2001年宇宙の旅 [Blu-ray](amazon)


 今から17年以上さかのぼる1992年1月12日、東京・六本木の「アーク都市塾」で、「2001年宇宙の旅」フォーラムが開催されました。

 スタンリー・キューブリック監督のこの映画の中で「コンピューターHAL9000が誕生した日」と設定されているこの日に、映画「2001年宇宙の旅」をさまざまな角度から徹底的に検討・解析しようという、歴史的なシンポジウムでした。

 フォーラムのサブタイトルは「1992年1月12日、HALの誕生を祝ったシンポジウム」で、約4時間にもおよぶ長大なシンポジウムは、熱気にあふれた密度の濃い内容でした。

(全文はリンク先でご覧ください:「2001年宇宙の旅」フォーラム・全記録




 1992年1月12日、六本木で開催された『「2001年宇宙の旅」フォーラム』の議事録をまとめたホームページをご紹介します。出席者は以下の通りです。

【第一部 映像は未来を予想しえたか】

・司会
放送教育開発センター助教授・浜野保樹氏

・パネリスト
東京放送報道局次長・秋山豊寛氏
映像作家・龍村仁氏
明治大学教授・西垣通氏
ASAHIパソコン副編集長・服部桂氏

【第二部 『2001年』を生み出したもの、『2001年』が生み出すもの】

・司会
編集工学研究所所長・松岡正剛氏

・パネリスト
日本大学講師・武邑光裕氏
岩波書店「思想」編集長・合庭惇氏
慶応大学助教授・巽孝之氏
武蔵野美術大学教授・吉田直哉氏

 各氏の発言内容は1980年代から90年代の世相を多分に反映していますが、『2001年…』についてこういった議論があまりなされなくなった現在、特に若い世代には新鮮に映るのではないでしょうか。『2001年…』を観て「CGがない時代にどうやって撮影したの?すごい!」とか「アポロの月面着陸の映像はキューブリックが作ったんでしょ」といったレベルの感想しか語れない様をリアルやネット上で見かけるたび、とても情けない思いをしたものですが、各界の先人たちはこういった深くて熱い議論を繰り返してきたのだという証拠としてご紹介させていただきます。

 既にこのイベントから四半世紀が経とうとしている現在、出席者の幾人かはすでに故人となってしまいました。このHPが現在も管理されているか否かわかりませんが、リンクには許可が必要と記載があります。実はこのページの下段の関連リンクの項目にある『CATACOMB』こそ、私が管理人をしていた当ブログの旧サイトになります。当時相互リンクの許可をいただいていた筈ですので、そんな大昔の許諾が現在も有効かという問題はありますが、再度リンクをさせていただきました。また、サーバーやドメインの消滅など、不測の事態に備えログの保存もさせていただきましたことをここに記しておきます。