Eyes-Wide-Shut-Mask-
アフレコで森川が使用したマスク。現在世界を巡回中の『スタンリー・キューブリック展』で展示されている。

〈前略〉

 また、同作以外でも数多くの映画でトム・クルーズの声を担当している森川は、演じる上でのポイントを教えてくれた。「僕が一番初めに彼の声を演じたのは、スタンリー・キューブリック監督の『アイズ ワイド シャット』(´99)で、助監督のレオン・ヴィタリさんも同席しての収録でした。監督の演出やトムの役作りも間近で見ていた彼の要求は厳しいもので、ベッドシーンも実際にソファーベッド持ってきて、そこに寝かされ、『トムは横になってたんだから、お前も横になれ』って。仮面舞踏会のシーンでも実際にトムが使った仮面を被り、そこにマイクを仕込んで収録しました。トムがやっている事と同じことをやることで、彼の呼吸の仕方に意識を向けるようになりましたね。呼吸を合わせることで、うまくシンクロできるんです」と森川は声優としても開眼できた作品だったことを明かした。

〈後略〉

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 こんな事があったんですね。レオン・ヴィタリは『アイズ…』では例のパーティーの赤マントも演じています。吹き替え版のアフレコに直接参加して演技指導とはかなり熱が入っていたんですね。当時、キューブリックが急死した直後でしたから、立場上レオンしかこういった役割を果たせる人はいなかったわけですが、世界中を飛び回ってわざわざアフレコに同席していたんでしょうか。

 そういえば公開時には「セックス」だった最後のセリフも、DVDでは「ファック」に修正されています。この指摘もレオンが行った可能性がありますね。