パロディ・インスパイア・リスペクト・トリビュート

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 以前この記事でラモーンズについて少し触れましたが、そういえば彼らはこんな曲をリリースしていました。もちろん元ネタは『時計じかけのオレンジ』のデュランゴ95です。ただ、この頃(1980年代半ば)といえばパンクは下火で、ニューウェイヴ(死語)やヘビメタが世間を席巻(ダジャレではなく。笑)していた時代です。そんな頃に3コードのロックンロールなんて時代遅れに聞こえても仕方ないですね。

 ジャケ写はニューヨークのセントラル・パーク内にあるトンネルで撮られたそうですが、当然『時計…』のオープニングに続くファーストシーンをオマージュしたもの。本家の撮影場所はロンドンのヨークロードの道路下通路です。

 1984年にリリースされた8枚目のオリジナルアルバム『TOO TOUGH TO DIE』収録曲ですが、熱心なファン以外には知られていないでしょう。でも、評価はそこそこ高いようですね。

▼この記事の執筆に当たり、以下の記事を参考にいたしました。
Im AGAINST IT!/ラモーンズ後期の作品の真相
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綾野剛さん出演 TVCM「時代遅れ篇」制作秘話

〈中略〉

制作秘話その 2:双子姉妹の演技にも注目!

 綾野さんの「時代遅れ」を冷笑する美人双子キャスト、鈴木みな(姉)さんとまりあ(妹)さん。綾野さんもお二人のそっくりな風貌に驚きの様子でした。さらにハーフの姉妹と知って、またまた驚く綾野さん。さすが双子なだけに見た目だけでなく、演技の息もぴったりです。綾野さんに「(生感覚レンズ*を)体感します」と言わしめたお二人の透明感のある演技力と存在感が、このCMが持つシュールな世界観を一層盛り立ててくれました。ちなみに、双子タレントは数少ないとのこと。この CM の世界観に見事にマッチするという評価で、オーディションで見事にお二人が選ばれました。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:アルコン公式サイト 綾野剛さん出演 TVCM「時代遅れ篇」制作秘話/2019年4月1日




 ふとTVを観ていたらこのCMが目に飛び込んで来たんで、ちょっと調べてみました。

「CMが持つシュールな世界観」とは『シャイニング』の世界観のことなんで・・・しょうね、やっぱり(笑。このシチュエーションで手を繋ぐ必然性はありませんので、意識しているとしか言いようがありません。シンメトリックな構図にしなかったのは監督さんのこだわり(というか意地)のようなものを感じます。でも、キューブリックファンならニヤッとできますね。

 CMのメイキングムービーはこちら。

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107

あらすじ

 コンピュータが診察し、コンピュータが手術をする。そんな巨大ハイテク病院を制御するメイン・コンピュータ《ブレイン》がある日突然、入院患者を人質にとって反乱を起こした。「ワタシハビョウキデス」というコンピュータに呼ばれて駆け付けたB・Jは、コンピュータの手術をはじめる。

(引用元:手塚治虫ブラック・ジャック40周年記念ページ『【107】U-18は知っていた』




 手塚治虫の漫画作品の中でも、常に人気上位にランキングされる『ブラック・ジャック』。その中に明らかに『2001年宇宙の旅』に登場したコンピュータ、HAL9000に影響されたと思われるエピソードがあります。それが『U-18は知っていた』です。

 人間の外科医であるブラック・ジャックがコンピュータを手術するという荒唐無稽な話ですが、そこには「機械であれ人間であれ、命あるものは平等に扱うべき」という手塚の思想が見え隠れします。手塚は戦中派で空襲も経験していることから「命の尊さ」に対して特別な思い入れがあり、それを生涯のテーマにしていた・・・というのはよく語られる話ですが、個人的にはそんな単純な人ではなかったのではないかと思っています。というのも、その「命」を時には残酷に、時には杜撰に扱った作品も数多く存在するからで、そこには手塚の「まずはストーリーありき」「そのためなら命に限らず、あらゆる要素を劇的な効果を求めて躊躇なく利用する」というストーリーメーカーとしての「本性」が見え隠れしているからです。

