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 残虐すぎるホラーも、神の冒涜とされたコメディーも。

 公序良俗や宗教などのタブーに触れ、問題作として公開禁止や延期になった映画作品というのはこれまでいくつもあるかと思います。しかし時代が変われば常識も変わり、今ではカルト作品としてマニアックな人気を誇る映画に成長を遂げたものも多くあるのです。

 今回は、io9がまとめた公開当時は大問題になった映画10作品を見てみましょう。モノによっては閲覧注意でどうぞ。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:GIZMODE/2017年5月6日




 『時計…』をカルト映画と言われるのはとっても違和感があるんですが。しかもギズモードさん、『時計仕掛けのオレンジ』(1975年)って間違ってます。正しくは『時計じかけのオレンジ』(1971年)ですね。元記事もそうなってます。しかも貼られている予告編がオフィシャルでもなんでもないし。オフィシャルは上記をどうぞ。

 「カルト映画」というのは「熱狂的ファンによる小グループによって支持される映画のこと」とwikiにもありますが、このざっくりとした定義でさえ『時計…』は当てはまりません。『時計…』は世界中にファンのいる、世界的に超有名監督が製作した、世界的に超有名な作品です。ここに並べられている作品と同列に語るのは無理があります。そりゃハリウッドのデート映画かピクサーやディズニーアニメしか知らない人にとってはキューブリック作品はマイナーかもしれませんが、少なくとも「映画ファン」を名乗るなら絶対避けては通れない監督であり作品でしょう。「カルト映画」とは、さらにその先にある「映画マニアの一部の好事家が、他人と趣味を共有することなく密かに嗜好する映画」です。マニアがニヤニヤしながらも多くを語らず、「ほう、なるほどねぇ。そういう趣味の人かぁ」と小さくうなづくだけで会話が成立する映画のことです。

 ちなみに飲み会かなんかで「オレは『ピンク・フラミンゴ』や『キラー・コンドーム』や『キラー・トマト』、『バッドテイスト』なんかを映画館で観てたんだよね」とボソッと語ったとして、それに「『ロード・オブ・ザ・リング』はありえないよね」と応えるのが最低限のカルト映画ファンの礼儀でしょう。「こんなキモい会話なんてしたくねえ!」と思った方は正常な映画ファンです。キューブリック作品を堂々と楽しみましょう。こっち方面への深入りはオススメしないですよ。管理人はギリギリのところで踏みとどまっています。いやホントに(笑。
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 奥行き方向の線が全て消失点という一点に収束するように放射状になっている構図「一点透視図法」など、スタンリー・キューブリック作品の中にはさまざまな撮影手法が取り入れられています。その中で、あまり語られることない「プラクティカル・ライティング」についてキューブリックが残した功績を、YouTubeチャンネルのEntertain The Elkが解説しています。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:Gigazine/2017年4月29日




 この記事にある「プラクティカル・ライティング」ですが、プラクティカルとは「実用的・実践的」という意味です。ただ「実用的照明」と直訳してしまうとピンと来ないと思ったので、私判断ですが噛み砕いた表現としてこれを「現実的照明」と訳し、以前こちらで記事にしました。Gigazineの記事ではこの「プラクティカル・ライティング」の定義を「光源が映像の中に視覚的に現れている状態」と説明していますが、端的に言えば「ロケであれ、セットであれ、そこに現実にある照明(自然光を含む)をそのまま利用する撮影方法」という意味です。

 キューブリックは旧来ハリウッド映画で行われてきた三点照明を否定していました。キューブリックは報道(ドキュメンタリー)カメラマン出身という特異な経歴を持つ映画監督です。報道カメラマンはスタジオ撮影が主なファッションカメラマンとは違い、報道現場が撮影現場です。当然照明は「今現在そこにあるもの」しか存在しません。フラッシュを使う方法もありますが、キューブリックはフラッシュ撮影に伴う「不自然な写真」を好まず、フラッシュを使うにしてもそれを感じさせない自然な使い方(現在はバウンスライトとして一般化している)を得意としていました。そのキューブリックが映画監督になり、不自然な照明がテカテカと当たりまくる三点照明を好まなかったのは当然と言えます。また、それを強要された『スパルタカス』(不自然な三点照明が頻出する)がいかにキューブリックの意図に反するものかもよく理解できるかと思います。

