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DITA-ON-SOFA
ウイーンに燃えて [VHS](amazon)


 1956年に『現金に…』を知ったMGM制作部長ドーア・シャリーが、自社が映画化権持っている小説を見せたところ、ハリスとキューブリックはシュテファン・シュヴァイツの『燃える秘密』を選び、7万5千ドルの予算と40週間の期間で脚本化する契約を結ぶ。しかし、当のシャリーがMGMを解雇されたため、企画自体が消滅した。

 ストーリーは、ヨーロッパのリゾート地で旅行中の幼い子を持つ妻が、男に誘惑されるというもの。この小説自体は、1988年になって、アンドリュー・バーキン監督により『ウィーンに燃えて』の邦題で映画化された。

※未見のため評価なし
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※左が『非情…』右が『裏窓』

 キューブリックの商業映画デビュー作となった『非情の罠』ですが、当時全盛だったヒッチコック先生の影響はモロ。光と影の使い方や、サスペンスの盛り上げ方、サウンドトラックに至るまで、その影響は散見されます。興行的成功を目論んで、ポスターもご覧の通り。

 まあ、ポスターと悪漢ヒロインの顔が全然違うのは突っ込まないであげるとして、当時若干27才のキューブリックの青さっぷり、いいじゃないですか。でもその後、そのヒッチコック先生と同じく、何故かアカデミー賞には振られっぱなしって事になろうとは・・・。憧れた対象が悪かったのか?それとも類が友を呼んだのか??どうなんでしょうか?

 因に、キューブリックはヒッチコックの「映画的手法」は真似たにせよ、「映画に対するスタンス」は対極。会話のウィットやシチュエーションの面白さを重視するのヒッチコックと、淡々とした会話とドキュメンタリー的なクールさが特徴のキューブリック。

 「映画界の下積みから監督へ」と「写真誌のカメラマンからニュース映画を経て監督へ」の違いと言えばそれまでですが。


非情の罠 [DVD](amazon)



裏窓 [DVD](amazon)
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 ベートーベンの歌劇の題名で、無実の罪で投獄された夫を救うため、男装して刑務所に潜入する妻の物語。乱交パーティーに参加するためのパスワードとして用いられたが、そのまま解釈すると、アリスがビルを助けるために、このパーティーに潜入していた、という暗喩とも考えられる。尚、元の脚本ではパスワードは「Fidelio Rainbow」となっている。
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 『博士…』でトチ狂ってソ連に核攻撃を命じてしまう、空軍基地の司令官。葉巻をくわえたままで「自分の精力の衰えは、水道水にフッ素を混入しているソ連の謀略だ」とする主張を、饒舌に、そして雄弁に語るその姿は完全にイッてます。「ジャック・リッパー」との役名は、19世紀のロンドンを震撼させた猟奇的殺人鬼「切り裂きジャック」から。マイケル・ベイ監督の『ザ・ロック』でネタにされている。
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 ネットは今や動画が当たり前となり、こんな貴重な映像が手軽に観られるようになったのは、大変喜ばしい事ではあるのだが、著作権的には限りなくクロに近いグレーなので心情的にはちょっと微妙。まあ、その是非はともかく、観れるものなら観たいのがファンというもの。アップした方に感謝しつつ、堪能させて頂きました。

 内容は、ニューメキシコ州のフレッド・スタットミュラー牧師が、軽飛行機に乗って教区を飛び回る活躍をレポートしたもので、当時、映画館で流れていたニュースフイルムとして一般的な作り。キューブリックが監督したものでなければ、今となっては全く価値のないフィルムだっただろう。後に飛行機嫌いになるキューブリックだが、'51年当時はまだ飛行機に夢中で、恐らく牧師の飛行機に同乗してカメラを回したのではないだろうか。

 短いフィルムだが、キューブリックらしさを感じるシークエンスはある。まず、子供が病気になるという緊急事態での離陸で、操縦する牧師の横顔にスロットルを操作する映像がインサートされるシーン。こういう編集はキューブリックの得意とする所で、その場の緊張感がよく表現されている。

 また、ラストシーンの、救急車の中から親子の目線で離れて行く牧師を撮影し、それにエンドマークをかぶせるというセンス。通常なら牧師と飛行機を手前に配し、その奥に向かって救急車が走り去り、牧師が親子の無事を願って見送る・・・とする所を、あえて母親の目線で撮影する事によって、より牧師のヒーロー像を強調している。まあ、キューブリックが単にあまのじゃくなだけかも知れないが。

 全般的にはヤラセ感ありありで時代を感じさせるものではあるが、大変貴重なフィルムなのは間違いない。ニーズはあると思うので、然るべき所が、然るべき手順で、然るべきメディアで発売して欲しい。もちろん、残りの未公開フィルム『拳闘試合の日』、『海の旅人たち』、『恐怖と欲望』も併せてお願いしたい。
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