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リサ&ルイーズ・ダニー
ダニー・ロイドとじゃれあうリサ&ルイーズ・バーンズ。

リサ&ルイーズ
『シャイニング』の直前、TVドラマ『KIDS』に出演したリサ&ルイーズ・バーンズ。

 1999年にOAされた『シャイニング』の双子の少女を演じたリサ&ルイーズ・バーンズが出演したTV番組『WHERE ARE THEY NOW(あの人は今どこに)』が、YouTubeにアップされていましたのでご紹介。この動画で貴重なのは、ダニーを演じたダニー・ロイドとじゃれあう写真があること。それにリサ&ルイーズが『シャイニング』直前の1979年に出演したTVシリーズ『KIDS』の映像も貴重です。

 キューブリックは原作小説でグレイディが「8歳と6歳の娘がいる」と語っただけの、幽霊としては登場していない少女たちを登場させ、しかも双子に改変したのですが、そのビジュアルは「恐怖アイコン」として全世界に拡散され、完全に定着してしまいました。この双子の少女のアイデアは、キューブリックとも親交があった写真家ダイアン・アーバス『一卵性双生児 ローゼル ニュージャージー州 1967年(Identical Twins, Roselle, New Jersey, 1967)』がモチーフになったと公開当時から言われていますが、彼女は1971年に自殺してしまいました。その彼女へのオマージュであるというのが定説ですが、キューブリックがこの件に関して言及したことは一度もありません。ですが、制作時期や親交があったことなどを考慮すると、そう考えるのが妥当でしょう。

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『ドクター・スリープ』 日本版予告編

〈前略〉

 ところで予告編には、「REDRUM」の文字や三輪車をこぐダニー、血があふれるエレベーター、不気味な双子など、スタンリー・キューブリック監督の傑作『シャイニング』(1980)で描写されたイメージが登場し、非常に大きな影響を受けているのは明らかだ。本作は、キングの小説の映画化なのか、それともキューブリックの映画の続編なのか? 監督は「製作が発表されてから、一番よく聞かれたのがその質問だよ。これは小説『シャイニング』の続編を忠実に映画化したもの。だけど、同時にキューブリックが『シャイニング』の映画化で確立したシネマティック・ユニバースに存在している。この調整が実は最も大変で、ワクワクする部分だったんだ」と説明する。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:シネマトゥデイ/2019年6月14日




 スティーブン・キングが執筆した小説『ドクター・スリープ』は、小説『シャイニング』の続編であり、キューブリックの『シャイニング』の続編ではありません。ですが、その小説『ドクター・スリープ』を映画化する際、旧作『シャイニング』の映像の流用は、映画会社的には興行収入的観点からして、全く知られていないTVドラマ版『シャイニング』の映像を使う、という選択肢はなかったはずです。やはり予告編で使用されている映像は全てキューブリックが改変したものばかりでした。原作者のスティーブン・キングはキューブリック版『シャイニング』を酷評し、憎んでさえいるのは周知の事実ですが、当のキングはこの事実をどう思うのでしょうか? キング自身がキューブリック版を嫌うのは構わないとしても、その影響力と完成度は認め、今後公式にキューブリック版を批判することは、いいかげん控えてほしいものです。

 ところでこの『ドクター・スリープ』という物語、小説は未読ですがあらすじを読んだだけでも、キングお得意のチープなB級感満載(予告編では壊れた扉のシーンのSEがヒント)のストーリーとなっています。もちろんキングファンは「そこが好き」なのですが、キューブリック版『シャイニング』の印象をひきづって鑑賞するとガッカリするのは必至(『2010年』のように別モノとして楽しめれば御の字)ですので、期待値はあまり上げない方がよろしいのではないかとは思います。
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 まあ、こうなるんじゃないかと思ってはいましいたが・・・。

 ユアン・マクレガーが成長したダニー・トランスを演じる『シャイニング』の続編小説、『ドクター・スリープ』の映画化ですが、キューブリックの『シャイニング』を事あるたびに批判してきた原作者であるスティーブン・キングは、この予告編を観てどう思うのでしょうか?

