2012年07月

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Veit Harlan(IMDb)


 キューブリックの三番目の妻、クリスティアーヌ・スザンヌ・ハーランの叔父。ただドイツ映画史に詳しい方なら、ナチの悪名高きプロパガンダ御用達監督であり、ゲッペルスのお気に入りの監督だった事で有名。その最たるものが『ユダヤ人ジュース』(1940)、そしてベルリン陥落二週間前に完成した戦意高揚映画『コルベルク』(1945)だ。キューブリックはこの叔父と実際に会った事があり、その際に「本当は嫌だったがあの時は従うしかなかった」と話していたそうだ。それが本心かそうでないかは知る術はないが、姪がユダヤ人と結婚してしまったのだから本音を語るはずはないだろう。

 戦後は軽い処罰の後、監督業を続けていたそうだ。クリスティアーヌはキューブリックと出会う前、ドイツのTVや映画に出演していたのは、この叔父の影響力があってこそだろう。そのTVで見たクリスティアーヌをキューブリックは見初めてしまうのだから、運命というものは分からない。

 主な出演作品は『あかつき』(1933)、『別れの曲』(1934)、『ジャン・ダーク』(1935)。主な監督作品は『支配者』(1937)、『青春』(1938)、『偉大なる王者』(1942)、『支配者』(1937)など。1899年12月22日ドイツ・ベルリン出身、1964年4月13日死去、享年64歳。
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Steven Spielberg(IMDb)

スティーブン・スピルバーグ(MOVIE-FAN)

 現在最高の映画監督の一人。キューブリック・フォロワーとしても有名で、しかも実際親しく交流していた数少ない同業者。キューブリックは中でも『E.T.』を高く評価していて、実際「ファンタジーでは君にかなわない」と言わしめた。キューブリックにはない子供のような純粋な視点と高いエンターテイメント性、親しみやすいストーリーは万人受けするもので、そういった映画を作らせたら右に出る者はいない、と言えるほど。その印象が強いせいか、メッセージ性や芸術性の高い作品は軽視されがちだったが『シンドラーのリスト』や『プライベート・ライアン』ではその面でも高い評価を得、オスカーに輝いている。

 映画ファンには何かと軽く見られがちなスピルバーグだが、個人的にはキューブリックに匹敵するほど偉大な監督だと認識している。ただその方向性と間違えなければ、という但し書きが付く。上記の『シンドラー…』も『ライアン』も、そしてキューブリックが長い年月をかけ、人間と機械の存在意義を問いかけようとした『A.I.』も、そこにどうしようもない「軽さ・浅さ」を感じてしまう。そんな小難しい事は他の監督に任せて是非エンターテイメントに徹して欲しい。そうすれば間違いなく第一級の素晴らしい作品を撮ってくれるに違いない。

 主な監督作品は『ジョーズ』(1975)、『未知との遭遇』(1977)、『1941』(1979)、『E.T.』(1982)、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984)、『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989)、『ジュラシック・パーク』(1993)、『シンドラーのリスト』(1993)、『ロストワールド/ジュラシック・パーク』(1997)、『プライベート・ライアン』(1998)、『宇宙戦争』(2005)、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008)、『リンカーン』(2012)など。製作として参加した作品も多数あり。1946年12月18日アメリカ・アハイオ州出身。
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