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ソビエト科学者のと会合シーンでは「赤に近いマゼンタ」に見えます。



Exclusive! An original ‘2001’ Djinn chair from Kubrick’s film set has emerged and settles a debate

A rare, original Djinn chair from the actual film set of Kubrick’s masterpiece 2001: A Space Odyssey (1968) has just surfaced in a South London private home and helps settle an ongoing debate.

 キューブリックの傑作映画『2001年宇宙の旅』で実際のセットで使用された、貴重なオリジナルのジンチェアは、ロンドン南部の個人宅から発見され、長年の議論を解決するのに役立ちます。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:Film and Furniture/2018年8月2日




 『2001年…』の宇宙ステーションに置かれていた、オリビエ・ムルグのジンチェアのカバーの色ですが、長年「赤」か「ピンク」かで論争があったそうです。その結果、最近になって映画で使用されたオリジナルのジンチェアが見つかり、結論としては「ピンク(正確にはマゼンタ)」で決着したそうです。

 『2001年という“未来”(A Look Behind the Future)』登場するこのシーンでは、確かにマゼンタに見えますね。

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 宇宙ステーションのロビーのファーストシーンに登場するジンチェア。マゼンタより赤に近いように見えます。ライティングの関係でしょうか?

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 (おそらく)キューブリック邸に引き取られたジンチェア。赤に見えますが、キューブリックが赤とマゼンタを用意させ、マゼンタを選んだためにボツになった赤をキューブリックが自宅用に引き取ったのではないかとも考えられます。ちなみに写真左はキューブリックの長女カタリーナ、右は三女ヴィヴィアン。

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 記事のリンク先にある、見つかったというオリジナルのジンチェアはショッキングピンクのようなピンクで、とても「マゼンタ」とは言えません。ライティングの影響だけで、ここまで色が違うとは考えにくいのですが、退色の可能性もあり、実物を見てみないことにはなんとも言えません。また、記事でも引用されている、このページの作者は「ピンク(マゼンタ)」と断言していますが、ソースは当時映画を見た方々の記憶のみです。

 なんともモヤモヤした話ですが、キューブリックが何種類かの「赤〜ピンクのジンチェア」を用意させ、ベストのものをチョイスしたと考えるのが一番自然のような気がします。つまり、撮影準備中の映像である『2001年という“未来”』や、自宅で子供たちと写った写真はソースになり得ず、結局のところ映画に登場している色が正しい、ということです。であればトップに貼ってあるソビエト科学者のと会合シーンの「赤に近いマゼンタ」が一番正しく、宇宙ステーションのロビーのファーストシーンの色はライティングの関係で赤く見える、というのか今現在の管理人の結論です。

 また何かわかりましたら追記するか、改めて記事を起こしたいと思います。