2008年06月

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マルコム・マクダウェル

 ニューヨークで開かれたコミック・コンベンションで、映画『時計じかけのオレンジ』で知られるマルコム・マクダウェルに話を聞くことができた。近年はテレビを活動のベースにしているような印象も受けるが、マルコムがキャリアを保ってきた秘訣(ひけつ)は何だろうか。

 「わたしが演技を始めたころは、ある程度の競争はあった。しかし今日ほど厳しくはなかったよ。秘訣(ひけつ)といえるかわからないが、時の経過とともに自分の年齢を受け止めて、進化していくことが必要ってことさ」と同じ俳優仲間からも尊敬される存在のマルコムらしい答えだった。

 これまで演じてきた役柄のどれもが個性的でアクの強いキャラクターであったことに対して「どんなに変わったキャラクターでも、わたしがこれまで演じてきたものは、自分にとっては3次元の人間なんだ。どのキャラクターも善か悪かとは判断せずに、欠点のある人物として演じてきた。いつも人間性とユーモアを持つ役柄を選択してきたつもりだからね」と深い考察とともに語ってくれた。

 出世作『時計じかけのオレンジ』に話が及ぶと、意外な答えが返ってきた。「アレックスを演じた後の10年間、実はあの役を嫌っていたんだ。あの作品を観ようとも思わなかったし、人前であの映画を語ることさえも嫌だった。それは、人にいつもあの映画の話をされ、与えられた新しい映画でわたしが演じるキャラクターは、すべてアレックスをイメージして作られたものばかりだったからね。だが、今となっては自分もそれを受け入れて感謝しなければならないと思えるようになってきたよ。あの作品は誰がどう観たって傑作だからね」

 最後に、スタンリー・キューブリック監督について「キューブリック監督に関しては、わたしがあの映画に出演しなくても大成功していた人だよ。わたしと仕事をしたときには、すでに映画『2001年宇宙の旅』を製作していたからね。若くて野望を持っていたあのころのわたしは、彼が与えてくれた役柄をしっかり受け止めることができたと思っているよ」と感慨深げに語ってくれた。

 主役、脇役、ゲスト出演と多忙な俳優人生を送るマルコム。今後も彼の活躍をスクリーンで観たいものだ。(取材・文:細木信宏)

シネマトゥデイ映画ニュース/2008年6月17日




 ある役が大ヒットしてしまうと、自分がその役のイメージで固定化されるのをしばらくは嫌うが、ある程度時が過ぎればそれを受け入れられるようになる・・・何度も何度も繰り返し語られる話ですね。こうなるのは分かりきっているんだから、最初っからそれを楽しむくらいの余裕って持てないものなんでしょうかね?ヒットがなければ大変な苦労する訳ですし、代表作があるだけマシだと思っている売れない役者は多いですからね。


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pod jump

 『2001年…』で、宇宙船外活動の事で「Extravehicular Activity」の略。実際にNASAで使用されている用語。
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 世界初の原爆実験の暗号名…なのだが、ここでは『2001年…』でスター・ゲートのシーンにある「星の爆発」の製作プロジェクト名。溶液に色のついた液を混ぜ合わせたり、落としたりして「爆発」のイメージが創られた。マンハッタンにあるコルセット工場で作業が行われたため、スタッフの間でこう呼ばれた。
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シドニー・ポラック

 映画監督のシドニー・ポラックが、ロサンゼルスの自宅でガンのため死去した。享年73歳。

 TV界出身のポラック監督は1969年の長編映画「ひとりぼっちの青春」で注目を集め、その後、「追憶」(73)、「ザ・ヤクザ」(74)、「コンドル」(75)、「トッツィー」(82)など70年代から80年代にかけて話題作を連発。アカデミー賞7部門に輝いた「愛と哀しみの果て」(85)では、初の監督賞を受賞している。また、「トッツィー」の主演俳優ダスティン・ホフマンに薦められたことがきっかけで俳優業にも進出。ウッディ・アレン監督の「夫たち、妻たち」(92)、スタンリー・キューブリック監督の遺作「アイズ・ワイド・シャット」(99)にも出演。最近では、自ら製作を手がけた「フィクサー」(07)にも出演しており、名バイプレーヤーとしても活躍していた。

 また、奇しくも今年3月に急死した盟友アンソニー・ミンゲラ監督とともに製作会社ミラージュ・エンタープライズを共同経営し、「リプリー」「コールド・マウンテン」「こわれゆく世界の中で」といったミンゲラ監督作品から、「アイリス」「愛の落日」「ヘヴン」といった佳作をプロデュースしていた。

 “監督”ポラックの遺作は、ニコール・キッドマン主演のサスペンス「ザ・インタープリター」(05)。“俳優”ポラックの遺作はパトリック・デンプシー主演「近距離恋愛」(7月12日日本公開)となった。

映画.com ニュース/2008年5月28日




 『アイズ…』のビクター・ジーグラーも鬼籍入りですか・・・。もう『アイズ…』から10年になろうとしているんですものね、仕方ない事なのかも知れません。ご冥福をお祈りいたします。


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 ライラの冒険/黄金の羅針盤」のDVDが全米で発売されたことを記念して、米エンターテインメント・ウィークリー誌が、「映画化作品にガッカリした23本」を発表した。言わば、原作本の方が映画より断然良かった作品例だ。

 フィリップ・プルマンの同名ファンタジー小説を映画化した「ライラの冒険/黄金の羅針盤」はもちろん、ダン・ブラウンの世界的なベストセラーを映画化した「ダ・ヴィンチ・コード」(ロン・ハワード監督)、アーサー・ゴールデンの「さゆり」の映画化作品「SAYURI」(ロブ・マーシャル監督)、ホメロスの叙事詩「イリアス」を原作にした「トロイ」(ウォルフガング・ペーターゼン監督)、アルトゥール・シュニッツラーの恋愛小説(「Trumnovelle」)が原作の「アイズ・ワイド・シャット」(スタンリー・キューブリック監督)、レイ・ブラッドリの短編SF「いかずちの音」が原作の「サウンド・オブ・サンダー」(ピーター・ハイアムズ監督)、ニック・ホーンビィの「ぼくのプレミア・ライフ」を原作にサッカーから野球へ変えた「2番目のキス」(ボビー・ファレリー&ピーター・ファレリー監督)など、 有名作品がずらりと並んでいる。映画が小説を超えることはなかなか難しいようだ。

映画.com ニュース/2008年5月2日




 いいんですかね、ここにキューブリック作品をラインナップして。公開時に酷評された『シャイニング』が今どのような評価をされているか知らない訳でもないでしょうに。アメリカの「エンターテインメント・ウィークリー誌」ですか。しっかりここにスクラップしておきます。


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