 ただ、注意して欲しいのはいくら「光源が映像の中に視覚的に現れている状態」とは言っても、それだけでは実際の撮影時には限界がきてしまいます。自然光だけを使っていれば撮影中に天候や陽の傾きによって色調が変わってしまいますし、ロウソクの光だけではフィルムが感光するだけの十分な光量を得られません。そこでキューブリックは現実そこにある光源を補う形で照明を使用しました。『バリー…』のロウソクのシーンでは気づかれない程度に人工照明を使っていますし、セットでもセットの光源以外に様々な照明をフレームの外から使っています。その一例が下記の動画『Making The Shining』のワンシーンです。14:05のシーンではカメラマンの胸に裸電球を置き、その上に光を和らげるレフ板をかざしています。これは真下から撮ると逆光になってしまい、ニコルソンの顔が暗く潰れて見えなくなってしまうのを防ぐためで、不自然さを感じさせない、ほんの僅かな光をニコルソンの顔に当て、ニコルソンの「顔芸」を撮影しています。このようにキューブリックは、現実そこにある照明をそのまま「利用」(それだけを「使用」したわけではない)した撮影方法を貫き、それは現在のハリウッドでは一般化しました。それを促進させたのがキューブリックの大きな功績の一つと言えるでしょう。




 以上のことが理解できればGigazineの言う「光源が映像の中に視覚的に現れている状態」という説明に違和感があるのが理解できるかと思います。Gigazineの説明を補足すれば「光源が映像の中に視覚的に現れている状態に見えるよう、見えない位置で補助照明を巧みに使う」というのが正しい説明です。因みに日本の現場では「光源主義」という言葉が使われているそうです(ソースはこちら)。「プラクティカル・ライティング」も「現実的照明」も「光源主義」も同じ意味です。ただ「光源が映像の中に視覚的に現れている状態」という説明が舌足らずであるのは理解していただけるかと思います。

 キューブリックは照明を巧みに操って「作品の独特の世界観」をプラクティカル・ライティングで「リアルに映し撮り」ました。そういった観点からキューブリック作品を楽しむのも一興かと思います。ぜひお試しあれ。
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 『時計…』で、アレックスの部屋にあった近未来的ターンテーブル(レコードプレーヤー)です。ラストの病室のシーンで、キャスターに乗っていたのもこれになります。『時計…』は予算が厳しかったせいか、極力ロケや既存の商品に頼って撮影されていますが、このターンテーブルも実際に商品として販売されていたものです。メーカーはデヴィッド・ギャモンが設立したトランススクリプト社で、この「トランススクリプト・ハイドロリック・リファレンス・ターンテーブル」は1964年に発売されたものです。

 メーカーのHPによると、1969年にボアハムウッドにあった工場にキューブリックがやってきて、最新のプロジェクトの為にこのターンテーブルを購入できないか訊ねたそうです。そしてデイヴィッドはキューブリックにこの「ハイドロリック・リファレンス・ターンテーブル」を譲ったのだそう。

 「ハイドロリック・リファレンス・ターンテーブル」は劇中では使用させず、代わりに使われたのがミニカセット(マイクロカセットではない。ミニカセットはフィリップ社の規格、マイクロカセットはオリンパスの規格)でした。キューブリックはアナログレコードの後はカセット、しかもミニカセットが普及すると考えていたんですね。しかしこのサイズのテープスピードではオーディオ用としてははあまりにも音質が悪く、普及したのは主にメモ録音用や留守番電話のメッセージ録音用などでした。劇中のようにオーディオ用ミニカセットが発売された事実はなく、第九やリゲティのカセットテープや、セットされたカセットデッキは全て小道具として創作されたものです。しかし世界にはマニアはいるもので、完全再現したレプリカを製作した方がいらっしゃいます。因みに音源はCD化されているので入手は容易です。

 ところでこのターンテーブル、eBayなどでは20〜30万円で入手できます。オーディオマニアなら手が出せない金額ではなさそう。音質云々は日本語での情報がないのでわかりませんが、日本のオーディオマニアにはあまり評価されていないんでしょうか? プロダクトデザインとしての評価がこの値段なら、ちょっと手を出しにくいかも知れないですね。
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 小説の英語版『時計じかけのオレンジ』の巻末に掲載されていた「ナッドサット言葉辞典」を和訳したものに、映画版で使用された言葉を「※」で追加しました。オレンジ色の言葉が映画版で使用されたものです。表記は「原語(日本語表記)|英語での意味(その和訳)」です。言語のルーツは省略しましたが知りたい方は出典を参照ください。間違いなどありましたら掲示板でご指摘ください。その際は「誠に恐縮アピ・ポリ・ロジー」。



