2018年03月

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 ドイツ・フランクフルトにある「ドイツ映画博物館(Deutsches Filmmuseum)」で『2001年宇宙の旅』公開50周年展覧会『Kubricks 2001 – 50 Jahre A Space Odyssey』がオープンしました。

 公式サイトのイメージギャラリーを見る限り、過去の『スタンリー・キューブリック展』で展示されたものが多く見受けられるようです。会期は9月16日まで。この間『スタンリー・キューブリック展』はお休みになるようですが、さて次はどこで・・・? いい加減に日本で(以下略。


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『シャイニング』でジャック・ニコルソンが着用したジャケット。オークションのカタログより。

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エミリオの自宅(倉庫?)にあった時の写真。



 キューブリックのパーソナルアシスタント兼運転手のエミリオ・ダレッサンドロが、キューブリックに出会ったのは『時計…』の制作時ですが、以来キューブリックが急逝するまでキューブリックの主に私生活を支え続けました。キューブリックはそのお礼に映画で使用したプロップや衣装を記念として譲っていて、それらを数多く所有していることはよく知られていました。そのエミリオも御歳76歳。そろそろ身辺整理をしたくなったのか、所有しているプロップや衣装をすべてオークションにかけることにしたようです。中でも注目は『シャイニング』でジャック・ニコルソンが着用したジャケットです。

 ジャック・ニコルソンが『シャイニング』で着用したマーガレット・ハウエルのワインレッドのコーデュロイジャケット。サイズはLです。このジャケットはニコルソンの私物だったそうで、映画でこれを着るんだと聞かなかったそう。仕方ないのでキューブリックは衣装担当だったミレーナ・カノネロに指示をしてコピーを11着用意し、撮影に使用しました。その中でもエミリオが所有しているものはメインで使用されたものだそうです。

 開始価格は10.000ユーロ(約130万円)。他にもファン垂涎のレア・アイテムが続々。本年度アカデミー賞の長編アニメ映画賞と主題歌賞を受賞した『リメンバー・ミー』の共同監督、リー・アンクリッチはキューブリックファンであり、『シャイニング』コレクターでもありますが、そのアンクリッチも虎視眈々と狙っているでしょう。ファン的にはカットされたフィルムが気になりますが、未公開シーンではなく没テイクのように見えます(未公開シーンとの情報もあり)。なるべくならしかるべき組織が落札して、我々ファンが拝める機会を作っていただけると嬉しいですね。

 オークションは2018年3月27日にトリノにて開催。出品カタログはこちら


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 「クソアニメ」と話題の『ポプテピピック』第11話『呪館』が、まるまる『シャイニング』のパロディでしたのでご紹介。

 このアニメ、AパートとBパートで全く同じ映像を使いつつ違う声優を起用するとか、実写パートをねじ込むとか(笑、なんでもアリのカオス感で今年のアニメ界の話題をさらっていますが、ついに『シャイニング』も餌食に(笑。Bパートでは怪談話でおなじみの稲川淳二氏(ではなくBBゴローというモノマネ芸人さんだそうです)がワイプで登場し、思いっきりネタばらしをしています(笑。

 『ポプテピピック』は現在、ニコニコ動画で最新話を無料配信中です。興味のある方は是非どうぞ。

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所有者であるコヤスさんから送られれてきた画像の中の1枚。

 『アイズ ワイド シャット』でビル・ハーフォード(トム・クルーズ)が例のパーティーのシーンでつけていたマスクですが、これはベネチアのマスク店「Il Canovaccio」のマスク職人フランコ・チェカモアが1985年に制作したものを、1997年にロンドン・カムデンタウンのマスク店「Joka Masks」で当時『アイズ…』の衣装デザインを担当していたマリット・アレンが入手したものです。その後、プロデューサーのヤン・ハーランが何度かベネチアの「Il Canovaccio」に直接赴き、映画に使用した他のマスク(マンディや赤マントのマスクなど)を含めたいくつかを購入していった、という経緯だそうです。