 もちろん映画会社サイドとしては、有名なキューブリック版『シャイニング』を使いたがるのは当然だとしても、キングには自身が監督したと言ってもいいTVドラマ版『シャイニング』があるのです。そんなにキューブリック版が憎くて嫌いなら、自身の『シャイニング』を使えと言明してもいいはず(そもそもキングがTV版を制作時、映像化の権利を持つキューブリックから許諾を受ける際、「もうこれ以上映画版『シャイニング』の批判をしない」というのが映像化の条件だった)。ですが結果はご覧の通り。はっきり言ってみじめになるだけなので、もういいかげんキングは、キューブリック版『シャイニング』を認めるべきではないでしょうか?
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 現在ロンドンのデザイン・ミュージアムで開催中の『スタンリー・キューブリック展』に合わせて、英国映画協会(BFI)が『キューブリックはどこにでも(Stanley Kubrick is everywhere)』というビデオエッセイを公開していますのでご紹介。

 ここに登場する「Kubrikian(キューブリキアン)」というのは、「キューブリックに影響を受けた人やその作品、製品や建築物、事柄」を指す造語です。この言葉、以前書いたこの記事で初めて知ったのですが、ここ何年か海外記事などで頻繁に目にするようになりました。日本では一点透視図法で撮られた写真を「キューブリック風」とか「キューブリック感」とかのコメントとともにTweetしたりインスタにアップされているのをよく見かけますが、あれがまさに「キューブリキアン」ということになります。

 この「キューブリキアン」という言葉、海外ではすでに完全に定着している印象です。上の動画では『エクス・マキナ』のアレックス・ガーランド、『聖なる鹿殺し』のヨルゴス・ランティモス、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のポール・トーマス・アンダーソン、『メランコリア』のラース・フォン・トリアー、『レディ・プレイヤー1』のスティーブン・スピルバーグ、『ビヨンド・ザ・ブラック・レインボー』のパノス・コスマトス、『インターステラー』のクリストファー・ノーラン、『アンダー・ザ・スキン/種の捕食』のジョナサン・グレイザー、『グランド・ブタペスト・ホテル』のウェス・アンダーソンなどが採り上げられていますが、このブログの「パロディ・インスパイア・リスペクト・トリビュート」のカテゴリーでもご紹介している通り、キューブリックの影響力はすさまじいものがあります。また、それが現在の若い世代に認知され、引き継がれていく様を見るのは嬉しく、また心強いものも感じます。

 もちろんライトに「単純に好き」というファンも多いでしょうけど、とりあえずの認知度を上げるという意味では、これら「キューブリキアン」の存在は大きいでしょう。このブログはそのライトなファンをディープな世界に誘う(堕とす?)一助になれば、という思いもあったりもするのですが(笑、どちらにしても、この「キューブリキアン」という言葉、そのうち日本でも定着するかも知れませんので、使うか使わないかはともかく(個人的にはあんまり・・・という感じですが)、ファンなら知っておくべき言葉だと思います。
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※過激な描写が含まれているので閲覧注意。

ザ・ブルジョワジー/ウィークエンド・アット・バーニー・マック(The Bourgeois - Weekend at Bernie Mac's)

 パンク系ロックバンドのザ・ブルジョワジー(The Bourgeois)が2018年7月にリリースした『Weekend at Bernie Mac's』のMV。過激な描写が多いので閲覧注意ですがコミカルに仕上がっていて、ちょっと面白いです。どこかでみたようなシーンがいくつかありますが、最後の引きのドリーショットもそうでしょう。『シャイニング』成分もちょっとありますね。

 このバンドに関してはアメリカ・オクラホマ州、タルサのバンドであるという以外、まったく情報がないのですが、新曲を聴くとシンプルでソリッドなロックを演っていて、この『Weekend…』の方向性とはまた違うようです。新曲も悪くないですが個人的には『Weekend…』の方が好み。彼らがどこまでメジャーになれるか、注目しておきたいと思います。
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