CRMT
※ハロランが「シャイニング」でダニーと会話するシーン。背景に「カルメット」の缶。

 上記のシーンやジャックが食料倉庫に閉じ込められたシーンにはしっかりとこの「カルメット」というメーカーのふくらし粉の缶が映っています。wikiによると

 カルメットファームは、1924年にカルメット・ベーキングパウダー社の創業者であったウィリアム・モンロー・ライト (William Monroe Wright) によって創設された牧場である。創設当初はイリノイ州リバティヴィルにあり、のちにレキシントンへと移設された。開設当初の牧場の規模は407エーカーであった。ライトはもともとベーキングパウダーのセールスマンであったが、1889年に独立して「カルメット・ベーキングパウダー社」を創業した。牧場名の由来ともなったこの社名は、インディアンの使うパイプの一種カルメットにちなんでおり、製品の缶にはインディアンの酋長の絵が描かれていた。1929年、ライトは同社をゼネラルフーズに4000万ドルで売却し、以後カルメット・ベーキングパウダーは同社のブランドとして販売されていった。のちに同社も1985年にフィリップモリスに買収され、1988年以降は当時傘下企業であったクラフトフーズより販売されている。

wikipedia/カルメット・ファームより抜粋)


 つまり「カルメット」とはインディアン(ネイティヴ・アメリカン)の使うパイプの名称だったものを社名・ブランド名にしたということらしいですね。キューブリックがわざわざこの缶を、しかもわざわざインディアンの横顔のイラストが見えるように背景に置いているのは、このホテルに巣食う霊の正体がネイティヴ・アメリカンの悪霊である事を示唆するためです。『シャイニング』にはこういったネイティヴ・アメリカンへの暗喩が数多く存在しますが、これもそのひとつですね。