Appypolly loggy(アピ・ポリ・ロジー)|Apology(お詫び)



Baboochka(バブーチカ)|Old woman(老女)
Baddiwad(バッディワッド)|Bad(悪い)
Banda(バンダ)|Band(ギャング)
Bezoomy(ビズムニー)|Mad(狂った)
Biblio(ビブロ)|Library(図書館)
Bitva(ビトバ)|Battle(戦い)
Bog(ボッグ)|God(神様)
Bolnoy(ボルノイ)|Sick(病気)
Bolshy(ボルシャイ)|Big(でかい)
Bratchny(ブラッチニー)|Bastard(クソ野郎)
Bratty(ブラッティ)|Brother(兄弟・友達)
Britva(ブリトバ)|Razor(カミソリ)
Brooko(ブロッコ)|Belly(腹)
Brosay(ブロショイ)|Throw(投げる)
Bugatty(ブガティ)|Rich(豊かな)



Cal(カル)|Shit(クソ)
Cancer(ガン)|Cigarette(タバコ)
Cantora(キャントラ)|Office(事務所)
Carman(カーマン)|Pocket(ポケット)
Chai(チャイ)|Tea(紅茶)
Charlie(チャーリー)|Chaplain(牧師)
Chasha(チャシャ)|Cup(カップ)
Chasso(チャソー)|Guard(守る)
Cheena(チーナ)|Woman(女)
Cheest(チェースト)|Wash(洗う)
Chelloveck(チェロベック)|Fellow(男・人)
Chepooka(チープカ)|Nonsense(ナンセンス)
Choodessny(チューデセニー)|Wonderful(素晴らしい)
Chumble(チャンブル)|Mumble(モグモグ言う)
Clop(クロップ)|Knock(ノック)
Cluve(クルーブ)|Beak(くちばし)
Collocol(コロコル)|Bell(ベル)
Crark(クラーク)|Yowl(啼き声)
Crast(クラスト)|Steal(盗み)
Creech(クリーチ)|Scream(悲鳴)
Cutter(カッター)|Money(小銭)



Dad(ダッド)|パパ※
Dama(ダーマ)|Lady(女性)
Ded(デッド)|Old Man(老人)
Deng(デング)|Money(お金)
Devotchka(デボチカ)|Girl(女の子)
Dobby(ドッディ)|Good(良い)
Domy(ドーミー)|House(家)
Doobidoob(ドゥービードゥー)| 分かった※
Dook(ドーク)|Ghost(幽霊)
Dook(ドゥーク)|常識※
Dorogoy(ドロブイ)|Valuable(価値のある)
Drat(ドラト)|Fight(喧嘩)
Drencrom(ドレンクロム)|A drug(麻薬の一種)
Droog(ドルーグ)|Friend(仲間)
Droogy(ドルーギー)|(仲間たち)※
Dva(ドヴァ)|Two(2)



Eegra(イーグラ)|Game(ゲーム)
Eemya(イーマ)|Name(名前)
Eggiweg(エッギィウェッグ)|Egg(卵)
Em(エム)|Mum(ママ)



Fagged(ファゲッド)|Tired(つまらない)
Filly(フィリー)|Play(弄ぶ)
Firegold(ファイヤゴールド)|A particular drink(麻薬の一種)
Forella(フォレラ)|Trout(クソババア)



Gazetta(ギャゼッタ)|Newspaper(新聞)
Glazz(グラズ)|Eye(目)
Glazzy(グラジー)|Eyes(両目)※
Gloopy(グルーピー)|Stupid(バカ)
Godman(ゴッドマン)|Priest(聖職者)
Golly(ゴリー)|Unit of Money(お金の単位)
Goloss(ゴロス)|Voice(声)
Goober(グーバー)|Lip(唇)
Gooly(ゴーリー)|To Walk(歩く)
Gorlo(ゴルロー)|Throat(喉)
Govoreet(グブリ)|To speak(話す)
Grazhny(グラジニー)|Dirty(汚い)
Grazzy(グラジー)|Soiled(汚れる)
Gromky(グロムキー)|Loud(うるさい)
Groody(グルーディ)|Breast(胸)
Gruppa(グルッパ)|Group (グループ)
Guff(ガフ)|Laugh(笑う)
Gulliver(ガリバー)|Head(頭)
Guttiwuts(ガディワッツ)|Guts(内臓)



