2015年07月

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ドクター・スリープ 上(amazon)



ドクター・スリープ 下(amazon)


 訳者あとがきが強調しているとおり、ホラーの帝王の新作『ドクター・スリープ』はあくまでも小説『シャイニング』の36年ぶりの続編であって、スタンリー・キューブリック監督による映画の後日談ではない。

 雪に閉ざされたホテルを舞台に、怪異や幽霊が波状的に襲ってくる恐怖、正気を失っていく父の恐怖を描いた前作から30年後。〈かがやき〉という一種の超能力を持つ少年だったダニーは、父と同じくアルコール依存症に苦しむ中年男になっていた。特殊な能力は彼を幸せから遠ざけるが、ホスピスで死にゆく者に寄り添うことには役立ち、ついた綽名(あだな)がドクター・スリープ。

 そんな彼は、離れた町で暮らす自分と同じ力を持った少女アブラと感応し合い、彼女に危機が迫っているのを知る。〈かがやき〉を有する子供の命気を吸って生きている〈真結族〉がアブラを狙っているのだ。ダニーは、残忍な魔性の者たちとの戦いを決意する

(以下リンク先で:日本経済新聞/2015年7月26日




 なんだか微妙な言い回しになっていますが、どうやらこの記者はお気に召さなかったようです。一方、amazonのブックレビューでは好意的な反応も多いようですので、「キングに求めるものは何か」によって評価は分かれそうです。前作との関連はかなり薄そうですが、前作ファン(原作・映画とも)の管理人にとっては、自分を犠牲にしてダニーを救ったパパ(ジャック)の存在が大きいのか小さいのかによって面白さが違ってくると思っていますので、読みましたらまたここでレビューしたいと思います。
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〈前略〉

■愛妻との濃厚ラブシーン

スタンリー・キューブリックの遺作として知られる『アイズ ワイド シャット』(99)では、ニューヨークに住む医者役に。当時、彼の妻であったニコール・キッドマンと共にが妻役を演じており、スター夫妻のラブシーンが大きな話題となった。美しいヌードを披露するニコール、その体に手を回し優しく抱きしめるトム……そんなふうに彼らが愛し合う姿はリアルで官能的!妻を愛しているがゆえに、妄想にとらわれる男の苦悩もトムは丁寧に表現している。

〈後略〉

(全文はリンク先へ:ウォーカープラス/2015年7月28日)




 トム・クルーズの人気シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』が8月7日公開に迫ってきたせいかこんな記事が出ています。『アイズ…』のビルはクルーズ出演作の中では異色…とまではいきませんが、ミーハーなクルーズファンを煙に巻く効果はあったかも知れません(笑。

 しかし「七変化」と言っておきながらピックアップが4作品というのはどうなんでしょう?管理人なら『7月4日に生まれて』『レインマン』『コラテラル』あたりを追加したいですね。特に『コラテラル』の渋い悪役っぷりは、いつものヒーローイメージを逆手にとるというアイデアもあってなかなかの良作だと思います。

 そのトム・クルーズをキューブリックは高く評価していたそうです。キューブリックは当初『アイズ…』をコメディにしようとしていたらしく、スティーブ・マーティン夫婦のキャスティングも考えられていました。結局原作通りにサスペンスが強調され、クルーズとキッドマンがキャスティングされるわけですが、コメディというアイデアは映画のあちこち(ロリコン日本人や貸衣装屋の店主、ゲイのフロント係など)に生かされています。そしてなによりもカッコつければつけるほどどこか間抜けさが漂うクルーズのコメディセンスも冴え渡っていて、マリファナを吸ってキッドマンと言い争いになるクルーズのうろたえぶりとその表情は特に笑えます。

 クルーズはこの『アイズ…』で1年以上拘束され、しまいには音をあげてしまうのですが、その成果はビルの感情の移り変わりを丁寧に細かく演じるという形でフィルムに記録されました。これは他の出演作ではなかなか観ることができません。キューブリックの異常なまでの「拘り」に、クルーズが最大限の敬意と忍耐(笑)で応えた結果なのでしょうね。


