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映画版にはないシーンも描かれていて、なかなか興味深い。

 マーベルコミックの伝説的漫画家、ジャック・カービーによる『2001年宇宙の旅』のコミカライズ版。1976年にマーベルコミックより出版されました。

 スタンリー・キューブリックのSF映画『2001年宇宙の旅』をカービーがコミカライズした連載漫画。カービーによる『2001年宇宙の旅』は2種類あり、MARVEL TREASURY SPECIALという誌名の2001: A SPACE ODYSSEYは大版の映画コミカライズ作品であり、そちらは映画に忠実な内容だった。だが、ここで紹介するオンゴーイングの方はそのあとに出されたもので、原作が使われているところはほとんど「モノリスによる進化」という部分のみであり、内容は映画とは異なるカービー独自のものになっている。

 冒頭、原人の迫力ある戦いとモノリスとの遭遇が9ページにもわたって描かれ、直後、宇宙服を着た宇宙飛行士デッカーが宇宙怪物に襲われモノリスに飛び込み、気がつくと地球に戻っているが急激に老化した末モノリスに導かれスターチャイルドとなる。『2001年宇宙の旅』だと思って読むと別物なので驚くが、力の入った描き込みや動きの迫力、独自に構築されたSF展開が楽しめる力作だと思う。特に原人の格闘シーンの力感や宇宙服の硬質感は素晴らしい。このタイトルは最初の数回はすべて別の主人公が最終的にスターチャイルドになるまでを描くパターンで展開するが、その後まったくオリジナルのキャラクターが登場しカービー独自の世界が発展していく。

(引用先:Sleep Walker WEB版/ジャック・カービー


 この記事によると、動画の「Treasury Edition」は『MARVEL TREASURY SPECIAL』に掲載されたバージョンで、映画版に忠実な作品のようです。それとは別に「オンゴーイング」というのがあるらしく、それはジャック・カービー独自のトンデモ展開の様子。それはそれで面白そうなので、ぜひ読んでみたいですね。

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キューブリック絡みでは、『博士…』とプロットが似ていて制作時期も近かったことから、訴訟問題まで発展(キューブリックが訴えた側)した『未知への飛行』はぜひ押さえておいてほしい一編です。良作です。

 核攻撃や核戦争は起こってほしくないこと。でも万が一、万が一起こってしまったら私たちはどうすればいいのでしょう?

 日本は核攻撃を受けた唯一の国ですが、その悲惨な経験を知る人は年々少なくなってきているので、戦争体験談を聞く機会もうんと減りました。今後、核の脅威を知るならば博物館や展示会に行くことになります。しかし、もっと手っ取り早いのが核戦争をテーマに映画ではないでしょうか。

 というわけで、今回は核攻撃を扱った映画9選をお届けします。

 ちなみに、核実験を描いた作品でまず先に頭に浮かぶのはスタンリー・キューブリック監督の『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのをやめて水爆を愛するようになったか』やジョン・デイリー監督の『ミラクル・マイル』かと思いますが、ここではコメディ要素が強く核の恐怖が伝えきれていない作品は除外しています。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:GIZMODO/2017年8月31日




 ん?核実験? 核戦争もしくは核攻撃ですよね・・・と思ったら、また中川真知子さんですか(呆。この方は、映画関係の翻訳記事のライターさんらしいですが、何度も何度何度もミスをしています。一応メジャーなニュースサイトですから校正ぐらいはちゃんとして欲しいものです。

 で、リストアップされた9作品ですが、管理人が観ていないのは『ラスト・カウント・ダウン 大統領の選択』『原子怪獣と裸女』『スレッズ』です。『原子怪獣と裸女』っていう作品があるんですね。しかもコーマン作品(笑、コーマンといえば、昔テレビで『性本能と原爆戦』っていうなんともアレな(原題は『Panic in Year Zero!』とまともなもの。笑)邦題をつけられた核戦争ものの映画を観たことがあるんですが、こっちもなかなかな迷作でした。

 しかし、チョイスされた作品に一貫性があまり感じられません。原文筆者の単なる好みでしょうか? 私ならここにアニメの『風が吹くとき』を入れますね。デヴィッド・ボウイの主題歌がなんとも重く心に響きます。オススメです。
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 スタンリー・キューブリック監督が若かりし日に撮影した写真は、後に彼が世界を驚かせる映画作品のワンシーンを思わせるものでした。詳細は以下から。

 20世紀を代表する映画監督のスタンリー・キューブリックは、13歳の時に初めてのカメラGraflex Pacemakerをプレゼントされます。最初は同級生や先生を撮っていたキューブリックですが、飽き足らずに街に出て写真を撮り始めます。1946年にルーズベルトの死を伝える写真が「Look Magazine」に売れたことから写真家としての活動を開始しました。BUZZAP!では以前、この年に17歳だったキューブリックの撮影したニューヨークの地下鉄の写真についても記事化しています。

 そしてその3年後、20歳を迎えるキューブリックは「Look Magazine」の「Chicago - City of Extremes」という企画でシカゴを訪れ、当時でも360万人の人口を擁し、摩天楼の建ち並ぶ巨大工業都市の様々な日常風景を写真に収めてゆきます。通勤客の行き交う鉄道駅、賑わう株式取引所、学校の生徒たち、黒人の家族、そしてきらびやかなナイトライフ。キューブリックの手に掛かるとそれらはまるで俳優が演技し、物語が始まりそうにも思えます。

