パロディ・インスパイア・リスペクト・トリビュート

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 『時計じかけのオレンジ』は公開からもうすぐ半世紀になろうとしていますが、その強烈なストーリー、メッセージ性、斬新なビジュアルから数々のアーティストのMVにインスパイアを与え、オマージュを捧げられ続けています。今回はそんな内外のMVを集めてみました。


ジ・アラーム/68ガンズ(The Alarm - 68Guns)

 1980年代に活躍したイギリス・ウェールズ出身のロックバンド。1984年に発表したデビューアルバム『デクラレーション』からのシングルカット曲。ちなみにシングルはアルバムより短く編集されています。59秒辺りのロケ地は浮浪者に暴行した地下道。1分36秒には見覚えのあるシーンが登場し、1分55秒にはカッター銭めぐんでるシーンも。ちなみに管理人は、二度の来日公演の両方とも参戦するほどこのバンドの大ファンでした。



ガンズ・アンド・ローゼズ/ウェルカム・トゥー・ザ・ジャングル(Guns N' Roses - Welcome To The Jungle)

 言わずと知れたガンズ・アンド・ローゼズ(ガンズ)の1987年の大ヒットナンバー。3分28秒からのブリッジの部分が『時計じかけのオレンジ』のルドビコ療法のシーンにそっくりですが、デヴィッド・ボウイ主演の1976年公開の映画『地球に落ちて来た男』の拷問シーンにも似ています。でも、元を辿ればこれも『時計…』に行き着くので、「インスパイアされたものにインスパイアされた」ってことになるんでしょう。



ブラー/ザ・ユニヴァーサル(Blur - The Universal)

 1995年に発表された4thアルバム『ザ・グレート・エスケープ』からのシングルカット曲。監督はキューブリック・オマージュが多いマーク・ロマネク。



ロブ・ゾンビ/ネバー・ゴナ・ストップ(Rob Zombie - Never Gonna Stop)

 2001年に発表したセカンドアルバム『ザ・シニスター・アージ』からのセカンドシングル。再現度は高いですね。PVも自身が監督しているそうです。



ロウワー・クラス・バッツ/ジャスト・ライク・クロックワーク(Lower Class Brats - Just Like ClockWork)

 1995年にテキサスのオースチンで活動を始めたパンクバンド、ロウワー・クラス・バッツが2003年にリリースしたアルバム『A Class of Our Own』からの曲。タイトルからしてそのまんまですが、予告編をオマージュしているのが新鮮ですね。



ザ・ホワイト・ストライプス/セブン・ネイション・アーミー(The White Stripes - Seven Nation Army)

 2003年に発売された4thアルバム『エレファント』からのシングルカット曲。MVがなんとなく『時計…』のポスターっぽくってカッコイイ。サウンドも1960年代デトロイト・パンクを彷彿とさせてめちゃくちゃカッコイイ。2018年ロシアワールドカップのアンセムにも採用されましたので、聴き覚えのある方も多いはず。



リアーナ/ユー・ダ・ワン(Rihanna - You Da One)

 中米の小国、バルバドス出身のR&Bシンガー、リアーナが2011年に発表したシングル曲『ユー・ダ・ワン』。そのMVの衣装が『時計…』のアレックス風なものになっています。



ズーリ/ベター・オール・ザ・タイム(Zuli - Better All The Time)

 このズーリ(本名ライアン・キャメンズーリ)についてはフェイスブックくらいしか情報がないのですが、ジャンル的にはサイケデリック・ポップという事らしいです。一聴した感じだとイギリス系で後期のビートルズの影響が大きく、カラフルで切なげでちょっとヒネったポップセンスは好印象。映画のシーンからインスパイアされたシーンがいくつも登場します。SPECIAL THANKSにもキューブリックの名前がしっかりクレジットされていますね。



ブルック・キャンディ/ア・スタディ・イン・デュアリティ(Brooke Candy - A Study in Duality)

 女性ラッパーのブルック・キャンディが2015年に発表したインスト曲『ア・スタディ・イン・デュアリティ』のMVに、フラッシュカットとしてルドビコ療法を思わせるリドロックや、ミルクを口からこぼすカットが挿入されています。しかもなぜだか渋谷の夜景も。このブルック・キャンディですが、レディ・ガガの次のファッション・アイコンとして注目されているそうです。



チャオ・ベッラ・チンクエッティ/何度も 何度も…

 女性アイドルグループ、チャオ・ベッラ・チンクエッティの2017年12月発売の配信限定シングル『何度も 何度も…』の衣装とMVの世界観が『時計…』を彷彿とさせるものになっています。残念ながら2018年8月をもって活動停止を決定、解散しました。



欅坂46/Student Dance

 2018年8月発売のシングル『アンビバレント』のカップリング曲。歌詞を読むと「学校という管理社会に閉じ込められた私たちのアンチテーゼ」という内容で、そこから「時計の盤面の上で学校生活のワンシーンを踊る」というMVになったようです。つまり「管理社会」「アンチテーゼ」「時計」といったワードが『時計じかけのオレンジ』に結びついた、ということですね。

 以上ですが、世界中ではもっとあると思います。もし何か他に情報がありましたら掲示板までおしらせください。
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 アイドル+『時計じかけのオレンジ』と言えば、以前こちらをご紹介しましたが、また随分とメジャーなアイドルが採り上げて来ました。

 管理人はアイドルには興味ありませんし、語るべき知識もまるでないのでノーコメントとさせていただきますが、キューブリックファンとして言うなら、いつもと同じく「きっかけはどうであれ、キューブリック作品の認知が広がればそれはそれで嬉しい」です。ファンには今更な話ですが、欅坂な方々のために元ネタの動画も貼っておきますので、興味があればぜひ映画もご覧ください。