 キューブリックはストーリーメーカーとしての自分の才能には懐疑的でしたが、ストーリーテラーとしての才能にはある程度自信を持っていたでしょう。それは手塚と同じく「ストーリーのためなら、あらゆる要素を劇的な効果を求めて躊躇なく利用する」という映画制作の姿勢に現れています。キューブリックの場合、それは斬新な撮影技術や映像効果、絶え間ないアドリブ(テイク)の要求であったりしました。

 キューブリックが『2001年宇宙の旅』の制作にあたり、手塚治虫に美術監督のオファーの手紙を出したのはよく知られた話ですが、この時点ではキューブリックは手塚の「未来デザイン力」に期待を寄せていたのでしょう。しかし、手塚の本分は美術デザインでも画力でもなく「キャラの魅力」と「ストーリー」にありました。よく「手塚治虫が『2001年…』に参加していればどうなったか?」という仮定が話題にのぼりますが、『2001:キューブリック、クラーク』を読めばわかるように、そこに美術監督としての手塚の居場所はありません。おそらく圧倒的支配力でダメ出しを出しまくるキューブリックに嫌気がさして、数ヶ月で喧嘩別れしていたことでしょう。

 手塚がキューブリックのオファーを忙しすぎて仕方なく断ったのは、両者にとって幸運だったと思っています。そのおかげで手塚はキューブリックに対して生涯好意的でいられたのですから。それはこの『U-18は知っていた』に限らず、キューブリックネタをいくつか作品内に登場させている事実からも類推できます(注:『時計仕掛けのりんご』は手塚の漫画が映画より先なので、単なる偶然)。手塚はロスに滞在中、同行していた永井豪に「絶対いい映画だから行こう」と『シャイニング』を観に誘ったというエピソードもそれを裏付けています。

 「手塚の本分はストーリーにある」と前述しましたが、手塚が晩年の大作『アドルフに告ぐ』で描き出したシオニズムの正体は、キューブリックが映画化を進めていた『五十年間の嘘』(『アーリアン・ペーパーズ』)でも触れられていました。『2001年…』制作時の美術監督へのオファー、『時計…』で同じ原作に触手を伸ばすなどを考えると、キューブリックと手塚は「相寄る魂」「類は友を呼ぶ」関係であったのは間違いないでしょう。同じくワーカーホリック、同じくクラッシック好き、同じくフィルム好き、同じく生涯を自己表現に捧げた人生、同じく1928年生まれ・・・。手塚はキューブリックに会いたくてアメリカに行くたびに会おうとしていたらしいですが、当のキューブリックはイギリスに本拠を移してしまいました。そして二人とも故人となった現在、天国で「神様」は「巨匠」に会えたでしょうか? そして何を語り合っているでしょうか? くれぐれも「共同作業」だけはしないでいて欲しいですね(笑。

情報提供:U-813さま
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theshiningt
映画のシーンではありません。再現CGです。

 アーティスト名、マリオカメラによる『シャイニング』の赤いトイレの再現CGです。実写と見間違うばかりのクオリティですが、最近のCGはここまでできるんですね。蛇口の写り込みや銀のお盆などの質感は素晴らしいです。ただ、こぼれたカクテルはいまいちな感じ。やっぱり液体をCGで表現するのは難易度が高いみたいです。昨年大ヒットした『レディ・プレイヤー1』でも、エレベーターから溢れた血はやっぱりCG感ありましたしね。

 途中に登場するキューブリックのディレクター・チェアも再現度が素晴らしい。最後の写真は『2001年…』の頃のものですが、ここまでこだわるなら『シャイニング』の頃のちょっと太った姿の写真の方が良かったように思えます。そして最後の「STANLEY KUBRICK 1928 - ∞」のメッセージには大変共感しました。

 制作は3ds Max + Corona + Vray + After Effectsで行われたそうです。

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colin

 COLINというアーティストによる『時計じかけのオレンジ』オープニングシークエンスのVRバージョンです。ずいぶんとポップな世界観ですが、正面後ろにいる怖い爆発頭の顔面がキューブリックでしょう(笑。このCOLINというアーティストの詳細を調べてみましたが、フランスの方だということ以外はわかりませんでした。VRといえば以前『2001年宇宙の旅』にインスパイアされた『ODYSSEY VR: A Spacetime Trip』というVR動画をご紹介しましたが、これからVRアートは確実に時代の潮流になっていくんでしょうね。

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