(以下リンク先へ:BUZZAP!/2017年8月29日




 キューブリックがルック社在籍時代の1949年1月にシカゴに派遣され、そのときに撮影した写真をスライドショーにした動画(上記)はここでご紹介済みです。この時撮影された写真はフォトエッセイとして記事になり、その冒頭が「アメリカで最も不可解な都市、何もかもが逆に行われる都会、それがシカゴだ」という書き出しで始まっていました。ただ、1949年といえば、キューブリックが初のドキュメンタリー映画『拳闘試合の日』を制作する前年で、かなりカメラマンの仕事に嫌気がさしていた頃だと思われます。「つまらない写真ばかり撮らされた」とは本人の弁ですが、「カメラマン上がり」という映画監督としては異例の経歴が、その後の映画作品の作風に反映されたことは疑いようもない事実です。脚本家上がりは脚本を、演出家上がりは演出を、俳優上がりは演技をもっとも重視する監督になる・・・と決めつけるのは安易すぎるかも知れませんが、キューブリックは撮影を創造の場と捉えて俳優にアドリブを促したり、編集作業を重視する姿勢(スチール写真でもトリミングや写真構成は重要な要素)は、やはりカメラマン上がりならではの発想だと言えるでしょう。

 キューブリックのルック社在籍時代の写真をまとめた写真集『スタンリー・キューブリック ドラマ&影:写真1945-1950』は廉価版のペーパーバックスが出版される予定になっていますが、相変わらず予約受付中のままです。その代わりと言ってはなんですが、amazonのハードカバー版のページでは「なか見!検索」ができるようになっていました。早く廉価版を出してほしいですね。あと、海外では幾度か開催されている、この時代のキューブリックの写真展も、ぜひ日本で実現してほしいものです。


スタンリー・キューブリック ドラマ&影:写真1945‐1950(amazon)



Stanley Kubrick: Drama & Shadows: Photographs 1945-1950 (英語) ペーパーバック(amazon)
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ローカルブックストアである: 福岡 ブックスキューブリック(amazon)


 「ばかなことはおやめなさい」と老舗書店の店長に説得されたという。大井実さん(56)が福岡市で、素人同然ながら本屋を開く準備をしていた頃だ。大型書店チェーンが激戦を繰り広げていた2001年、39歳で同市中央区のけやき通りに約50平方メートルの小さな「ブックスキューブリック」を開店。店名は伝説的な映画「2001年宇宙の旅」の監督、スタンリー・キューブリックから拝借した。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:毎日新聞 東京夕刊/2017年8月29日



 以前からTwitterの検索に引っかかっていたので、名前だけは存じてあげておりましたが、やはり店名はスタンリー・キューブリック由来なんですね。ちなみに福岡には『QUEBRICK(キューブリック)』というライブハウスもあります。

 amanonや電子書籍の隆盛で書店経営の厳しさが伝えられる昨今、「こだわり主義者」の権化たる監督の名を冠する通りに、いつまでも「こだわりの本屋さん」として頑張って欲しいですね。
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家畜人ヤプー〈第1巻〉 (幻冬舎アウトロー文庫) (amazon)


 康芳夫といえば、伝説の興行師だ。モハメド・アリを日本に呼ぶために、イスラム教に入信。アントニオ猪木とアリとの異種格闘技戦ではフィクサーとして暗躍した。ネッシー探検隊の結成、人間かチンパンジーかで世間を騒がせたオリバー君を日本に連れてきたのもこの人。戦後最大の奇書と呼ばれる『家畜人ヤプー』の出版者としても知られる。国際暗黒プロデューサー、虚業家など様々な呼称を持つ康氏だが、中島哲也監督の『渇き。』(14)や熊切和嘉監督の『ディアスポリス DIRTY YELLOW BOYS』(16)などに出演し、新たに“怪優”という肩書きも最近は手に入れている。今年80歳を迎えた康氏が、初の悪役に挑戦した最新出演作『干支天使チアラット』、そして実写映画化の準備が進む『家畜人ヤプー』について大いに語った。

〈中略〉

 何度も噂が流れては消える『家畜人ヤプー』の映画化はどうなっているんでしょうか?

〈中略〉

 スタンリー・キューブリック監督のエージェントからも打診を受けていた時期もありましたが、キューブリックは『アイズ ワイド シャット』(99)を撮って亡くなってしまった。

(全文はリンク先へ:日刊サイゾー/2017年8月27日




 『家畜人ヤプー』といえば、1960〜70年代を席巻した「アングラカルチャー」に多大な影響を与えた小説である・・・というくらいしか知識はありませんし、管理人の世代だと「ああ、戸川純ね」と思う程度ですが、この記事が正しいとすると、キューブリックはこんなマニアックな小説まで読んでいたということになります。「監督のエージェント」がヤン・ハーランだとすると、この件はヤンに確認すればいいのですが、果たしてヤンは知っているどうか。ちなみに『家畜人ヤプー』の英題は『The Domestic Yapoo』ですが、英語圏ではソースは見つけられせんでした。日本語のソースも康芳夫氏のインタビューのみです。

 こういった状況でどこまでこの話を信じるか、ですが、キューブリックにまつわる色んな根も葉もない噂話やデマをさんざん聞かされてきたファンからすれば、簡単に信じるわけにはいきません。「キューブリックのエージェント」を名乗る人物は当時何人もいたことは『アイ・アム・キューブリック!』『ムーン・ウォーカーズ』などの映画のネタになるほどです。それに管理人個人の印象としては、映画化するにはリスクが高すぎるような気がします。いくらハリウッドの映画会社から独立して映画を作っていたとはいえ、その影響力を無視できなかった(『ロリータ』でもさんざん苦労させられた)キューブリックが選ぶストーリーにしては過激すぎる気がします。いずれにしてもキューブリックサイドからの証言がない限り、この話は話半分程度に聞いておくのがベターでしょう。もし、他のソースをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ掲示板に情報をお寄せください。
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