残虐すぎるホラーも、神の冒涜とされたコメディーも。

 公序良俗や宗教などのタブーに触れ、問題作として公開禁止や延期になった映画作品というのはこれまでいくつもあるかと思います。しかし時代が変われば常識も変わり、今ではカルト作品としてマニアックな人気を誇る映画に成長を遂げたものも多くあるのです。

 今回は、io9がまとめた公開当時は大問題になった映画10作品を見てみましょう。モノによっては閲覧注意でどうぞ。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:GIZMODE/2017年5月6日




 『時計…』をカルト映画と言われるのはとっても違和感があるんですが。しかもギズモードさん、『時計仕掛けのオレンジ』(1975年)って間違ってます。正しくは『時計じかけのオレンジ』(1971年)ですね。元記事もそうなってます。しかも貼られている予告編がオフィシャルでもなんでもないし。オフィシャルは上記をどうぞ。

 「カルト映画」というのは「熱狂的ファンによる小グループによって支持される映画のこと」とwikiにもありますが、このざっくりとした定義でさえ『時計…』は当てはまりません。『時計…』は世界中にファンのいる、世界的に超有名監督が製作した、世界的に超有名な作品です。ここに並べられている作品と同列に語るのは無理があります。そりゃハリウッドのデート映画かピクサーやディズニーアニメしか知らない人にとってはキューブリック作品はマイナーかもしれませんが、少なくとも「映画ファン」を名乗るなら絶対避けては通れない監督であり作品でしょう。「カルト映画」とは、さらにその先にある「映画マニアの一部の好事家が、他人と趣味を共有することなく密かに嗜好する映画」です。マニアがニヤニヤしながらも多くを語らず、「ほう、なるほどねぇ。そういう趣味の人かぁ」と小さくうなづくだけで会話が成立する映画のことです。

 ちなみに飲み会かなんかで「オレは『ピンク・フラミンゴ』や『キラー・コンドーム』や『キラー・トマト』、『バッドテイスト』なんかを映画館で観てたんだよね」とボソッと語ったとして、それに「『ロード・オブ・ザ・リング』はありえないよね」と応えるのが最低限のカルト映画ファンの礼儀でしょう。「こんなキモい会話なんてしたくねえ!」と思った方は正常な映画ファンです。キューブリック作品を堂々と楽しみましょう。こっち方面への深入りはオススメしないですよ。管理人はギリギリのところで踏みとどまっています。いやホントに(笑。