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 スタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick)作品の中からキューブリックが好んだ撮影方法のひとつ、ドリーショットをフィーチャーしたトリビュート・ビデオ「Following Kubrick」が制作され話題に。ドリーショットはカメラを移動させながら撮影する方法。『2001年宇宙の旅』『時計じかけのオレンジ』『シャイニング』『アイズ ワイド シャット』の4作品からのドリーショットを取り上げています

(引用先:amass/2015年7月28日




 上記の記事ではカメラを移動させて撮影する事を全てをドリーショットとしていますが、正確にはカメラをドリー(台車)に乗せて撮影する方法を指します。動画では『時計…』のレコードショップや病院シーンですね。台車の移動が不安定な場合は下にレールを敷きますが、『突撃』や『バリー…』の戦闘シーンの横移動撮影がその代表例です。『シャイニング』はほとんどステディカムで撮影されていて、一部でドリーの代わりに車椅子にステディカムを乗せたりなどの工夫をしています。『2001年…』のモノリス発掘現場の坂道を降りるシーンは手持ち撮影です。動画にはありませんが、他にもクレーンを使った移動ショットもあります。

 ただ、上記の動画でドリー(移動)ショットではないのがいくつかあります。『2001年…』のスターゲート、『時計…』の車のシーン、そしてあともう一つは・・・答えはこちら。なんとリア・プロジェクションだったんですね。もちろんカメラは固定ですのでドリーショットではありません。

 動画製作者の意図は、以前ここでもご紹介し評判になった一点透視図法のトリビュートビデオに触発され、前進(後退)撮影を集めたものでしょう。なので記事は正確さを欠いています。前述のドリーショットの誤解を避けるためにも「スタンリー・キューブリック作品の前進(後退)撮影をフィーチャーしたトリビュート・ビデオが話題に」とすべきでしょうね。
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〈前略〉

その他にも、ある映画評論のおかげでとても面白い作品だと気づかされたというスタンリー・キューブリック監督の『バリー・リンドン』(´75)や、“失敗作ゼロの天才”と断言するウディ・アレン監督の『サマー・ナイト』(´82)、『ゲド戦記』(´06)のヒロインの参考にしたという『春のめざめ』(´63)など、興味深いラインアップがズラリ。鈴木にとって、映画とは何なのか?その答えは番組で確認しよう。

(全文はリンク先で:ウォーカープラス/2015年7月27日




 「ある映画評論」が何なのか興味がありますね。鈴木氏といえば元アニメージュの編集部員として、当時仕事にあぶれていた宮崎駿氏にマンガの連載を持ちかけ、それがかの『風の谷のナウシカ』だったというのは有名なエピソードですね。個人的にはこのマンガ版『ナウシカ』の完全映画化こそ宮崎監督がやらなければならない「最期の仕事」だと思うのですが。死に水をとるくらいのつもりで鈴木氏にもプッシュして欲しいものです。

 この『この映画が観たい#24 〜鈴木敏夫のオールタイム・ベスト〜』ですが、8月3日(月)夜11:00〜11:30 にCS 放送 ムービープラスで放送されます。何回か再放送もあるようです。詳細はこちらでどうぞ。


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Stanley Kubrick's 13 movies ranked from worst to best

Stanley Kubrick was a sucker for order, so he might have appreciated the desire to catalogue his career. However, since his films often warn against placing too much faith in systems, perhaps he knew that this way madness lies.

Frankly, most of his films have fair claim to being number one, so establishing first amongst equals means some hard choices have been made along the way - just try not to trigger the doomsday device or start swinging the axe if you don't agree.

So without further ado, let's open the pod bay doors and enter the enigmatic, exceptional work of Stanley Kubrick.

(以下リンク先へ:Distal Spy./2015年7月26日




13.『恐怖と欲望』


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12.『非情の罠』


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11.『ロリータ』


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10.『スパルタカス』


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9.『時計じかけのオレンジ』


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8.『アイズ ワイド シャット』


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7.『フルメタル・ジャケット』


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6.『現金に体を張れ』


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5.『突撃』


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4.『博士の異常な愛情』


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3.『バリー・リンドン 』


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2.『シャイニング』


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1.『2001年宇宙の旅』


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 なんだかところどころ「えええええっ」っていうようなランキングですが(笑。まあ個人の主観ですのでこういう人もいますよってことで。

 管理人の「主観」はこちらでまとめておりますので、ご参考までに。
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