バリーリンドン [Blu-ray](amazon)


 クライテリオンから届いた10月のBLU-RAYリリース・ラインナップ。10/17登場予定となっているのが、今年の目玉作品のひとつとなる巨匠スタンリー・キューブリック監督作『バリー・リンドン』(75)です。

 18世紀のヨーロッパを舞台に、貴族に成り上がろうとする男の数奇な運命が描かれる。出演は『ある愛の詩』『ペーパー・ムーン』のライアン・オニール、『ベニスに死す』『ホワイトハンター ブラックハート』のマリサ・ベレンソン。アカデミー撮影・音楽(編曲/歌曲)・美術監督/装置・衣装デザイン賞受賞。同作品・監督・脚色賞ノミネート。

 35mmオリジナルネガからの4Kスキャン/ワークフロー版。狂おしいまでに拘り抜いたカメラ美術画、厳密に再現された衣装や風俗等々、どのように再現されるか、乞うご期待です!お楽しみに。

(詳細はリンク先へ:Stereo Sound Online/2017年7月18日

※記事にある動画は昨年イギリスで再上映された際の予告編で、今回の4K版のものではありません。





 記事中に「35mmオリジナルネガからの4Kスキャン」とありますが、これが事実ならちょっとしたトピックです。実は『バリー…』のオリジナルネガは紛失したとされているからです。それがついに発見され、キューブリックの指示通りのアスペクト比、1:1.66での4K化ということになります。

 特典については

・Blu-rayは新4Kデジタル復元、非圧縮モノラルサウンドトラック付き

・Blu-rayのDTS-HDマスターオーディオはアルティメイト5.1サラウンドサウンドトラック

・1976年のキューブリックのオーディオインタビューからの抜粋だけでなく、キャストとクルーのインタビューを収録した新ドキュメンタリー

・1980年の撮影監督ジョン・オルコットのインタビューからの抜粋だけでなく、撮影助手のダグラス・ミルサムと撮影主任のルー・ボーグによる映画の画期的なビジュアルに関する新番組

・アカデミー賞を受賞したプロダクションデザイナー、ケン・アダムと、歴史家クリストファー・フレイリングの新番組

・編集のアンソニー・ローソンの新しいインタビュー

・1976年にオスカー賞を受賞した衣装デザイナー、ウルラ=ブリット・ショダールンドのフランステレビによるインタビュー

・批評家ミシェル・シマンの新しいインタビュー

・レオン・ヴィタリが監修した5.1サラウンドサウンドトラックについての新しいインタビュー

・芸術学芸員のアダム・エーカーが、映画からインスパイアされた美学を分析する新しい作品

追加:『アメリカン・シネマトグラファー』1976年3月号から、批評家ジェフリー・オブライエンによるエッセイ

となっています。特にレオンのインタビューが興味を惹かれます。期待して10月を待ちましょう。また、ワーナー版での発売も期待したいですね。