アイズ ワイド シャット [Blu-ray]


〈前略〉

■愛妻との濃厚ラブシーン

スタンリー・キューブリックの遺作として知られる『アイズ ワイド シャット』(99)では、ニューヨークに住む医者役に。当時、彼の妻であったニコール・キッドマンと共にが妻役を演じており、スター夫妻のラブシーンが大きな話題となった。美しいヌードを披露するニコール、その体に手を回し優しく抱きしめるトム……そんなふうに彼らが愛し合う姿はリアルで官能的!妻を愛しているがゆえに、妄想にとらわれる男の苦悩もトムは丁寧に表現している。

〈後略〉

(全文はリンク先へ:ウォーカープラス/2015年7月28日)




 トム・クルーズの人気シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』が8月7日公開に迫ってきたせいかこんな記事が出ています。『アイズ…』のビルはクルーズ出演作の中では異色…とまではいきませんが、ミーハーなクルーズファンを煙に巻く効果はあったかも知れません(笑。

 しかし「七変化」と言っておきながらピックアップが4作品というのはどうなんでしょう?管理人なら『7月4日に生まれて』『レインマン』『コラテラル』あたりを追加したいですね。特に『コラテラル』の渋い悪役っぷりは、いつものヒーローイメージを逆手にとるというアイデアもあってなかなかの良作だと思います。

 そのトム・クルーズをキューブリックは高く評価していたそうです。キューブリックは当初『アイズ…』をコメディにしようとしていたらしく、スティーブ・マーティン夫婦のキャスティングも考えられていました。結局原作通りにサスペンスが強調され、クルーズとキッドマンがキャスティングされるわけですが、コメディというアイデアは映画のあちこち(ロリコン日本人や貸衣装屋の店主、ゲイのフロント係など)に生かされています。そしてなによりもカッコつければつけるほどどこか間抜けさが漂うクルーズのコメディセンスも冴え渡っていて、マリファナを吸ってキッドマンと言い争いになるクルーズのうろたえぶりとその表情は特に笑えます。

 クルーズはこの『アイズ…』で1年以上拘束され、しまいには音をあげてしまうのですが、その成果はビルの感情の移り変わりを丁寧に細かく演じるという形でフィルムに記録されました。これは他の出演作ではなかなか観ることができません。キューブリックの異常なまでの「拘り」に、クルーズが最大限の敬意と忍耐(笑)で応えた結果なのでしょうね。


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