老舗映画YouTubeチャンネルの「WachMojo」。そのあまりにも独断と偏見ぶりに、いわゆる一つの「ネタ動画」だと思って見るべきチャンネルではあるのですが、そのMojoの日本版がオープンしたのにはいささか驚きました。これで本家の動画が自動翻訳なしに見れる・・・と思ったのですが、肝心の邦訳動画よりも、日本版独自のサブカル系動画を充実させるなど、思ったより違った方向に走ってしまっているようです。まあ本家も近年はサブカルネタも多く採り上げるようになってはいるんですが、これは単に中の人の好みなんでしょうか?

 それはともかくも、この動画です。タイトルを見て「まさか・・・」と思ったのですが、第1位がその「まさか」でした(笑。でもナレーションは特に何を解説するでもなく、ごくありきたりなもので、だったらどうしてこれを1位に持ってきたのかとても謎です。この動画に採り上げられている作品よりもっと有名な「理解できない映画」なんていくらでもありますからね。まあ、これも単に「中の人の好み」なんでしょう。

 この1位の作品を「面白い」と思っている人は、少なくとも(自分なりには)「理解」はしているはずです。キューブリックは「難解」であっても「理解」できるようには(不親切ですが)作っています。ですので「面白くない」「つまらない」と感じる人は「理解していないから」だということを自覚してほしいといつも思うのです。人間誰しも「理解できないもの」を「面白い」とは思わない(場合が多い)ものです。野球のルールを理解できていない人に、いくら野球の面白さを伝えようとしたところで伝わらないのと同じことです。もちろん理解した上で「つまらない」「面白くない」と批判や批評をするのはアリだと思います。ですが、この作品について語る時、「野球のルールを理解できていない人が、野球を見てつまらないと言っているのと同じレベル」であることは、残念ながら多くの場合に当てはまるのです。ですので「理解し」「面白い」と感じている私たちと話が全く噛み合わない・・・。そんな経験、皆様にも一度はあるのではないでしょうか。