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『Through a Different Lens:Stanley Kubrick Photographs』公式サイトはこちら



 キューブリックがルック社時代に撮影した写真のほとんどはニューヨーク市立博物館が所蔵していますが、そのニューヨーク市立博物館でキューブリックの写真展『Through a Different Lens:Stanley Kubrick Photographs』が5月3日から10月28日の会期で開催されるそうです。キューブリックの写真展は過去ウィーンなどで開催実績がありますが、管理人が知る限りではキューブリックの故郷ニューヨークで、「キューブリック」の名を冠した展覧会が開催されるのはこれが初めてだと思います。

 実はニューヨーク市立博物館の検索ページで「Stanley Kubrick」と打ち込めば、キューブリックが撮影した写真が大量に、いつでも観ることができるのですが、いわゆる「お仕事写真」もいっぱい引っかかってきますので見づらいことこのうえない(笑。よく誤解されるのですが、ルック社時代のキューブリックはあくまで「ルック社所属の社員カメラマン」であって、アーティストでもなんでもありません。本人も「くだらない写真ばっかり撮らされた」と愚痴っていたほどです。それでも商用写真以外のドキュメンタリー写真や取材写真では、キューブリックらしいシニカルで皮肉に満ちた切り口や、後年の映画のワンシーンを彷彿とさせる構図やライティングが散見され、ファンにとってはとても興味深い写真も数多くあります。キューブリックがルック社に在籍していたのは18歳から22歳までですが、これら写真の数々を一目見ただけで、その才能とセンスは疑うべくもありません。

 詳細はまだ不明ですが、公式サイトがオープンしています。期待しましょう。