVDやBDは「ファック」と修正されています)。

 キューブリックはセンセーショナリズムしか扱わないイエロー・ジャーナリズムを逆手にとって、それに盲目的に追従する大衆を痛烈に皮肉ってみせた(・・・という解釈もできるという理解でお願いします)のですが、あれから18年も経とうというのに「大衆」というのはちっとも進歩がないですね。ソースもデイリーですし、イエロージャーナリズムの権化たる東スポがこのような配信記事を採り上げるというのも相変わらずです。

 キューブリックがそのジャーナリズムの世界の出身(グラフ誌「ルック」社のカメラマンだった)という事実は、「ジャーナリズムの正体を知るもの」としてキューブリック作品の節々に反映されていると思うのですが、この論点からの批評はあまり聞かれないようです。『2001年…』の箝口令とHALの暴走のくだり、『時計…』での政府や反権力者のマスコミの利用っぷり、『フルメタル…』での軍の情報統制やプロパガンダ、そしてこの『アイズ…』での扇情的な報道(を予測したストーリーテリング)の逆利用。これらはキューブリックのマスコミ不信のなせる技です。自身のプライベートを面白おかしくデマを撒き散らすマスコミに沈黙を貫き通したのも、マスコミの手の内を知るものとして「その手に乗るか」という意思表示でしょう。

 それらに加え、キューブリック作品はそこに描かれた事象を客観的に、冷徹に観察する「ジャーナリスティックな視点」を感じることができます。過去にそれを「「フィクション」を「ドキュメント」するカメラマンの眼」という記事にまとめたのですが、ホームページ時代の1998年に書かれたこの大昔の記事(紋切り型口調が気恥ずかしいですが)を、今頃になってふと思い出してしまいましたね。
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アイズ ワイド シャット [Blu-ray]


〈前略〉

それは夢か現実か?『アイズ ワイド シャット』

 開業医ビル・ハーフォード(トム・クルーズ)は、美しい妻アリス(ニコール・キッドマン)と子供にも恵まれ、一見満たされた日々を送っていました。パーティから帰った夜、ビルはひょんなことからアリスの浮気願望を聞いてしまいます。まさか自分の妻にそんな欲望があったとは思わなかったビルはショックを受け、夜の街を彷徨い歩くことに。夜の街でビルを待ち受けていたのは、官能に満ちた不思議な体験の数々。しかしあと一歩を踏み出しきれないビルを笑うかのように、ビルの中ではアリスが浮気をする妄想が膨らみ続けます。

 スタンリー・キューブリックの豪華な映像にトム・クルーズ、と来ればどれだけ華やかなラブロマンスが見られるのか…と思いきや、ビルはなかなか一歩を踏み出すことができない男。行動力あふれる役柄が多い近年のトム・クルーズ作品では、あまり見られない役柄です。お相手には美しい女性たちが揃っている上、出てくる男性たちのうちハンサムで若く社会的地位もあるのはビルだけ。しかしどうしても踏み出すことができない…。そんな庇護欲を誘う演技をぜひご覧ください。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:Grapps/2016年10月07日





 キューブリックはトム・クルーズの主演映画『7月4日に生まれて』の演技を見てクルーズをビル役にキャスティングしたそうですが、単なるイケメン俳優から演技派俳優へ脱皮したのもこの頃でした。『アイズ…』の頃(今も)のクルーズは世界一と言っていいほどの高額ギャラ俳優ですが、そのクルーズを1年以上に渡って撮影で拘束し、しかも破格の安値で雇い続けられたのはキューブリックの名声があればこそ。最初は献身的にキューブリックに尽くしていたクルーズも、あまりにも撮影が長期になるにつれ相当なストレスに晒されたようです。まあ、その時間を他作の出演に振り分けていれば何倍、何十倍も稼げていたわけですから、そうなるのも分かる気もしますが。

 そのクルーズはスピルバーグ作品でも主演(『マイノリティ・リポート』)しているので、その後の撮影現場で「スティーブンはああだった、スタンリーはこうだった」と言っているそうですから、その苦労も少しは報われたと思いたいですね。
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