Hen-korm(ヘン・コーン)|Chickenfeed(はした金)
Hi,hi,hi,there(ハイハイハイゼア)|やあみんな※
Horn(ホーン)|To Cry Out(大声で叫ぶ)
Horrorshow(ホラーショー)|Good, well(素晴らしい)
Hound-and-Horny corny (ハウンド・アンド・ホーニーコーニー)|corny(陳腐)



In-out-in-out(インアウト・インアウト)|Sex(セックス)
Interessovat(インタレソバット)|To interest(興味を持つ)
Itty(イッティ)|To go(行く)



Jammiwam(ジャミワム)|Jam(ジャム)
Jeezny(ジーズニー)|Life(人生)



Kartoffel(カートフェル)|Potatoes(ジャガイモ)
Keeshkas(キーシュカ)|Guts(内臓)
Kleb(クレブ)|Bread(パン)
Klootch(クルーチ)|Key(鍵)
Knifey moloko(ナイフィー・モロコ)|麻薬入り牛乳※
Knopka(ノプカ)|Button(ボタン)
Kopat(コパト)|To Dig(掘る)
Koshka(コシュカ)|Cat(猫)
Kot(コット)|Tomcat(オス猫)
Krovvy(クルービー)|Blood(血)
Kupet(クーペット)|To Buy(買う)



Lapa(ラパ)|Paw(前足)
Lewdies (リューディ)|People(人々)
Lighter(ライター)|Crone(複製)
Litso(リッツォ)|Face(顔)
Lomtick(ロムチック)| Slice(スライス)
Loveted(ラブテッド)|Caught(捕えられた)
Lubbilubbing(ラブラビング)|Making love(性行為)
Luscious Glory(ラシャス グローリー)|Hair(髪)



Malchick(マルチョック)|Boy(少年)
Malenky(マレンキー)|Little(ちょっと)
Maskies(マスキー)| マスク※
Maslo(マスロ)|Butter (バター)
Merzky(メルズキー)|Filthy(不潔な)
Messel(メッセル)|Thought(考え)
Mesto(メスト)|Place(場所)
Millicent(ミリセント)|Policeman(警察官)
Minoota(ミノータ)|Minute(分)
Milk plus(ミルク・プラス)| 麻薬入り牛乳※
Molodoy(モロドイ)|Young(若い)
Moloko(モロコ)|Milk(牛乳)
Moloko plus(モロコ・プラス)|麻薬入り牛乳※
Moodge(ムージ)|Man(人)
Morder(モルダー)|Snout(鼻)
Mounch(マンチー)|Snack(軽食)
Mounch-wunching(マンチー・ウンチング)|軽食を食べている※
Mozg(モズグ)|Brain(脳)
Mum(マム)|ママ※



Nachinat(ナッチナット)|To Begin(始める)
Nadmenny(ナッドメニー)|Arrogant(尊大な)
Nadsat(ナッドサット)|Teenage(10代)
Nagoy(ナゴイ)|Naked(裸)
Naughty,Naughty,Naughty!(ノーチーノーチーノーチー!)|いけないンだ!※
Nazz(ナズ)|Fool(馬鹿)
Neezhnies(ニーズニー)|Underpants(下着)
Nochy(ノチー)|Night(夜)
Noga(ノガ)|Foot(足)
Nozh(ノズ)|Knife(ナイフ)
Nuking (scent) Smelling (of perfume)(ナキング・スメリング)|to smell, take a whiff(匂いを嗅ぐ)



Oddy-knocky(オッディ・ノッキー)|Lonesome(一人ぼっち)
Odin(オディン)|One(1)
Okno(オクノ)|Window(窓)
Oobivat(ウービバット)|To Kill(殺す)
Ookadeet(ウーカビート)|To leave(去る)
Ooko(ウーコ)|Ear(耳)
Oomny(オムニ)|Clever(賢い)
Oozhassny(ウザースニー)|Terrible(ひどい)
Oozy(ウージー)|Chain(鎖)
Orange(オレンジ)|Man(男)
Osoosh(ウースシュ)|To Dry(乾かす)
Otchkies(オチキー)|Eyeglasses(眼鏡)