 上記の動画の記事によると、マスクの型のモデルはガビ(ガブリエル・ジャリッツ)という当時28歳の女性だったため、クルーズが鼻のサイズが合わないと不満を漏らしていたそうです。1998年1月にキューブリックは入手した「Joka Masks」に電話をし、それを修正できるか尋ねましたが不可能だということなので、クルーズの顔を石膏の型にとって仮面を作り直すことを検討しました。しかしそれは実行されなかったので、クルーズはサイズの合わないマスクをつけたまま撮影を続行したのでしょう。

 動画の説明文には「マスクは当時2つ制作された」という記述がありますが、それをマリット・アレン(ロンドンで2つとも入手した?)、もしくはヤン・ハーラン(ヤンが残りのひとつをベネチアで入手した?)が購入したとすれば、撮影用に準備されたものは最低でも2つある(キューブリックがさらに予備を「Il Canovaccio」に作らせた可能性や、他で使われるのを嫌って全て買い占めた可能性も)ということです。その内のひとつは現在世界を巡回中の『スタンリー・キューブリック展』で展示中なので、もうひとつはどこかに存在することになります。

(ヤンは以前「ベネチアまでマスクを買いに行かされた」と愚痴っていたので、キューブリックはアレンがロンドンで見つけてきたマスクを気に入り、その予備が欲しかったか、もしくは誰かに買われるのを嫌がってヤンをベネチアに買い占めに行かせたのではないか、というのが管理人の推測です)

 さて、今回コヤスさんが入手した仮面ですが、「私が入手したのはハリウッドの方からでして、実使用とは言われていないのですが、確かに撮影用に用意されたマスクのいくつかの一つとききました」とのこと。また添えられているメモなどを見ると、その証言を裏付けるようにT.C.(トム・クルーズの略?)、さらに裏面にははっきりと「BILL-CRUISE」「CRUISE」と書かれています。また(B)との記述が撮影用マスクの二つ目(予備)である可能性を示唆しています。更に言えば、仮面の裏にスポンジが貼られていますが、これは「鼻のサイズが合わず不快」と述べていたクルーズの不満に対応するため、仮面を少し浮かせて装着できるようにスタッフが貼った可能性があります。以上の点から素人判断ですが、かなりの確度でこの仮面は本物と考えて良さそうです。また、コヤスさんはクルーズがまとっていたマント(こちらも予備?)も入手されたそうです。

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 ちなみにこのマスクは「Bill Face」として現在も制作されていて、マスク専門サイト「kartaruga」にて165,00ユーロ(約2万2千円)で入手可能です。もしコヤスさん所有の仮面が本物の撮影用の小道具と正式に認定されたなら、クルーズが触れた(つけた)可能性が高いですし、マントと合わせるとこの価格の数十倍出してでも「欲しい!」という人はいるでしょう。そうなれば某TV局の「鑑定団」に出演できるレベルの、キューブリックファン、トム・クルーズファン垂涎のレア度ということになります。どちらにしても素晴らしいアイテムです。大切に保管なさってください。

情報・画像提供:コヤス様

▼この記事の執筆に当たり、以下の記事を参考にいたしました。
EYES WIDE SHUT MASKS

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 AI漫才になってしまいました。

 スタンリー・キューブリックが監督した、古典SF映画の名作『2001年宇宙の旅』。劇中で木星探査に旅立った宇宙船ディスカバリー号には、人工知能「HAL 9000」が搭載され、乗組員が死ねば自分だけで任務を遂行できると考え暴走してしまいました。

 そんなHAL 9000とボーマン船長との静かな攻防は、映画の見所のひとつとして非常に印象的なシーンでもあります。

 現代では、スマートフォンやスマートスピーカーの中で活躍するAIアシスタントのAmazon Alexaが、とても身近な存在となり人間をサポートしていますよね。

 そしてついに、もしも『2001年宇宙の旅』のHAL 9000がAmazon Alexaだったら? というパロディー動画が登場。トンチンカンっぷりに苦笑いの連続です。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:GIZMODO





 実際にAmazon Alexaにボーマンのセリフを聞かせてのリアクションかは微妙です。おそらくネタ動画ではないでしょうか。ところで管理人は最後のオチに登場したバンドの大ファンなのですが、今じゃ最大のヒット曲にしてもっとも有名なこの曲でも「知らない」っていう人は多そう。この国でいう「ロック」と海外でいう「ロック」の間には明らかに断絶があります。残念ですが「音楽(ロック)は終わって」しまいましたね。

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