まあ、こうなるんじゃないかと思ってはいましいたが・・・。

 ユアン・マクレガーが成長したダニー・トランスを演じる『シャイニング』の続編小説、『ドクター・スリープ』の映画化ですが、キューブリックの『シャイニング』を事あるたびに批判してきた原作者であるスティーブン・キングは、この予告編を観てどう思うのでしょうか?

 もちろん映画会社サイドとしては、有名なキューブリック版『シャイニング』を使いたがるのは当然だとしても、キングには自身が監督したと言ってもいいTVドラマ版『シャイニング』があるのです。そんなにキューブリック版が憎くて嫌いなら、自身の『シャイニング』を使えと言明してもいいはず(そもそもキングがTV版を制作時、映像化の権利を持つキューブリックから許諾を受ける際、「もうこれ以上映画版『シャイニング』の批判をしない」というのが映像化の条件だった)。ですが結果はご覧の通り。はっきり言ってみじめになるだけなので、もういいかげんキングは、キューブリック版『シャイニング』を認めるべきではないでしょうか?