本日2019年4月26日よりロンドンのデザイン・ミュージアムで開催されている『スタンリー・キューブリック展』の展示を紹介した動画です。

 衣装やプロップ、レンズなどいつもの展示が並んでいますが、『シャイニング』のタイプライターの原稿は撮影当時に準備されたもので、管理人が知る限り今回初めて展示されたものです。『時計じかけのオレンジ』のコーナーではハーマン・マキンクによる「ザ・ロッキングマシーン」「ザ・クライスト・アンリミテッド」の展示もありますが、これは撮影当時のものではなくレプリカでしょう。『時計…』では他にアレン・ジョーンズがデザインしたコロバ・ミルクバーのウェイトレスの衣装のデザイン(ボツになりましたが、その経緯はこちら)も見えます。アレックスの部屋にあったレコードプレーヤー「トランススクリプト・ハイドロリック・リファレンス・ターンテーブル」や小説家のタイプライターは裸展示ですので、撮影に使用されたものではなく同型の別ものだと思われます。

 また、この動画にはありませんが、デュランゴ95として登場したアダムスプローブ16(撮影に使われたブルーグレー・カラーのものでなく、現存するオレンジカラーのもの)も展示されているそうです。他にはキューブリック邸にあった資料などを納めた箱、フィルム缶、フィルム編集卓のスティーンベックなどの展示も今回が初めてですね。

 キューブリックの資料を一元保管・管理している「スタンリー・キューブリック・アーカイブ」があるロンドン芸術大学のお膝元での開催なので、そこからの追加展示がいくつかあるようです。ですので、やはり今回は内容が充実している印象。また新たな動画などで展示の詳細がわかりましたら、追加で記事にしたいと思います。