2018年05月

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 アメリカではクリストファー・ノーランが監修した、アンレストア・70mm版『2001年宇宙の旅』の上映が始まったようです。

 動画を見てみるとさすがに70mmのリールはでかいですね。さて、このフィルムが日本にやってくるかどうかですが、管理人の知る限り日本で70mmの上映施設があるのは、東京・京橋にある国立映画アーカイブのみです。ぜひ、実現してほしいですね。

 カストロ劇場のウェブサイトはこちら
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動画は全ページ紹介していますので、ネタバレを回避したい方は視聴をご遠慮ください。



 かなりのボリュームと重さなので、届いた時は驚きました。内容は、キューブリックのルック社時代の取材写真と、その掲載ページが時系列で紹介されていて、キューブリックの「ポートフォリオ」を見ているような、そんな一冊になっています。

 ここに採り上げられているのは主なものだけで、キューブリックはルック社在籍時に残っているだけで15,000枚もの写真を撮影しています。その全てはニューヨーク市立博物館の検索ページで「Stanley Kubrick」と検索すれば見ることができるのですが、あまりにも多いのでダイジェストとはいえ、写真集として見ることができるのはありがたいですね。

 2005年に刊行された『スタンリー・キューブリック ドラマ&影:写真1945‐1950』はかなりアート寄りな切り口でしたが、今回は「報道カメラマン」としてのスタンスでまとめられています。当時のキューブリックの実像としてはこちらの方が正しいので、個人的には本書の方をおすすめしたいです。『ドラマ&影』も悪くはないのですが、ちょっと大上段に構えすぎのような気がしますので。

 ひとつ気がかりなのはネット全盛の現代で、「ルック」という報道写真誌がどこまで理解されているか、という点です。日本では「グラフ誌」と呼ばれ、アサヒグラフや毎日グラフといった雑誌が出版されていましたが、今世紀に入ってすでに廃刊になっています。当然雑誌なので、売らんがためのセンセーショナリズムやヤラセ、仕込み、恣意的な編集などの「演出」はあって当然ですし、「報道」と言いながら戦前・戦中にはプロパガンダに利用されていました。そういうメディアであったことをよく理解した上で、キューブリックが撮った(撮らされた)これら写真の数々を鑑賞すべきでしょう。

 キューブリック本人もこれらの写真を「アート」だとは1ミリも考えていなかったはずです。そんな「制限」の中でもキューブリックらしい視点や切り口、構図やライティングは散見されます。日本で言えば高校在学中(16歳)から高校卒業後(18歳)、そして大学卒業(22歳)までの年齢でキューブリックが成し遂げた、しかし最終的には「くだらない」と捨て去った「仕事」のすべてを、ぜひ本書でご堪能ください。


Through a Different Lens: Stanley Kubrick Photographs(amazon)
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アークティック・モンキーズ、新作より「Four Out Of Five」のMVを公開

 約5年ぶりの新作『トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』をリリースしたばかりのアークティック・モンキーズが、アルバムからのリード・トラック「Four Out Of Five」のMVを公開した。

 監督を務めたアーロン・ブラウン&ベン・チャペルは、2013年の前作『AM』に収録された「R U Mine?」や、「Why’d You Only Call Me When You’re High?」も手がけたコンビで、撮影は英ヨークシャーにて敢行。既にファンの間では、スタンリー・キューブリックの世界観を思わせると話題になっている。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:Rolling Stone/2018年5月14日




 キューブリックが好んで使用したカメラワークといえば「横移動・前後移動のドリーショット」「ローポジションのステディカム」「広角レンズによる手持ち撮影」「ゆっくり、もしくは素早いズームイン・ズームアウト」などですが、このMVにはそのほとんどが使われています。しかも「一点透視でシンメトリーな構図」や「一瞬のインサートカット」まで登場。車の運転シーンのチープなリア・プロジェクションは『時計…』への、鍵のアップや二人の女の子は『シャイニング』へのオマージュでしょう。さらにロケ地は『バリー・リンドン』でリンドン家の邸宅の外観として使用されたカースル・ハワード。これで馬まで登場するとなると、もう確信犯としか言いようがありません(笑。

 このアークティック・モンキーズというイギリスのバンドについてはよく知らないのですが、将来を期待されている有望株だそうです。サウンドが1960年代的なのはメンバーの嗜好によるものが大きいようですね。今後の彼らの活動に注目しておきたいと思います。
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2001spaceodyssey_singlestamps_hi_001
 なぜイギリスのマン島郵便局なのかはよく知らなかったのですが、マン島とイギリス本土では郵便のシステムが違うらしく、マン島郵便局発行の切手はマン島でしか使えないそうです。そのため独自で記念切手などを発行していて、その中には「マン島レース」で有名なモータースポーツ関連切手、映画関連切手、英国王室切手、乗り物切手などがあるそうです。

 確かに記念切手は使われないことを前提としているので、ちいさな郵便局にとっては重要な収入源なんでしょう。であればマン島郵便局で『2001年…』の記念切手が発行される、というのも納得です。

 発売は2018年6月14日からですが、現在予約受付中です。販売サイトはこちら

▼この記事の執筆に当たり、以下の記事を参考にいたしました。
マン島TTブログ/マン島の郵便システム
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 2018年4月15日、74歳で亡くなった「ハートマン軍曹」「ザ・ガニー(軍曹)」ことR・リー・アーメイへの追悼動画がアップされていましたのでご紹介。

 アーメイが演じた『フルメタル…』のハートマン軍曹は、ドリル・インストラクター(教練指導官)像を決定づけるものとして、これからも永遠に語り継がれることでしょう。

だが肝に銘じておけ。
海兵は死ぬ。死ぬために我々は存在する。

だが海兵は永遠である。
つまり ― 貴様らも永遠である!!


The Gunny, R.I.P.
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