Pan-handle(パンハンドル)|Erection(勃起)
Pee(ピー)|Father(パパ)
Pee and Em(ピーアンドエム)|両親※
Peet(ピート)|To Drink(飲む)
Pishcha(ピスチャ)|Food(食べ物)
Platch(プラッチ)|To Cry(泣く)
Platties(プラティ)|Clothes(服)
Plenny(プレニー)|Prisoner(囚人)
Plesk(プレスク)|Splash(跳ねる)
Pletcho(プレチョー)|Shoulder(肩)
Plott(プロット)|Flesh(肉体)
Podooshka(ポドーシュカ)|Pillow(枕)
Pol(ポル)|Sex(セックス)
Polezny(ポレズニー)|Useful(役に立つ)
Polyclef(ポリークレフ)|Skeleton key(合鍵)
Pony(ポニー)|To understand(理解する)
Poogly(プーガリ)|Scared (怯えた)
Pooshka(プーシカ)|Gun (銃)
Pop-disk(ポップディスク)|Pop-music disc(ポップレコード)
Prestoopnik(プレストゥプニク)|Criminal(犯罪者)
Pretty Polly(プレティ・ポリー)|Money(大金)
Privodeet(プリヴォディート)|To lead somewhere(どこかに導く)
Prod(プロッド)|To produce(生じる)
Ptitsa(プティッツァ)|Girl(女)
Pyahnitsa(ピャニトサ)|Drunk(酔う)



Rabbit(ラビット)|Work(仕事)
Radosty(ラドシー)|Joy(喜び)
Raskazz(ラスカズ)|Story(物語)
Rasoodock(ラズードックス)|Mind(思案中)
Raz(ラズ)|Time(時間)
Razdrez (ラズドラズ)|Upset(動揺)
Razrez(ラズレズ)|To Rip(破る)
Rooker(ルッカー)|Hand(手)
Right,right(ライト・ライト)|OK※
Rookerfull(ルッカフル)| 雀の涙※
Rot(ロット)|Mouth(口)
Rozz(ロズ)|Policeman(刑事)



Sabog(サボグ)|Shoe(靴)
Sakar(サカール)|Sugar(砂糖)
Sammy(サミー)|Generous(寛容な)
Sarky(サーキー)|Sarcastic(皮肉な)
Scoteena(スコチーナ)|Cow(獣のようなメス牛)
Shaika(シャイカ)|Gang(ギャング)
Sharp(シャープ)|Female(女性)
Sharries(シャーリーズ)|Balls(ボール)
Shest(シェスト)|Pole(ポール)
Shilarny(シラルニー)|Concern(心配)
Shive(シーブ)|Slice, cut(薄く切る)
Shiyah(シーヤー)|Neck(首)
Shlaga(シュラガ)|Club(クラブ)
Shlapa(シュラパ)|Hat(帽子)
Shlem(シュレム)|Helmet(ヘルメット)
Shoom(シューム)|Noise(騒音)
Shoot(シュート)|Fool (馬鹿)
Sinny(シニー)|Movies, film(映画)
Skazat(スカザット)|To say(言う)
Skolliwoll(スコリウォル)|School(学校)
Skorry(スコリー)|Quick, quickly(早く)
Skriking(スクリキング)|Scratching(引っ掻く)
Skvat(スクバット)|To Grab(つかむ)
Sladky(スラブキー)|Sweet(甘い)
Sloochat(スルーチャット)|To happen(起こる)
Slooshy,Slooshied(スルージー、スルーシュ)|To listen, hear(調べ・聴く)
Slovo(スロボ)|Word(言葉)
Smeck(スメック)|Laugh(笑い)
Smot(スモット)|To look(見る)
Sneety(スニーティ)|Dream(夢)
Snoutie(スヌーティ)|Tobacco, snuff(嗅ぎタバコ)
Snuff It(スナッフ イット)|To Die(ぶっ裂く・死にたい)
Sobirat(ソビラット)|To Pick Up(拾う)
Sod(ソド)|Bastard、Sodomite(アナル野郎)
Sodding(ソッディング)|Fucking、Sodomy(クソッタレ)
Soomka(スームカ)|Bag(醜い)
Soviet(ソビエト)|Advice, order(アドバイス、命令)
Spat, Spatchka(スパット、スパチカ)|Sleep(睡眠)
Spoogy(スプーギー)|Terrified(おびえる)
Staja(スタージャ)|State Jail(刑務所)
Starry(スタリー)|Old, ancient(古い)
Steakywakes(ステーキウェイクス)|ステーキ※
Strack(ストラック)|Horror(恐怖)
Synthmesc(シンスメスク)|A particular drug(麻薬の一種)



