2015年06月

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※クリックでwebsiteへ。


 孤高の天才スタンリー・キューブリック。革新的な映像とストーリーで、映画史を塗り替えたキューブリック監督の長編12作品を、6月29日(月)21:00より一挙放送します。

6月29日(月)21:00〜『2001年宇宙の旅』
6月29日(月)23:40〜『時計じかけのオレンジ』
6月29日(月)深夜2:10〜『博士の異常な愛情』
6月29日(月)深夜4:00〜『恐怖と欲望』
6月30日(火)5:30〜『非情の罠』
6月30日(火)7:00〜『現金に体を張れ』
6月30日(火)8:45〜『突撃』
6月30日(火)10:30〜『ロリータ』
6月30日(火)14:30〜『バリー リンドン』
6月30日(火)18:00〜『シャイニング』
6月30日(火)21:00〜『フルメタル・ジャケット』
6月30日(火)23:00〜『アイズ ワイド シャット』

(詳細はイマジカBS『キューブリック12作品一挙放映』ページへ)




 このところイマジカBSでは頻繁にキューブリック作品をオンエアしてくれていますが、6月29日(月)〜30日(火)のたった2日間で『スパルタカス』以外の全12作品を一気にオンエアしてしまおうという大胆というか、投げやりというか(笑、いや、素晴らしい企画です。見逃していた方、録画し損ねていた方はチャンスです。これだけまとまると見損ね、録りこぼししなくて済みそうですね。イマジカBSさんには希望の多かった吹き替え版の再放送も是非お願いいたします。
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博士の異常な愛情 [Blu-ray](amazon)



2001年宇宙の旅/時計じかけのオレンジ Blu-ray (初回限定生産/お得な2作品パック)(amazon)


 東京・早稲田にある老舗の名画座、早稲田松竹で『早稲田松竹クラシックスvol.102〜スタンリー・キューブリック監督特集』と銘打って『博士の異常な愛情』と『時計じかけのオレンジ』を8月1日(土)〜7日(金)の一週間二本立てで公開するそうです。

 『時計…』はDCPでしょうけど、『博士…』はBDでしょうか?因みに以前上映した池袋の新文芸坐ではBDでした。全国の上映状況を見ているとやはりこの二作が人気のようで、興行収入を考えるとこのチョイスは間違いじゃないですが、できることなら『バリー…』をもっと多くの人に映画館で観て欲しいですね。多分今後もそんなに上映のチャンスはないと思いますんで・・・。

 全国の上映情報はこちらでまとめて記事にしています。ご参考まで。
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Stanley Kubrick: New Perspectives (英語)(amazon)


 キューブリックの研究資料本が2015年6月23日に発売になっています。この本はドイツのタッシェン社が出版した『ザ・スタンリー・キューブリック・アーカイブ』に掲載された資料以外で、ロンドン芸術大学にあるキューブリックの資料を保管・管理している施設『スタンリー・キューブリック・アーカイブ』(ややこしい)に遺された資料を掲載しているようです。ゲンブリッジ大学の映画学博士タチアナ・リャイッチ、BFI(イギリス映画協会)のピーター・クレイマー、スタンリー・キューブリック・アーカイブの学芸員であるリチャード・ダニエルズの三名が著者に名を連ねています。

 書籍『ザ・スタンリー・キューブリック・アーカイブ』や、『スタンリー・キューブリック展』はドイツが主導していましたが、ここに来てイギリス勢が巻き返しを図っているようです。そもそも、クリスティアーヌがキューブリックの死後も居住していて、なおかつキューブリックも愛着のあったイギリスではなく、ドイツが主導してきたのは不自然でなりませんでした。クリスティアーヌはロンドン芸術大学にキューブリックの資料を寄贈したわけですから、本来ならイギリスが主導してしかるべきです。