2018年8月6日追記:歌詞を読むと「学校という管理社会に閉じ込められた私たちのアンチテーゼ」という内容で、そこから「時計の盤面の上で学校生活のワンシーンを踊る」というMVになったようです。つまり「管理社会」「アンチテーゼ」「時計」といったワードが『時計じかけのオレンジ』に結びついた、ということですね。

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 アメリカ・ワシントン州、ポートオーチャードにある独立系映画館「ドラゴンフライ・シネマ」が、2014年のハロウィンシーズンに『シャイニング』を上映する旨を告知する60秒スポット動画がありましたのでご紹介。

 このポートオーチャードという町ですが、wikiによると人口わずか1万1千人程度の小さな町なのに、しっかりと映画館が存在し、現在も営業継続中です。日本ならこの人口規模では確実に廃館ですので、アメリカにおける映画文化の浸透具合がよくわかりますね。

 おそらく映画館のロビーで撮影したであろう手作り感満載の動画ですが、シンメトリックなポスターの配置や、最後の横移動のショットなどツボを押さえているところは好感。再生数はさびいしいですが、人口規模を考えれば仕方ないでしょう。遠い日本からですが、少しでも再生数に貢献したいと思います。
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 最近L'Arc-en-Ciel、VAMPSのHYDEが『シャイニング』を大々的にオマージュしたMV『WHO'S GONNA SAVE US』を発表して話題になっていましたが、世界では『シャイニング』はすでにMVの定番ネタになっています。その「シャニングオマージュMV」をいくつかご紹介します。



サーティー・セカンズ・トゥー・マーズ/ザ・キル(Thirty Seconds To Mars - The Kill (Bury Me))

 俳優でもあるジャレッド・レトが兄弟らと結成したバンド。2005年に発表されたセカンドアルバム『ア・ビューティフル・ライ』 からの曲。数あるオマージュPVの中で管理人はこれが一番好きです。監督はそのジャレッド・レト。



スリップノット/スピット・イット・アウト(Slipknot - Spit it out)

 アメリカ・アイオワ州出身のヘビメタ・ミクスチャーバンド、スリップノットが2000年に発表したセカンドシングル。メンバーに死者がでるなど、やたらトラブルの多いバンドですが、現在も元気で活動しているようです。



マッシヴ・アタック/カマコマ(Massive Attack - Karmacoma)

 イギリス・ブリストル出身のユニットが1994年に発表したセカンドアルバム『プロテクション』収録曲のPV。監督はジョナサン・グレイザー。



イマジン・ドラゴンズ/トップ・オブ・ザ・ワールド(Imagine Dragons - On Top Of The World)

 サマソニに来日経験もあるイマジン・ドラゴンズ、ワールドミュージック系オルタナという感じでしょうか。2013年に発表したシングル曲『On Top of the World』のMVです。『シャイニング』の他に『2001年…』やビートルズネタも。



ジャック・ホワイト/ウッド・ユー・ファイト・フォー・マイ・ラブ?(Jack White - Would You Fight For My Love?)

 元ザ・ホワイト・ストライプスのギター兼ボーカリスト、ジャック・ホワイトが2014年に発表したセカンドソロアルバム『ラザレット』から『ウッド・ユー・ファイト・フォー・マイ・ラブ?』のMV。ジャックとロイドのバーシーンにインスパイアされたものになっています。つまり「ジャックがジャックを演じてます」ってことですね。



スティグ・オブ・ザ・ダンプ/キューブリック [ft. ジェスト](Stig Of The Dump - Kubrick [ft. Jehst])

 イギリスのヒップホップ・アーティスト、スティグ・オブ・ザ・ダンプの『キューブリック』というそのまんまのタイトルの曲が、やっぱりそのまんま「キューブリックネタ満載」のMVでした。途中でチラっと映る「Here's Johnny!」とハートマン軍曹は多分ジェストでしょうね。



アークティック・モンキーズ/フォア・アウト・オブ・ファイブ(Arctic Monkeys - Four Out Of Five)

 今年リリースされたアークティック・モンキーズのアルバム『トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』のリード・トラック。監督はアーロン・ブラウン&ベン・チャペル。ホテルの部屋や廊下、鍵などあちこちに『シャイニング』要素がみられますが、MV全体がキューブリック作品のオマージュになっています。ロケ地は『バリー・リンドン』でリンドン家の邸宅の外観として使用されたカースル・ハワード。



RADWIMPS/五月の蝿

 昨年大ヒットした『君の名は。』のエンディングテーマ『前前前世』で大ブレイクしたRADWIMPSが2013年に発表した『五月の蝿』のMV。血のエレベーターがそのまま登場し、なるほど『シャイニング』ですね。


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30秒のTVスポットバージョン。

 HYDE(L'Arc-en-Ciel、VAMPS)の12年ぶりソロシングル『WHO'S GONNA SAVE US』が『シャイニング』のオマージュということなので観てみたのですが、確かに『シャイニング』要素も多めですが『ブレード・ランナー』要素も入っているように見えますね。

 オマージュやパロディというのは、その作品が広く知られているというのが条件ですが、キューブリック作品の場合『2001年宇宙の旅』『時計じかけのオレンジ』『シャイニング』が多いようです。早いもので来年でキューブリック逝去20年になり、どうやらこの3作品は「映画ファンの基礎教養」になりつつあるようで、「映画を語るならキューブリックくらい観ておいた方がいい」的な風潮も昨今感じられるようになってきました。どういう形であれ、キューブリック作品が幅広く知られていくのはファンとしては嬉しい限りです。

 以下は『シャイニング』初心者向け「元ネタ」動画。この3シーンがよくオマージュやパロディにされます。





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