キア・デュリアが『2001年宇宙の旅』に出演する前に主演した映画『バニー・レイクは行方不明』。この後デュリアは『母の旅路』に出演後、『2001年…』の撮影(1966年前半)に臨むことになる。



 『バニー・レイクは行方不明』を撮っていたある日、私の代理人から「今、座っている?」と電話がありました。私は「いいえ」と答えた。彼は言った。「まあ、座ったほうがいい。スタンリー・キューブリックの次の映画の主役へのオファーがあった」。私はオファーを知りませんでした。私はオファーについて一言も聞いていなかった。私はすでにキューブリックのファンだった。私は演劇学校に通っていたときに観た『突撃』が大好きでした。

(引用元:cleveland.com/2011年7月9日




 IMDbの『バニー・レイク…』のトリビアの項目には「この映画のキア・デュリアのパフォーマンスは、キューブリックが『2001年…』のボーマン役を選んだことにつながりました」となっていますが、どうやらそれは間違いで、それ以前の映画(『リサの瞳の中に』?)を観てオファーしたことになります。このインタビューでデュリアは、監督であるオットー・プレミンジャーが恐ろしかったらく、「撮影はハッピーな体験ではなかった」「怒鳴ってばかりで、みんなを侮辱するのを楽しんでいるように見えた」とも語っています。

 この『バニー・レイク…』、そのせいもあってか全体的にピリピリとした神経質な雰囲気が張り詰めた、良質のサスペンス映画に仕上がっています。機会があればぜひご観賞あれ。

情報提供:sinika様