 確証はありませんが、イギリスの映画関係者や出版社はこういったキューブリックの遺産の再評価に関心が薄かったのではないでしょうか。仕方がないのでクリスティアーヌは弟のヤン・ハーランと相談し自身の出身国でもあり、キューブリック人気の高いドイツに出版の企画を持ち込んだのではないかと考えています。その後『スタンリー・キューブリック展』は世界各地で好評を持って迎えられ、書籍も増刷に次ぐ増刷、ここに来てやっとイギリスが重い腰を上げた印象です。

 まあ、何にしてもロンドンが遠いこの極東の国に住む者にとっては、資料が公開されるのは喜ばしい限りです。もちろん邦訳されれば更に嬉しいですが、それは無理でしょうね。そのうち内容が明らかになると思いますので、そうなればまた記事にしたいと思います。また、我慢できなくて早々に購入してしまうかもしれません。その場合も記事にしたいと思います。

 
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※『現金…』を撮影中のキューブリック。このあと2年ほどこの脚本に時間を費やす。

 映画『2001年宇宙の旅』『時計じかけのオレンジ』などの巨匠、故スタンリー・キューブリック監督のオリジナル脚本「ザ・ダウンスロープ(原題) / The Downslope」が、長編3部作として映画化されると The Wrap ほか複数の海外メディアが報じた。『ワールド・ウォー Z』のマーク・フォースターが第1作の監督とプロデューサーを務めるという。

(以下リンク先へ:シネマトゥデイ/2015年6月23日




 以前のこの記事ではTVシリーズということだったのですが、映画化されるようです。リンク先の記事では「なぜ本作が製作されなかったかの経緯は明らかになっていない」となっていますが、キューブリックは『現金…』の後の1957年、グレゴリー・ペックに提案されて約2年をかけてこの脚本を書き進めていました。ところが先にカーク・ダグラスと『突撃』を作ることになり、ボツになったという経緯があります。その時の仮題は『ヴァージニア第七騎兵電撃隊(The 7th Virginia Cavalry Raider)』です。

 後にキューブリックはこの企画を復活させる予定はないと語っていますので、完全なるボツ企画ですね。なのであれだけ実現にこだわった『A.I.』や『ナポレオン』などと同列に語るのは完全に間違いでしょう。まあ「あのキューブリックの未完の脚本!」という宣伝文句が欲しい映画会社は聞く耳持たないでしょうけど。

 しかし今時南北戦争のカビ臭い話なんて興行収入が見込めるんでしょうか?『風と共に去りぬ』の時代ならともかく。個人的にはこの映画、盛大にコケそうな気がしています。
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 2015年6月20日(土)品川プリンスシネマにて『フルメタル・ジャケット』を鑑賞してきました。スクリーンで見るのはリアルタイムで観た1988年以来ですが、やはり戦闘シーンはスクリーンの方が何倍も迫力があります。最後の狙撃兵射殺シーンも自宅でBDで観るのとは緊張感がまるで違います。東京は一時期の熱気が覚めてしまったのか、土曜日にもかかわらず客の入りはまばらでした。今ならじっくりキューブリック作品を映画館で鑑賞するチャンスかも知れません。

 ところで今回初めて気づいたのですが、ハートマン軍曹がジョーカーを腹パンするシーン。構えた時は左手だったのに実際に殴ったのは右手になっていました(笑。これは二人の立ち位置が左がジョーカー、右がハートマンで、ハートマンがカメラ側に開いた向きで立っている関係上、右手で殴る動作は見えにくくなるので、動作は左手、殴るのは右手にしたためではないでしょうか。これはミスではなく、映像上の見た目を優先させた結果だと思います。

 その他、虐殺現場でジーンズ姿でカメラを担いでいる女性が娘ヴィヴィアンだとか、カウボーイの通信相手の声がキューブリックだとか、いろいろ細かいところを楽しんで来ました(笑。『フルメタル…』の小ネタ集はこちらで記事にしていますので、もう何度も観ている方は参考にしてみてください。

 あとは『アイズ…』を残すのみ。どこで観るかはまだ決めていませんが、観ましたらまたここでレポートしたいと思います。
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