ソウル・バス
Saul Bass (IMDb)


 世界的に有名なグラフィック・デザイナー。映画界ではタイトルデザイナーとして有名で、手掛けた作品は『カルメン』('54)、『七年目の浮気』('55)、『80日間世界一周』('56)、『暴力波止場』('57)、『めまい』('58)、『北北西に進路を取れ』('59)、『栄光への脱出』('60)、『ウエスト・サイド物語』('61)、『グラン・プリ』('66)と、どれも名作ばかり。『スパルタカス』ではタイトルデザインとデザイン監修も担当。理解者の少なかった現場でキューブリックが頼れた唯一の存在で、バスの描くコンテにずいぶん助けられたようだ。その縁で『シャイニング』ではポスターのデザインを担当している。

 生涯で唯一『フェイズ IV/戦慄!昆虫パニック』('73)で監督もしているが、12チャンのお昼に放映するのにピッタリなB級パニック映画で、なんでこんなもの撮ってしまったのか理解に苦しむ出来。まあ、その後監督としての声は掛からなかったのもしょうがないでしょう。1920年5月8日アメリカ・ニューヨーク出身、1996年4月25日死去、享年75歳。