Tally(トーリー)|Waist(腰)
Tashtook(タッシュトゥック)|Handkerchief(ハンカチ)
Tass(タス)|Cup (カップ)
Tolchock(トルチョック)|To hit(殴る)
Toofles(トーフル)|Slippers(スリッパ)
Tree(ツリー)|Three(3)


Ultra-violence(アルトラバイオレンス)|超暴力※



Vareet(ヴァリート)|To cook up(料理する)
Vaysay(ヴァイセイ)|Washroom, toilet(トイレ)
Veck(ベック)|Guy(男)
Vellocet(ベロセット)|A particular drug(麻薬の一種)
Veshch(ベスチ)|Thing(もの)
Viddy(ビディー)|To see(見る)
Voloss(ボロス)|Hair(髪)
Von (ボン)|Smell (におい)
Vonny(ボニー)|くさい※
Vred(ヴレッド)|To Harm(危害を加える)



Warble(ウォーブル)|Song(歌)
Well,well,well(ウェルウェルウェル)|あれあれあれ※
Welly,welly,welly,welly,welly,welly,well!(ウェリーウェリーウェリーウェリーウェリーウェリーウェル!)|これはこれは!※
Wunching(ウンチング)|食べる※



Yahma(ヤーマ)|Hole(穴)
Yahoody(ヤホーディ)|Jew(ユダヤ人)
Yahzick(ヤジック)|Tongue(舌)
Yarbles(ヤーブル)|Balls, testicles(睾丸)
Yarblockos(ヤーブロッコ)|睾丸野郎※
Yeckate(イェッケト)|To Drive(運転)
Yes?(イエース)|あン?※



Zammechat(ザメチャット)|Remarkable(驚くべき)
Zasnoot(ザスノート)|To Sleep(眠る)
Zheena(ジーナ)|Wife(妻)
Zoobies(ズービー)|Teeth(歯)
Zvonock(ズボノック)|Doorbell(ドアベル)
Zvook(ズブーク)|Sound(響き)

(出典:Nadsat Dictionary Reprinted from the novel "A Clockwork Orange"

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loop
※『ロリータ』のオープニングで配給会社のMGMの次にクレジットされている『セブン・アーツ・プロダクションズ』

 『ロリータ』の製作資金100万ドルを提供した映画制作会社。1957年にレイ・スタークとエリオット・ハイマンが創業した。

 創業者エリオット・ハイマンとキューブリックのパートナー、ジェームズ・B・ハリスは子供の頃の同級生の父親という間柄で、旧知の仲だった。『ロリータ』の製作資金捻出に苦労していたキューブリックとハリスはエリオットを頼り、エリオットは「それだけでいいのか。100万で。決まりだ」と言ってあっという間に出資が決定した。その後、予算を175万ドルに増額している。

 その後セブン・アーツは1967年にワーナー・ブラザースを買収。「ワーナー・ブラザース=セヴン・アーツ」となるが、1969年にはキニー・ナショナル・カンパニーに買収され「ワーナー・ブラザース」に名称を戻して復活した。エリオット・ハイマンはこの年に退社、個人投資家へと転身した。『ロリータ』に『フランケンシュタインの逆襲』が登場したのは、ハマー・フィルム・プロダクションに『フランケン…』の製作資金を提供したのがセブン・アーツだったためだと思われる。

 因みにここによると『ロリータ』の総製作費は200万ドル(別ソースでは190万から225万)なので、残りの約25万ドルはキューブリックとハリスでかき集めたことになる。その中には『現金…』の権利(7万5千ドル)も含まれていた。尚、同社は次作『博士…』にも資金提供している。
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