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 『2001年…』に登場した謎の石版。 奥行・横・縦の比率が1対4対9で、最初の整数(1・2・3)のそれぞれ二乗になっている。クラークの小説版によると、地球のモノリスは「進化を促す教育装置」、月面の物は「掘り出された時に自動的に電波を発信する警報装置」、木星の物は「遥か彼方、銀河系の違う場所に運ぶ為の運搬装置」とそれぞれ説明しているが、キューブリックはそういった直線的で明解な説明的描写は避け、「地球外知的生命体を象徴させる物体」、もしくは「神の化身」といった抽象的な扱いになっている。尚、月面のモノリスは「TMA-1」、木星のモノリスは「ビック・ブラザー」と呼ばれた。

 撮影に使われたモノリスは木製で、それに黒鉛を混ぜた塗料を何度も重ね塗りし、丁寧に磨きをかけたものだそうだ。
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vivian-kubrick
Vivian Kubrick (IMDb)
アビゲイル・ミード(MOVIE-FAN)

 キューブリックの三人姉妹の末娘。『2001年…』のテレビ電話の女の子として有名だが、彼女の名前は配役表には載っていない。「大きくなった時、いつまでも私の側にいるのは良くないから」というのがその理由。でもその後しっかりキューブリックに重用されている。成長した彼女は『バリー…』で食事シーンのエキストラとして出演。『シャイニング』ではキューブリックから誕生日に贈られたビデオカメラを使ってメイキング風景を撮影し、その映像がイギリスでTVスペシャルとして放映された。また、ボールルームパーティーの幽霊のエキストラでも出演している。『フルメタル…』では、アビゲイル・ミードの名で音楽を担当。女性カメラマンの役で出演した。

 1960年8月5日カリフォルニア州ロサンゼルス出身。
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マイケル・ハー
Michael Herr (IMDb)

マイケル・ハー(MOVIE-FAN)

 『フルメタル…』でキューブリックと共同で脚本を書いた作家・脚本家。『地獄の黙示録』('79)、『レインメイカー』('97)でもナレーションの脚本を担当している。代表作は『ディスパッチイズ』で、キューブリックはこの小説を気に入ってハーに脚本を依頼した。
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 イギリスの3ピース・ロックバンド、ミューズの3rdアルバム『アブソリューション』からのシングルカット曲。

 このバンド、パンク・ハードロック・ヘビメタ・グランジなどにある攻撃性と叙情性をベースに、歌い上げもできるファルセットボイス、クラシックフレーバーやイギリスのバンドらしいちょっとヒネったポップセンス、それにサイケデリック風味までと、クイーン、ブラックサバス、ELO、ストラングラーズ、U2、レディオヘッド、ニルヴァーナなど、過去のロックのおいしいとこ取りをしつつ、自分達独自のサウンドにまとめている点では才能豊かなグループ。でも結局それ以上でもないところが最大の弱点でしょう。

 で、このプロモ。メンバーの趣味なのか監督の趣味なのかは不明だけど、歌詞つながりで『博士…』を引用したのでしょう。ウォールームを結構忠実に再現している点は嬉しい限り。こうして新しく撮り直した映像で観ると、いかに『博士…』のプロダクト・デザインが洗練され、画的美しさに溢れていたかが確認できます。ローアングルの多用や画面が広角気味なのも当然意識してますね。
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※『ツァラトゥストラ…』のフルバージョン。但し映画で使用された音源ではない。

 リヒャルト・シュトラウス作曲の『2001年…』の事実上のテーマ曲。オープニングや進化のシークエンスには必ずかかっている。『ツァラトゥストラはかく語りき』とは、ニーチェの「超人思想」を記した著作ことで、その作品にインスパイアされたシュトラウスが、人類の前に姿を現した超人をイメージして作曲したとされている。

 何故かエンドロールではノークレジットだったこの曲、公開当時のMGM版のサントラでは、カール・ベーム指揮を収録していたので、当然映画もベーム指揮だと思われていたが、実はカラヤン指揮のウィーンフィル演奏盤だった事が判明。では、何故サントラでは映画で使用されていないベーム盤を収録したのか?レーベルの関係でやむを得ず、という事だったのか?

 「映画ではカラヤン盤を使用したにもかかわらず、サントラではレーベルの問題でベーム盤を収録したため、クレジットを載せる事ができなかった。しかし、ターナー版再発時(1996年)にはレーベルの問題はなくなり、カラヤン盤を収録した」という経緯が推測できるが、事実は不明だ。

 上記はそのフルバージョン。これだけオープニングが有名な曲なのにフルで聴いた事がある人は少ないのでは?是非この機会にフルで聴いて欲しい。まちがいなく名曲なのだから。

2013年9月25日追記:wikiによると以下の事情があったとの記述あり。

 なお、(1)メインタイトル、(2)「人類の夜明け」、(3)ラストと合計3回使われている《ツァラトゥストラはかく語りき》の演奏はヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ウィーン・フィルのデッカ録音だが、デッカ(1968年当時は日本国内ではロンドン・レーベル)が演奏者名を出さないことを許諾の条件としたので、映画のエンド・クレジットでは曲名しか表示されていない。


R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはこう語った」「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」(amazon)


※映画に実際に使用された『ツァラトゥストラ…』が収録されたCD。上記の他にも1959年録音のカラヤン指揮、演奏ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による同じ音源がCD化されている。
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