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 スタンリー・キューブリック監督作「2001年宇宙の旅」をテーマとした展示会「Envisioning 2001:Stranley Kubricki's Space Odyssey」が、このほどニューヨークの映像博物館で開催され、キューブリック監督の娘カタリーナ・キューブリック、同博物館キュレーターのバーバラ・ミラーがトークに臨んだ。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

 同展示会は、フランクフルトのドイツ映画博物館、ロンドン芸術大学のスタンリー・キュブリック・アーカイブ、ワーナー・ブラザースの協力を得て開催されたもの。会場では、キューブリック監督が参考にした映画「月世界征服(1950)」「禁断の惑星」「プラン9・フロム・アウタースペース」の視聴コーナー、アーサー・C・クラークとの写真や彼に向けた手紙、アメリカ空軍への質問、MGMのプレスリリース、脚本の草稿がずらり。“ヒトザル”の衣装やHAL 9000、絵コンテ、衣装のデザイン画、実際に使用された宇宙服も展示され、“キューブリックの思考”を垣間見たような気分にさせられた。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:映画.com/2019年1月25日




 前回のこのレポートの前に行われた、プレス公開におけるリポート記事です。記事にある「ボアハムウッドの家」とは、1979年まで住んでいたアボッツ・ミードの家のことだと思います。あとカタリーナは「(スタンリーは)観客にどのように考えれば良いかという説明はしなかったし、一度もエンディングの解説もしなかった」と語っていますが、クラークの小説版が刊行されて以降は「プロットの説明」はしていますね。

 ちなみにTipsとして知っておくと便利なのが、記事の画像で宇宙ステーションの図面右下にある長方形の表題欄。『2001年…』で実際に使用された図面には、この表題欄が一定のフォーマットで掲載されていますので、これがある図面は制作当時のものであるという判断の目安になります。『2001年』は人気作品なので、後年になってファンが作った図面や写真、設計図などが大量にネット上で見つかります。その真贋の判定に役立ちますが、あくまで「目安」なので必ずしも絶対的なものではないことはご承知おきください。

 開催は7月19日まで。公式ホームページはこちらです。